そしてミランダを殺す

2018年2月23日発売の『そしてミランダを殺す』(ピーター・スワンソン著、務台夏子訳)が2018年必読の傑作ミステリとしてご好評いただき、売上急上昇中です! おかげさまで続々重版しております!

さまざまな媒体に掲載された本書の書評や解説の一部をご紹介させていただきます。読書のきっかけになれば幸いです。
みなさま、ほんとうにありがとうございました!!

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■池上冬樹先生
三部構成で、それぞれの終盤に意外な出来事を用意して驚きの展開をなしとげる。おお! そうくるか! と誰もが昂奮するだろう。
これは出色の犯罪小説。読むべし!
(「週刊文春」2018年3月22日号)

■池澤春菜先生
殺すものと殺されるもの、追うものと追われるもの、4人の男女のモノローグで進められる物語は何度も裏返り、思いも寄らない展開へ。悪女リリーが最高に魅力的
(「朝日新聞」2018年3月4日)(18-2148)

■上原隆先生
第一部を読み終えた時点で、私は本書を手放せなくなった。電車の中はもちろん、風呂でも、食事中でも、ベッドの中でも…、一気に読み進んだ。
(「産経新聞」2018年3月17日)

■大矢博子先生
はたして首尾よくミランダを殺せるのかとドキドキし始めたとき、突然の思いがけない展開に心底驚いた。えっ、そっちから来るのか!
そこからはもう、止まらない止まらない。仕掛けもドラマもサプライズも一級品。いやもう、マジ必読っすよ
(「ミステリマガジン」2018年5月号、Twitter)

■杉江松恋先生
第二部を読み始めた瞬間に、ええええっ、と声を上げてしまう小説に何か上手い名前をつけられないものか。
と、『そしてミランダを殺す』を読みながら思った。もちろん、ええええっ、と言ってしまったからである。
(「WEB本の雑誌」【今週はこれを読め! ミステリー編】2018年3月9日)

■千街晶之先生
事態は二転三転どころか四転五転六転七転、凄まじいツイストの連続に読者は振り回されっぱなし状態となるのだ。
(「小説すばる」2018年5月号)

■川出正樹先生
想定外の展開に思わず本を落としそうになった。なんなんだ、この話は! しかも、それだけで終わらないのだよ。いやこれ以上は書けません。出来るだけ予備知識を入れずに読むことをお薦めします。2018年の目玉となるだろう逸品。とにかく先が気になって一気に読み通してしまいました。
(「翻訳ミステリー大賞シンジケート 書評七福神の二月度ベスト!」2018年3月15日、Twitter)

■三橋曉先生
自分なりのスタイルで犯罪小説というジャンルをまるごと前に進めようとする逞しさがある。
二十一世紀の犯罪小説とでも呼びたくなる新鮮さの所以だろう。
(『そしてミランダを殺す』解説より)

■吉野仁先生
今年最初の大収穫として挙げたい傑作。
本作は情報をあまり入れずに無心で読みすすめたほうがより楽しめるに違いない。海外サスペンス好きなら文句なしにお勧め。
(「翻訳ミステリー大賞シンジケート 書評七福神の二月度ベスト!」2018年3月15日)

(著者名五十音順)

(2018年5月9日)



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