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 ひきこもりの鳥井真一と、その親友・坂木司の心の交流、そして鳥井の鮮やかな推理が話題をさらった、作家・坂木司のデビュー三部作『青空の卵』『仔羊の巣』『動物園の鳥』の漫画化が決定しました。

 描き手は繊細な絵柄と独特の雰囲気で読者を魅了してやまない、藤たまき先生。どこか懐かしくもあたたかい作風の人気漫画家の手によって、どのように二人が描かれるのか、非常に楽しみです。
 2009年7月28日発売のコミック誌「ウィングス9月号」(新書館刊)より連載スタートです。ご期待ください。

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■『青空の卵』内容紹介
外資系の保険会社に勤める僕・坂木司には、一風変わった親友がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちの鳥井は外部との接触を極力避け、僕を通じて世界を見ている。そんな鳥井の関心を外の世界に向けるため、彼との食卓に僕が出会った身近な謎を披露していく。大人の視点で推理し、子供の純粋さで真実を語る鳥井は、果たして外の世界へとはばたくことができるのか。著者デビュー作にして人気の〈ひきこもり探偵〉シリーズ、第1弾。

(2009年7月6日)