悪を知る刑事だけが、悪人を狩れる。
『邂逅――シドニー州都警察殺人捜査課』で衝撃の登場を果たした刑事フランクとエデンが帰ってきました! オーストラリア推理作家協会賞受賞の『楽園――シドニー州都警察殺人捜査課』をご紹介いたします。
■あらすじ
3人の若い女性の失踪事件を調べるシドニー州都警察の刑事フランクとエデン。手がかりは全員がある農場に滞在していたことだった。エデンはおとり捜査官として、80人ほどの犯罪者やならず者が働くその閉ざされたコミュニティに潜り込み、フランクは監視チームの指揮を執ることに。悪人を狩るためなら手段を選ばない美貌の女刑事による、危険と隣り合わせの潜入捜査の行方は──。
『邂逅』は、死体の入ったスチール製の収納ボックスが海底から20個も発見されたという恐ろしい事件から始まりましたが、今回はなんと潜入捜査です。美貌の女刑事エデンが変装して、ならず者たちの働く農場に潜り込みます。エデンとフランクが離れてしまっていることもあり、前作以上に緊迫感があります。前作をお読みの方には、エデンが「ただの刑事」でないことはお分かりかと思いますが、今回もさらにパワーアップ! 強い女刑事ものがお好きな方は必読です!
この作品のもうひとつの読みどころは、エデンの養父であるハデスの過去が明らかになることです。彼がどうやってシドニーの裏社会でのし上がり、廃棄物処理場で「ワケあり」の死体を処理するようになったのか? 過去パートで語られる彼の暗黒面がとにかくおもしろい! 刹那的で暴力に満ちた、それでいて魅力的な迫力あるエピソードが頻出します。
前作をお読みでない方は、ぜひ『邂逅』から読んでみてください! いろいろな方に感想で「まさかああいうラストだったとは」「驚きました!」「続編が読みたい」と言われた作品です。ゲラ版読者モニターさんから頂戴した感想を掲載した記事がこちらです。
読者モニターさんによる「一気読みした」「続きが読みたい」の声多数! キャンディス・フォックス『邂逅――シドニー州都警察殺人捜査課』
著者は『邂逅』で オーストラリア推理作家協会の最優秀デビュー長編賞を受賞しており、さらに『楽園』が同賞の最優秀長編賞を受賞しています。同じシリーズで続けて2作受賞というのはすごく珍しいですね。それだけ高く評価されているシリーズですので、ぜひお手に取っていただけますとうれしいです。一筋縄ではいかない読書体験をお約束します!
(翻訳班S)
ミステリ小説の月刊ウェブマガジン|Webミステリーズ! 東京創元社
『邂逅――シドニー州都警察殺人捜査課』で衝撃の登場を果たした刑事フランクとエデンが帰ってきました! オーストラリア推理作家協会賞受賞の『楽園――シドニー州都警察殺人捜査課』をご紹介いたします。
■あらすじ
3人の若い女性の失踪事件を調べるシドニー州都警察の刑事フランクとエデン。手がかりは全員がある農場に滞在していたことだった。エデンはおとり捜査官として、80人ほどの犯罪者やならず者が働くその閉ざされたコミュニティに潜り込み、フランクは監視チームの指揮を執ることに。悪人を狩るためなら手段を選ばない美貌の女刑事による、危険と隣り合わせの潜入捜査の行方は──。
『邂逅』は、死体の入ったスチール製の収納ボックスが海底から20個も発見されたという恐ろしい事件から始まりましたが、今回はなんと潜入捜査です。美貌の女刑事エデンが変装して、ならず者たちの働く農場に潜り込みます。エデンとフランクが離れてしまっていることもあり、前作以上に緊迫感があります。前作をお読みの方には、エデンが「ただの刑事」でないことはお分かりかと思いますが、今回もさらにパワーアップ! 強い女刑事ものがお好きな方は必読です!
この作品のもうひとつの読みどころは、エデンの養父であるハデスの過去が明らかになることです。彼がどうやってシドニーの裏社会でのし上がり、廃棄物処理場で「ワケあり」の死体を処理するようになったのか? 過去パートで語られる彼の暗黒面がとにかくおもしろい! 刹那的で暴力に満ちた、それでいて魅力的な迫力あるエピソードが頻出します。
前作をお読みでない方は、ぜひ『邂逅』から読んでみてください! いろいろな方に感想で「まさかああいうラストだったとは」「驚きました!」「続編が読みたい」と言われた作品です。ゲラ版読者モニターさんから頂戴した感想を掲載した記事がこちらです。
読者モニターさんによる「一気読みした」「続きが読みたい」の声多数! キャンディス・フォックス『邂逅――シドニー州都警察殺人捜査課』
著者は『邂逅』で オーストラリア推理作家協会の最優秀デビュー長編賞を受賞しており、さらに『楽園』が同賞の最優秀長編賞を受賞しています。同じシリーズで続けて2作受賞というのはすごく珍しいですね。それだけ高く評価されているシリーズですので、ぜひお手に取っていただけますとうれしいです。一筋縄ではいかない読書体験をお約束します!
(翻訳班S)
(2017年4月26日)
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