6月7日、8日に東京創元社本社で「創元 初夏のホンまつり」を行いました。昨年に引き続き2回目の開催でしたが、今年も大変多くのお客様にご来店いただき好評のうちに幕を閉じました。今回の営業部日誌ではそんなホンまつりを振り返りたいと思います。

写真1 (2).jpg 出版社の本社にスペースを設け、実際に書店を開いてみようという本企画ですが、大きく分けて4つの目玉がありました。
1つ目が本の販売です。この日は東京創元社の流通在庫全点を販売いたしました。冊数は1,000点を超え、並べてみると圧巻です。

写真2 (2).jpg それに加え、社員が自ら作成したPOPを付けた「社員推薦本」コーナーも設置いたしました。ちなみに、二日間で売れた推薦本の第一位は営業部の先輩Sが書いた『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』(ロバート・ロプレスティ)でした。私が書いた『緋色の研究』(アーサー・コナン・ドイル)は8位という結果になりました。次回こそは上位を狙いたいです! その他には、文庫3点をセレクトした父の日セットや、後ほど詳しくご紹介する「1日店長が選んだ本棚」コーナーなどを設けるなど、東京創元社独自の陳列も行いました。

2つ目がグッズの販売です。昨年はホンまつり限定で作成した「くらりのマグカップ」が、大人気だったこともあり、今年は新たにデザインしたマグカップに加え「くらりのプレート」を作成。くらり以外のグッズでは『屍人荘の殺人』(今村昌弘)の作中に出てくるロックフェスの「サベアロックフェスTシャツ」や「銀河英雄伝説Tシャツ」も販売いたしました。

写真3 (2).jpg 写真4 (1).jpg 写真51.jpg そして6月14日より、読者の皆様からの熱い要望にお応えし、「くらりのぬいぐるみのクラウドファンディング」も開始いたしました!今回のクラウドファンディングでは、ご支援いただいた金額に応じて「くらりのぬいぐるみ」は勿論、「くらりTシャツ」やブックカバーなどをお送りいたします。なんと、10,000円のリターンコースはスタートから1時間で完売!締切は7月30日までとなりますので、お早めにお申し込み下さい。

3つ目が特別ゲストによるサイン会です。
6月7日に米澤穂信先生、8日に倉知淳先生にお越しいただき、サイン会を開催いたしました。両日ともたくさんの方がお越し下さり、中には遠方からきたお客様もいらっしゃいました。当日は一日店長自ら、東京創元社の書籍を選書され、一日店長が選んだ本棚でコメントと共に展開いたしました。

写真6.jpg 写真7.jpg 4つ目がくらりのぬり絵コンテストです。
会場にくらりの塗り絵をご用意し、壁一面に展示させていただきました。
色付けされた素敵な塗り絵がたくさん並ぶ中、米澤先生と倉知先生が一日店長賞として選んだものがこちらです!

写真8.jpg 写真9.jpg くらりも選んだニャ!

写真10.jpg 一日店長を引き受けていただいた米澤先生、倉知先生、またホンまつりにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました! ホンまつりは来年も開催予定です。またのお越しをお待ちしております。

(2018年6月18日)



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