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<title>Web東京創元社マガジン</title> 
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<modified>2026-04-14T01:53:46Z</modified> 
<tagline><![CDATA[〈Web東京創元社マガジン〉は、ミステリ、ＳＦ、ファンタジイ、ホラーの専門出版社・東京創元社が贈るウェブマガジンです。平日はほぼ毎日更新しています。

　創刊は２００６年３月８日。最初はwww.tsogen.co.jp内に設けられました。創刊時からの看板エッセイが「桜庭一樹読書日記」。桜庭さんの読書通を全国に知らしめ、１４年５月までつづくことになった人気連載です。

　〈Webミステリーズ！〉という名称はもちろん、そのころ創刊後３年を迎えようとしていた、弊社の隔月刊ミステリ専門誌〈ミステリーズ！〉にちなみます。それのWeb版の意味ですが、内容的に重なり合うことはほとんどありませんでした。

　０９年４月６日に、東京創元社サイトを５年ぶりに全面リニューアルしたことに伴い、現在のＵＲＬを取得し、独立したウェブマガジンとしました。

　それまで東京創元社サイトに掲載していた、編集者執筆による無署名の紹介記事「本の話題」も、〈Webミステリーズ！〉のコーナーとして統合しました。また、他社提供のプレゼント品コーナーも設置しました。

　創作も数多く掲載、連載し、とくに山本弘さんの代表作となった『MM9―invasion―』『MM9―destruction―』や《BISビブリオバトル部》シリーズ第１部、第２部は〈Webミステリーズ！〉に連載されたものです。

　紙版〈ミステリーズ！〉との連動としては、リニューアル号となる０９年４月更新号では、湊かなえさんの連載小説の第１回を掲載しました（０９年１０月末日まで限定公開）。

　２００９年４月１０日／２０１６年３月７日　編集部]]></tagline> 
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<copyright>Copyright (c) 2026, tokyosogensha </copyright>
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<title>Web東京創元社マガジン移行のお知らせ</title> 
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<modified>2024-08-09T08:00:47Z</modified> 
<issued>2024-08-09T17:00:04+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">2018年よりライブドアブログを使用してお届けしてきた「Web東京創元社マガジン」ですが、このたびプラットフォームをnoteへ移行することになりました。新たなURLはこちらです。https://note.com/tokyosogensha/今後の更新方針については下記のとおりです。・新たな記事の公開...</summary> 
<dc:subject>東京創元社便り</dc:subject>
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<![CDATA[<div>2018年よりライブドアブログを使用してお届けしてきた「Web東京創元社マガジン」ですが、このたびプラットフォームをnoteへ移行することになりました。</div><br /><div>新たなURLはこちらです。</div><br /><span  style="font-size: 200%;"><a  title="" target="_blank" href="https://note.com/tokyosogensha/">https://note.com/tokyosogensha/<br /></a></span><br /><div>今後の更新方針については下記のとおりです。</div><br /><div>・新たな記事の公開はnoteでおこないます。ライブドアブログでの更新は原則ありません。</div><div>・過去の記事はすべてnoteに移行する予定です。閲覧可能な状態になりしだい順次公開していきます。</div><div>・移行作業が完了したのち、一定の期間をおいてライブドアブログはすべて非公開となります。</div><br /><div>今後とも東京創元社とWeb東京創元社マガジンをよろしくお願いいたします。</div><br /><div  align="right">2024年8月9日　東京創元社　<br /></div>]]> 
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<title>荻堂顕『不夜島』、柴崎友香『続きと始まり』…紙魚の手帖vol.15（2024年2月号）書評　瀧井朝世［文芸全般］その1</title> 
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<modified>2024-08-08T07:56:42Z</modified> 
<issued>2024-08-08T17:00:12+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">　戦後の与那国島（よなぐにじま）を主な舞台に、身体の大部分を機械化された密売人が謎のミッションに挑むサイバーパンク。荻堂顕（おぎどう・あきら）の新作『不夜島（ナイトランド）』（祥伝社　一八〇〇円＋税）である。不夜島(ナイトランド)　新潮ミステリー大賞出身の...</summary> 
<dc:subject>一般文芸</dc:subject>
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<![CDATA[　戦後の与那国島（よなぐにじま）を主な舞台に、身体の大部分を機械化された密売人が謎のミッションに挑むサイバーパンク。荻堂顕（おぎどう・あきら）の新作<b><a  title="" target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQCFHWVD?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">『不夜島（ナイトランド）』</a></b>（祥伝社　一八〇〇円＋税）である。<br /><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQCFHWVD?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="不夜島(ナイトランド)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/5177-z0YOJL._SL500_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQCFHWVD?