鳥見レポートも、4回を数えるわけだが、書きたいことを十分に書けた気が、ちっともしない。それでいて、毎度毎度締切ぎりぎりまで原稿が書けないのだから、執筆とはかくも難しきことであるのだなあ。
そこで今回は趣向を変えて、11月某日この記事を書くため外濠沿いを歩いた時に見た、すべての種類の鳥の写真を載せてみることにした。手抜きと言うなかれ。へぼな写真を載せるのも、なかなかつらいものなのだ。
この日の歩き始めは遅く、12時にJR市ヶ谷駅スタート。駅のホームからも泳いでいる水鳥の姿がよく見えた。
(※クリックして拡大)
ここらで昼食にさっとそばを食べ、再び鳥見へ。
(※クリックして拡大)
JR飯田橋駅まで来ると午後1時40分、2時間弱の鳥見となった。
さて、野鳥観察会に行くと、最後に「鳥合わせ」をする。その日どんな鳥を見たかみんなで報告しあい、その日の鳥果(ちょうか・魚釣りの釣果を真似てこう言ったりする)を確認するのだ。
この日に見たのは、
1.キンクロハジロ(金黒羽白)
2.ホシハジロ(星羽白)
3.カワウ(河鵜)
4.オオバン(大鷭)
5.アオサギ(青鷺)
6.ゴイサギ(五位鷺)
7.ハシビロガモ(嘴広鴨)
8.カイツブリ(鸊鷉)
9.オナガ(尾長)
10.ヒヨドリ(鵯)
11.ダイサギ(大鷺)
12.スズメ(雀)
13.キジバト(雉鳩)
14.ドバト(土鳩)
15.メジロ(目白)
16.コゲラ(小啄木鳥)
17.シジュウカラ(四十雀)
計17種類でありました。
結構見られるものでしょう。都会で野鳥を見るのは難しいと思うかもしれないが、外堀通り沿いを歩くだけで、このくらいの鳥は、たいした苦労もなく観察できる。ただし外濠は広いので、遠くにいる鳥がハシビロガモなのかキンクロハジロなのか見分けようとするなら、安価なものでいいから双眼鏡があると便利だ。
だいたい観察した順番に並べたが、写真を見れば鳥の種類によって、いる場所に違いがあることがわかるだろう。カモたちやカイツブリ、オオバンなどの水鳥は水に浮かんでおり、サギたちは浅い水辺や外濠の土手や木の上に、スズメなどの小鳥、ハトやヒヨドリ、オナガは外濠沿いの木の上にいる、といったふうに。これは当然この場所に限ったことではなく、どこであっても、鳥を見つけるには、風景を漠然と見るのではなく、鳥のいそうな場所に注目するのがコツだ。
強く言いたいのは、自分で探して、識別して、「あれが○○○なんだ」と新鮮な気持ちで見る鳥の姿は、他人の撮った写真なんかより、ずっと美しい!ということだ。この冬、晴れた日には、あなたもぜひ鳥見散歩を。
ミステリ・SFのウェブマガジン|Webミステリーズ! 東京創元社
そこで今回は趣向を変えて、11月某日この記事を書くため外濠沿いを歩いた時に見た、すべての種類の鳥の写真を載せてみることにした。手抜きと言うなかれ。へぼな写真を載せるのも、なかなかつらいものなのだ。
この日の歩き始めは遅く、12時にJR市ヶ谷駅スタート。駅のホームからも泳いでいる水鳥の姿がよく見えた。
(※クリックして拡大)
1.キンクロハジロ | | 2.ホシハジロ |
3.カワウ | | 4.オオバン |
5.アオサギ | | 6.ゴイサギ |
7.ハシビロガモ | | 8.カイツブリ |
ここらで昼食にさっとそばを食べ、再び鳥見へ。
(※クリックして拡大)
9.オナガ | | 10.ヒヨドリ | |
11.ダイサギ | | 12.スズメ | |
13.キジバト | | 14.ドバト | |
15.メジロ | | 16.コゲラ | |
17.シジュウカラ(水浴び前) | | 17.シジュウカラ(水浴び後) | |
JR飯田橋駅まで来ると午後1時40分、2時間弱の鳥見となった。
さて、野鳥観察会に行くと、最後に「鳥合わせ」をする。その日どんな鳥を見たかみんなで報告しあい、その日の鳥果(ちょうか・魚釣りの釣果を真似てこう言ったりする)を確認するのだ。
この日に見たのは、
1.キンクロハジロ(金黒羽白)
2.ホシハジロ(星羽白)
3.カワウ(河鵜)
4.オオバン(大鷭)
5.アオサギ(青鷺)
6.ゴイサギ(五位鷺)
7.ハシビロガモ(嘴広鴨)
8.カイツブリ(鸊鷉)
9.オナガ(尾長)
10.ヒヨドリ(鵯)
11.ダイサギ(大鷺)
12.スズメ(雀)
13.キジバト(雉鳩)
14.ドバト(土鳩)
15.メジロ(目白)
16.コゲラ(小啄木鳥)
17.シジュウカラ(四十雀)
計17種類でありました。
結構見られるものでしょう。都会で野鳥を見るのは難しいと思うかもしれないが、外堀通り沿いを歩くだけで、このくらいの鳥は、たいした苦労もなく観察できる。ただし外濠は広いので、遠くにいる鳥がハシビロガモなのかキンクロハジロなのか見分けようとするなら、安価なものでいいから双眼鏡があると便利だ。
だいたい観察した順番に並べたが、写真を見れば鳥の種類によって、いる場所に違いがあることがわかるだろう。カモたちやカイツブリ、オオバンなどの水鳥は水に浮かんでおり、サギたちは浅い水辺や外濠の土手や木の上に、スズメなどの小鳥、ハトやヒヨドリ、オナガは外濠沿いの木の上にいる、といったふうに。これは当然この場所に限ったことではなく、どこであっても、鳥を見つけるには、風景を漠然と見るのではなく、鳥のいそうな場所に注目するのがコツだ。
強く言いたいのは、自分で探して、識別して、「あれが○○○なんだ」と新鮮な気持ちで見る鳥の姿は、他人の撮った写真なんかより、ずっと美しい!ということだ。この冬、晴れた日には、あなたもぜひ鳥見散歩を。
(2017年11月30日)
ミステリ・SFのウェブマガジン|Webミステリーズ! 東京創元社