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">不夜島(ナイトランド)</a></div></div><br /></div>　新潮ミステリー大賞出身の荻堂だがミステリーにこだわっているわけではないようで、前作<b>『ループ・オブ・ザ・コード』</b>は文化や言語が〝抹消〞された架空の国を舞台にしたSF大作だった。本作もSFで、アクションあり、頭脳戦ありの冒険活劇だ。<br /><br />　主人公の武庭純（ウー・ティンスン）は台湾出身の密売人。幼い頃にアメリカ軍に命を救われ、電脳を含め身体の大半を機械化されているが、見た目は生身の人間だ。アウトローのようにふるまう彼だが、アメリカ軍からの指令には逆らえず、ある時コンタクトしてきたアメリカ人女性から、〈含光（ポジティビティ）〉なる謎の代物を手に入れるよう言い渡され、仲間を集めて行動を起こすのだった。<br /><br />　当時、台湾との密貿易が盛んだった与那国島の港付近には料亭や飲み屋、商店などが密集していたようで、猥雑（わいざつ）な町の空気が丁寧（ていねい）に描写されていく。そこを身体の一部を機械化した人間たちがうろついているわけだが、一方で、戦争や暴力で身体の一部を欠損しても機械化を拒む青年らも登場し、次第に〝自分が自分である〞とはどういうことか、アイデンティティを巡るテーマが浮かび上がる。そしてそれはそのまま、歴史に翻弄（ほうろう）された琉球（りゅうきゅう）や台湾自体にも重なっていく。思えば<b>『ループ・オブ・ザ・コード』</b>も故郷を捨て根無し草のように生きてきた男が主人公だった。自己の同一性の揺らぎというのは、この著者にとって大きなモチーフなのだろう。<br /><br /><div>　柴崎友香（しばさき・ともか）<a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CNPBGT8H?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank" title=""><b>『続きと始まり』</b></a><b></b>（集英社　一八〇〇円＋税）はコロナ禍の二年間の、別々の場所で暮らす三人の日常を綴（つづ）っていく長篇。</div><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CNPBGT8H?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="続きと始まり (集英社文芸単行本)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/418Yd2fLxLL._SL500_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CNPBGT8H?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">続きと始まり (集英社文芸単行本)</a></div></div><br />　大阪出身で一時期は東京で働き、今は滋賀で夫と子供二人と暮らす三十代の優子（ゆうこ）。東京で妻と幼い子供を育てているが、勤務先の飲食店が休業状態の三十代の圭太郎（けいたろう）。東京のフリーのカメラマンで、知人のヘアメイクが作った写真館の仕事を手伝っている四十代のれい。それぞれ異なる立場で、緊急事態宣言など感染症拡大の影響を受けている。<br /><br />　読んでいるとあの時期の出来事を久々に思い出したりもするのだが、しかしこれはもちろん、単なるコロナ禍の日常の記録書ではない。三人の個人的な事情やそれによる心の揺れが丁寧に描かれて読ませる。そのなか、遠い昔の苦い思い出や過去の震災当時の記憶も、彼らの胸を去来する。<br /><br />　いろんな出来事が起きて、なにも終わっていないのに次々とまた何かが始まっていく。それは一人の人生の中でも、人の歴史の中でもいえることだ。戦争、災害、社会制度、古い価値観と更新された価値観……。何かが続いているなかの今という時点に自分たちは生きており、自分たちの行動の先に未来がある。それをじわじわと実感させる内容である。作中には何度もポーランドの詩人、シンボルスカの作品が象徴的に引用される。<br /><br />　最後にははっとさせる〝いつか〞の場面が出てくる。自分たちの人生はいつでも、何かと繫（つな）がっていると思わせる。</div><br /><br /><div><span  style="color: rgb(0, 0, 204);"><b>■瀧井朝世（たきい・あさよ）</b></span></div><div>フリーライター。1970年東京都出身。文藝春秋BOOKS「作家の書き出し」、WEB本の雑誌「作家の読書道」ほか、作家インタビューや書評などを担当。著書に<b>『偏愛読書トライアングル』『あの人とあの本の話』『ほんのよもやま話　作家対談集』</b>、編纂書に<b>『運命の恋　恋愛小説傑作アンソロジー』</b>がある。<br /></div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/448803120X?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="紙魚の手帖Vol.15" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41pJ3Yb1TpL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/448803120X?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">紙魚の手帖Vol.15</a></div><div  class="itemSubTxt">今村 昌弘ほか</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2024-02-13</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></div>]]> 
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<title>【来週8月16日ごろ発売！】創元ホラー長編賞受賞作『深淵のテレパス』著者・上條一輝さんへのインタビューその2</title> 
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<modified>2024-08-07T07:57:19Z</modified> 
<issued>2024-08-07T17:00:59+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">選考委員、書店員が絶賛する創元ホラー長編賞受賞作『深淵のテレパス』が8月16日頃に発売！　先週に引き続き、著者の上條一輝さんへのインタビューを公開します。今回は改題の経緯についてお答えいただきました。インタビューの最後にはサプライズが……！●インタビューその...</summary> 
<dc:subject>ファンタジイ・ホラー</dc:subject>
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<![CDATA[<div>選考委員、書店員が絶賛する創元ホラー長編賞受賞作<a  title="" target="_blank" href="https://special.tsogen.co.jp/telepath"><b>『深淵のテレパス』</b></a>が8月16日頃に発売！　先週に引き続き、著者の上條一輝さんへのインタビューを公開します。今回は改題の経緯についてお答えいただきました。インタビューの最後にはサプライズが……！</div><br /><div><a  title="" target="_blank" href="https://www.webmysteries.jp/archives/36407375.html">●インタビューその1はこちらから！</a><br /></div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/a96a3641-d1d6-32c0-8eba-3c3237a7fbf9"></iframe>
<br /></div><br /><div><a  title="深淵のテレパス" target="_blank" href="https://special.tsogen.co.jp/telepath"><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/b/7/b75d211a-s.jpg" width="500" height="728" border="0" alt="深淵のテレパス" hspace="5" class="pict"></a><br /></div>【書影をクリックすると特設サイトに移動します】<br /><br /><div><hr></div><br /><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■応募時の題名から<b>『深淵のテレパス』</b>に決まるまで</span><br /><b>『深淵のテレパス』</b>として刊行が決まった拙作ですが、創元ホラー長編賞に応募した際のタイトルは<b>『パラ・サイコ』</b>というものでした。<br />供養のためにも、旧題の話を少々させてください。<br /><br />本作は、作中の重要なテーマとして「超心理学」を扱っています。そして超心理学を英語ではParapsychology＝パラサイコロジーと呼びます。<br />「パラサイコロジーをタイトルにしようか」<br />「いや、そのままだと、なんだか長いな」<br />「じゃあ、後ろを切って、キャッチーに<b>『パラ・サイコ』</b>にしよう」<br />そんな安直といえば安直な思考の果てに決まったのが、応募時のタイトルでした。<br />いや、実際にはもっといろいろと考えたのですが、タイトルというのは決まるときはあっさり決まるのに、浮かばないとなるととことん浮かばないもので、執筆中に仮題としてつけたものを結局正式に採用した、という経緯もあります。<br /><br />ただ、応募してから受賞が決まるまでの1年弱の間、何度も目にしていると単純接触効果もあってか、だんだん良いタイトルに思えてくるものです。<br />「ポップさと不穏さを兼ね備えた語感がステキ」<br />「映画化したときに予告編の最後でタイトルが読まれるときの脳内再生まで余裕」<br />などと自画自賛していたのですが、いざ受賞となり蓋を開けてみれば、編集者や周囲の人々から「作品の内容がわかりづらい」「サイコホラーと誤認しそう」「半地下の家族がチラつく」などと目の覚める意見を多々もらい、結果改題する運びとなりました。<br /><br />ここからが大変です。<br />書いているときから思いつかなかったタイトルが、そう簡単に浮かぶはずもありません。それに、執筆時はただの応募原稿の一つだったものが、今度は東京創元社さんの商品となるわけです。生ぬるいタイトルをつけて会社に損失を出した日には、二度と飯田橋に足を踏み入れることはできないでしょう。<br />毎日朝から晩まで暇さえあればタイトルのことを考え、使えそうなフレーズが思いつけばメモをしていく日々が始まりました。<br />編集者と2時間ほど膝を突き合わせて会議をしました。決まりませんでした。<br />“タイトル感”を養うためにと大型書店に行って、小説の棚を端から端までチェックしました。目が疲れただけでした。<br /><br />そんななかで出てきたタイトルの1つが、<b>『深淵のテレパス』</b>でした。<br />発案時は「思いついた！これだ！」という感覚ではなく、「まあ、数多ある案の中では“あり得る”な……」というぐらいの手応えでした。<br />しかし思考が4周も5周もしてくるうちに、だんだんと「あれ？これ正解では？」と思うようになりました。<br />「<b>『深淵のテレパス』</b>で行きましょう」と編集者と合意が取れた日には、文字通り胸のつかえが取れる思いでした。もうタイトルのことを考えなくてもいいんだ！　俺は自由だ！<br /><br /><div>今、次なる作品を執筆し始めています。タイトルが全く浮かびません。助けてください。</div><br /><hr><br /><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■上條一輝（かみじょう・かずき）</span></b></div>1992年長野県生まれ。早稲田大学卒。現在は会社員の傍ら、webメディア〈オモコロ〉にて加味條名義でライターとして活動している。『深淵のテレパス』（応募時タイトル「パラ・サイコ」）で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。 <br /><br /><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■『深淵のテレパス』書誌情報</span></b></div><div>書名：深淵のテレパス（しんえんのてれぱす）</div><div>著者：上條一輝（かみじょう・かずき）</div><div>判型：単行本（四六判並製）<br />定価：1,650円 （本体価格：1,500円）<br />頁数：255ページ<br />装画：POOL<br />装幀：岡本歌織(next door design)<br />発売日：2024年8月16日　※地域・書店によって前後する場合がございます<br /></div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1CRDTTW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="深淵のテレパス" src="https://m.media-amazon.com/images/I/01MKUOLsA5L._SL160_.gif"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1CRDTTW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">深淵のテレパス</a></div><div  class="itemSubTxt">上條 一輝</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2024-08-16</div></div><br /></div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/004b791f-98d2-3d21-9abc-278893ee331d"></iframe>
<br /></div><br />]]> 
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<title>【創立70周年記念企画】東京創元社クイズ　解答編</title> 
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<modified>2024-08-06T07:56:08Z</modified> 
<issued>2024-08-06T17:00:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2024:tokyosogensha-fpuupwvi.36415276</id>
<summary type="text/plain">創立70周年を記念した東京創元社クイズ、お待ちかねの解答発表の日がやってまいりました。まだ回答されていない方は、まずは張り切って以下の問題編からどうぞ！【東京創元社クイズ　問題編】
＊＊＊【第１問】2014年の創立60周年を機に誕生した東京創元社のマスコットキャラ...</summary> 
<dc:subject>東京創元社便り</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="https://www.webmysteries.jp/archives/36415276.html">
<![CDATA[<div><a  href="https://www.tsogen.co.jp/70th/" target="_blank" title="70周年キービジュアル"><img  class="pict" hspace="5" alt="70周年キービジュアル" border="0" height="500" width="500" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/0/f/0f8a0219-s.jpg"></a><br /><br /></div><br />創立70周年を記念した東京創元社クイズ、お待ちかねの解答発表の日がやってまいりました。<br />まだ回答されていない方は、まずは張り切って以下の問題編からどうぞ！<br /><br /><div><a  href="https://www.webmysteries.jp/archives/36352264.html" target="_blank" title="">【東京創元社クイズ　問題編】</a><br /></div><iframe  src="https://richlink.blogsys.jp/embed/985f3781-799c-3f7b-aa8d-9e48af1cd600" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>
<br /><br /><div  align="center">＊＊＊<br /></div><blockquote>【第１問】<br />2014年の創立60周年を機に誕生した東京創元社のマスコットキャラクター「くらり」は、白いうさぎの帽子をかぶった黒猫（リーディングキャット）ですが、くらりがかぶっているこの帽子の名前は次のうちどれでしょう？<br /><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/5/1/51b34cf7.jpg" width="168" height="224" border="0" alt="くらりの帽子" hspace="5" class="pict"><br />①しろり<br />②ハクト<br />③ニル<br />③らぴょん<br /><br />【正解……③ニル】<br />創元の「創」の字を「倉（くら）」と「刂（り）」に分解したのが「くらり」の名前の由来で、残った「元」を上下に分解すると「ニル」になります。くらりファンの皆さまには簡単すぎる設問だったでしょうか？<br />①は<b>『東京創元社 創立70周年記念小冊子』</b>での<b>「くらり秘話」</b>（くらりの生みの親であるイラストレーターの加藤木麻莉さんへのインタビュー記事）にて、くらりの友達候補として編集部から提案された白猫の名前でした。<br /></blockquote><br /><blockquote>【第２問】<br />1951年に刊行が開始された<b>〈現代社会科学叢書〉</b>の第一回配本であり、現在に至るまでのロングセラーとなっている、ドイツの哲学者エーリッヒ・フロムの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう？<br />①<b>『自由からの逃走』</b><br />②<b>『隷従への道』</b><br />③<b>『愛するということ』</b><br />④<b>『脱学校の社会』<br /><br /></b>【正解……①<a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488006518" target="_blank" title="">『<b>自由からの逃走』</b></a><b></b>】<br />②<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488013035" target="_blank" title="">『隷従への道』</a></b>は同じく<b>〈現代社会科学叢書〉</b>の一冊として刊行され、現在も小社より改訳新装版（単行本）が販売されているハイエクの代表的著書、③は2020年に紀伊國屋書店から発売された改訳新装版も話題となったフロムの著書、④<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488006884" target="_blank" title="">『脱学校の社会』</a></b>は<b>『自由からの逃走』</b>と並ぶ<b>〈現代社会科学叢書〉</b>のロングセラーであるイヴァン・イリッチの著作です。<b><br /></b><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488006515?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="自由からの逃走 新版" src="https://m.media-amazon.com/images/I/31sfVJ6lA1L._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488006515?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">自由からの逃走 新版</a></div><div  class="itemSubTxt">エーリッヒ・フロム</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">1952-01-01</div></div><b><br  style="clear:left" clear="left"><br /></b></blockquote><br /><blockquote>【第３問】<br />逆説と諧謔（かいぎゃく）の大家として知られ、<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/searchresult.html?ser_id=298" target="_blank" title="">〈ブラウン神父〉</a></b>シリーズ（創元推理文庫）をはじめとする数々の推理小説を発表したイギリスの作家、G・K・チェスタトンのファーストネームＧを略さずに書くと、次の四つのうちどれでしょう？<br />①グレアム<br />②ジェフリー<br />③ギルバート<br />④ジェラルド<br /><br />【正解……③ギルバート】<br />というわけで、チェスタトンのGはギルバートGilbertのGでした。<br />もともとは「S・S・ヴァン・ダインのS・Sとは？」という問題だったのですが、難易度調整でボツと相成ったのでした。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B01MU4NO7A?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/516jPF3KkwL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B01MU4NO7A?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">Ｇ・Ｋ・チェスタトン</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2017-01-12</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第４問】<br />これまでヘニング・マンケルの<a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488209025" target="_blank" title=""><b>『殺人者の顔</b>』</a>、アーナルデュル・インドリダソンの<a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488266035" target="_blank" title=""><b>『湿地』</b></a><b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488266042" target="_blank" title="">『緑衣の女』</a></b>、レイフ・ＧＷ・ペーションの<b></b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488192051" target="_blank" title=""><b>『許されざる者』</b></a>（すべて創元推理文庫）などが受賞してきた、スカンジナヴィア推理作家協会がその年の最も優れた北欧ミステリに与える賞の名前は次のうちどれでしょう？<br />①氷の鍵賞<br />②ガラスの鍵賞<br />③銀の鍵賞<br />④水晶の鍵賞<br /><br />【正解……②ガラスの鍵賞】<br />「ガラスの鍵」の名はダシール・ハメットの作品名にちなみます。北欧ミステリの帯などでおなじみでしょうか？<br />③の「銀の鍵」は<b></b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488523060" target="_blank" title=""><b>『ラヴクラフト全集6』</b></a>に収録された同題の短編などにも登場する、異界への扉を開くガジェットです。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07MDH3L5X?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="殺人者の顔 刑事ヴァランダー・シリーズ (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41QUT824VGL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07MDH3L5X?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">殺人者の顔 刑事ヴァランダー・シリーズ (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">ヘニング・マンケル</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2018-12-28</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第５問】<br />泡󠄁坂妻夫の小説<b>『■枚のとらんぷ』『ダイヤル◯をまわす時』</b>（ともに創元推理文庫）、■と◯に入る数字を合計するといくつになるでしょう？<br />①23<br />②18<br />③20<br />④13<br /><br />【正解……②18】<br />■＝11, ◯＝７です。<br />類題として、「ハル・クレメントの<b>『△億の針』</b>と<b>『☆億の針』</b>を合計すると……？」という問題も作れますね。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488402291?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="11枚のとらんぷ【新装版】 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41YM4Q1kFRL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488402291?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">11枚のとらんぷ【新装版】 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">泡坂 妻夫</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2023-11-13</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488402267?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="ダイヤル７をまわす時 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51IWrWtKO9L._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488402267?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ダイヤル７をまわす時 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">泡坂 妻夫</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2023-02-20</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第６問】<br />H・P・ラヴクラフトの作品世界において、インスマウスやダニッチ、アーカムなどの架空都市が所在するとされるアメリカの州は次のうちどれでしょう？<br />①マサチューセッツ州<br />②ロードアイランド州<br />③ニューハンプシャー州<br />④コネチカット州<br /><br />【正解……①マサチューセッツ州】<br />作問者自身は「どこだっけ、ニューイングランドのどこか……」程度にしか覚えていませんでしたが、ラヴクラフト作品やクトゥルー神話の熱心なファンの皆さんには常識かも。<br />ラヴクラフトの生まれ故郷は②のロードアイランド州の州都・プロヴィデンスで、同地は現在「ネクロノミコン」というコンベンションの開催地になっています。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B007TAKIOW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="ラヴクラフト全集 1 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51DtInFOejL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B007TAKIOW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ラヴクラフト全集 1 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">H・P・ラヴクラフト</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2012-10-25</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第７問】<br />第７回創元SF短編賞を受賞し、短編集<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488788018" target="_blank" title="">『半分世界』</a></b>（創元SF文庫）に収録された石川宗生の小説<b>「吉田同名」</b>で、ある日19,329人に増殖した吉田氏のフルネームは次のうちどれでしょう？<br />①吉田慎一<br />②吉田健祐<br />③吉田茂雄<br />④吉田大輔<br /><br />【正解……④吉田大輔】<br />作問者自身は「なんだっけ、確かすごく普通の名前で……」程度にしか覚えていませんでした。<br /><b>『半分世界』</b>には本作のほかにも、まっぷたつのスケルトンになった戸建てでの生活をめぐる表題作や、300年にわたって町ぐるみで続けられる奇妙な競技を描いた<b>「白黒ダービー小史」</b>など、魅力的な奇想小説が収録されています。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08RB1R985?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="半分世界 (創元ＳＦ文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41a-gW8L4UL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08RB1R985?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">半分世界 (創元ＳＦ文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">石川 宗生</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2021-01-20</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第８問】<br /><div>創元推理文庫の旧ジャンルマークの中でも、本格推理を示す「おじさんマーク」は、1991年の分類変更後も、いくつかの作品のカバーに使われてきました。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="おじさんマーク" border="0" height="170" width="169" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/c/7/c795d75a-s.gif"><br />それでは次に示す創元推理文庫の国内作品のうち、現行版のカバーにおじさんマークが「ついていない」本はどれでしょう？</div>①大山誠一郎<a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488429119" target="_blank" title=""><b>『アルファベット・パズラーズ』</b></a><b></b><br />②小森収 編<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488400637" target="_blank" title="">『ミステリ=22　推理小説ベスト・エッセイ』</a></b><br />③北山猛邦<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488419141" target="_blank" title="">『少年検閲官』</a></b><br />④北村薫<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488413064" target="_blank" title="">『ニッポン硬貨の謎』</a><br /><br /></b>【正解……③北山猛邦<b>『少年検閲官』</b>】<br />国内ミステリ担当の先輩との雑談から生まれた一問。<br />選択肢を作っていると、「おじさんマーク」の愛されぶりにあらためて驚かされました。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00KTCRRKA?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="少年検閲官 〈少年検閲官〉シリーズ" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51autYl1UsL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00KTCRRKA?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">少年検閲官 〈少年検閲官〉シリーズ</a></div><div  class="itemSubTxt">北山 猛邦</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2014-06-11</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><b><br /></b><blockquote>【第９問】<br />今年（2024）年、伝記映画<b>『シャーリイ』</b>が封切られたことでも話題となった作家、シャーリイ・ジャクスンの<a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488583026" target="_blank" title=""><b>『ずっとお城で暮らしてる』</b></a><b></b>（創元推理文庫）で語り手となる、ブラックウッド家の少女の通称は次のうちどれでしょう？<br />①ナタリー<br />②コニー<br />③エレーナ<br />④メリキャット<br /><br />【正解……④メリキャット】<br />②は同作に登場するメリキャットの姉、①は同じくジャクスンの<b>『処刑人』</b>の主人公、③は<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488583033" target="_blank" title="">『丘の屋敷』</a></b>の登場人物の名前でした。<br /><b>『東京創元社 創立70周年記念小冊子』</b>に収録された<b>「東京創元社 私の一冊」</b>では、文月悠光さんに同書についてのエッセイをいただいています。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B076D69FY4?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51q8MBvb9sL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B076D69FY4?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">シャーリイ・ジャクスン</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2017-10-17</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><blockquote>【第10問】　<br />タイトルが「時間」からはじまるSF小説にもいろいろありますが、1973年に原書が刊行され、日本では1990年に第21回星雲賞海外長編部門を受賞した、バリントン・Ｊ・ベイリーの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう？<br />①<b>『時間泥棒』</b><br />②<b>『時間封鎖』</b><br />③<b>『時間衝突』</b><br />④<b>『時間都市』<br /><br /></b>【正解……③<b></b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488697068" target="_blank" title=""><b>『時間衝突』</b></a>】<br />①はホーガン、②はウィルソン、④はバラードの作品名（すべて創元SF文庫）。やっぱり漢字四文字タイトルはSFの華（？）ですね。<br />①の<b>『時間泥棒』</b>は今年（2024年）の復刊フェアにて復刊予定です。<br /><br /><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488697062?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="時間衝突【新版】 (創元SF文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/613TNHKUmiL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488697062?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">時間衝突【新版】 (創元SF文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">バリントン・J・ベイリー</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2016-09-25</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></blockquote><br /><div><div  align="center">＊＊＊<br /></div><br />挑戦いただいたみなさんは、何問正解されましたでしょうか？<br />多少は難易度調整を試みたものの、第７問のように作中の固有名詞を細かく覚えていないと正解できない問題もあったので、社員ですら一切調べずに満点をとるのは相当難しいようにも……。<br />「東京創元社検定」のようなきちんとした性格のものではまったくなく、かといって「カルトクイズ」を名乗るほどでもない問題群に落ち着きましたが、ともあれこの10問がみなさまにとって、気になる本や作家さんを見つけるきっかけになりましたら幸いです。<br />箔押しのアニバーサリーカバーや、人気漫画家さんの描き下ろしカバー、人気作家・著名人のみなさまによる推薦帯企画、70周年記念小冊子の頒布……と展開してきた70周年フェアはまだまだ続き、11月にはフェア参加書店さんにて、新たなフェア書籍の配本もはじまります。引き続きお楽しみください！<br /></div><br /><div>創立70周年フェアの詳細はこちらから、</div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/9dabb3f3-74f5-3344-8094-0e705063df85"></iframe>
<br /></div><br /><div>7月フェアの開催店様はこちらからご確認いただけます。</div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/45c3f7b1-50d2-37b6-9a22-9639b7641f2e"></iframe>
<br /></div><br />]]> 
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<title>『百鬼園事件帖』『最果ての泥徒』『カトリと霧の国の遺産』『ネバーブルーの伝説』…紙魚の手帖vol.14（2023年12月号）書評　三村美衣［ファンタジイ］その2</title> 
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<modified>2024-08-05T07:58:23Z</modified> 
<issued>2024-08-05T17:00:07+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">『百鬼園（ひゃっきえん）事件帖』（KADOKAWA　一六〇〇円＋税）は、《ビブリア古書堂》シリーズの三上延（みかみ・えん）による、ドッペルゲンガー・テーマのダークファンタジー。地味で平凡な学生の甘木（あまき）は、行きつけの喫茶店でドイツ語教授の内田（うちだ）と知...</summary> 
<dc:subject>書評</dc:subject>
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<![CDATA[<div><b>『百鬼園（ひゃっきえん）事件帖』</b>（KADOKAWA　一六〇〇円＋税）は、<b>《ビブリア古書堂》</b>シリーズの三上延（みかみ・えん）による、ドッペルゲンガー・テーマのダークファンタジー。地味で平凡な学生の甘木（あまき）は、行きつけの喫茶店でドイツ語教授の内田（うちだ）と知己を得、交流を重ねるうちにその周囲で起きる不思議な現象に巻き込まれて行く。我儘（わがまま）で感じやすく、金にいい加減、食にうるさく、猫と汽車が大好きな内田先生と言えば、もちろん内田百閒（ひゃっけん）のこと。夏目漱石（なつめ・そうせき）、芥川龍之介（あくたがわ・りゅうのすけ）、随筆<b>「長春香（ちょうしゅんこう）」</b>に登場する長野初（ながの・はつ）といった死者のドッペルゲンガーが現れ、緊張感が増していく。甘木とは「某（なにがし）」を分解したものだという百閒の作品ではお馴染みのネタを随所に埋め込み、人気随筆家・百閒の誕生背景を描き出す。百閒ファンは必読の一冊。</div><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFZQH5KC?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51TfyyMjeoL._SL500_.jpg" alt="百鬼園事件帖 (角川書店単行本)" border="0" hspace="5" class="pict"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFZQH5KC?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">百鬼園事件帖 (角川書店単行本)</a></div></div><br /></div><div><b>『最果ての泥徒（ゴーレム）』</b>（新潮社　二一〇〇円＋税）は、<b>『約束の果て　黒と紫の国』</b>で日本ファンタジーノベル大賞を受賞した高丘哲次（たかおか・てつじ）の第二作。時代は十九世紀末。泥徒の大量生産に成功し、産業革命を支える労働力を提供するヨーロッパの小国レンカフ自由都市。その技術を開発したカロニムス家のひとり娘のマヤは、弱冠（じゃっかん）十二歳にして自分の手で泥徒を創り出すことに成功する。ところがその喜びも束の間、カロニムス家の当主である父が何者かに殺され、家宝である〈原初の礎版（ピエルボトニ・ポドスタベク）〉が奪われてしまう。マヤは自分が産み出した泥徒と共に、父殺害の容疑者である弟子たちが暮らす米国（アメリカ）、日本、露国（ロシア）へと向かい、〈原初の礎版〉を取り返そうとするのだが……。錬金術的手法で生み出される泥徒を、実際の歴史の隙間に挿入し、近代史を読みかえる異色の歴史改変小説だ。</div><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CD26F39Y?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51qY-wWBwQL._SL500_.jpg" alt="最果ての泥徒" border="0" hspace="5" class="pict"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CD26F39Y?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">最果ての泥徒</a></div></div><br /></div><div>　東曜太郎（ひがし・ようたろう）<b>『カトリと霧の国の遺産』</b>（講談社　一五〇〇円＋税）も<b>『最果ての泥徒』</b>とほぼ同時代の英国を舞台にしている。下町育ちのカトリと裕福な女学生のリズが、神が絡む怪異を解決するシリーズ第二弾だ。カトリが働く博物館に、歴史から消えたネブラという街に関する膨大（ぼうだい）なコレクションが寄贈された。話題が欲しかった博物館は、鑑定も待たずにコレクションを公開するが、展覧会の来訪者が次々と姿を消す連続失踪事件が発生し、事件とコレクションとの関係を追っていたカトリも行方不明になってしまう……。謎解きも面白いが、カトリが抱く将来への不安が物語と重なり、説得力につながっている。児童向けなのでいたしかたないが、ネブラの風景をもっとゆっくり楽しみたかった。</div><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/4065327652?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51cV69RQk+L._SL500_.jpg" alt="カトリと霧の国の遺産" border="0" hspace="5" class="pict"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/4065327652?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">カトリと霧の国の遺産</a></div></div><br /></div><div>　日向理恵子（ひなた・りえこ）<b>『ネバーブルーの伝説』</b>（KADOKAWA　一七〇〇円＋税）も同様で、ボリューム不足の感は否（いな）めない。相次ぐ戦争によって人も産業も壊滅的な打撃を受け、滅びかけている世界で、廃墟から朽ちた本を回収し、次の世代に届けるために書き写す若き写本士たちの物語だ。真実を伝える文字だけが、世界を変える力を持つと信じる彼らは、伝説の消えないインクを追い求める。派閥ごとに異なる色のインクを使い、異なるモットーを掲げる写本士という設定や、巨大な群れとなり文字を喰う〈白亜虫（ブランカー）〉などのガジェットは楽しげだが、少年兵や化学兵器など扱われる問題は陰惨（いんさん）かつ暴力的であり、闇は深い。</div><br /><div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB7GT2HY?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/61mQ2bnCHUL._SL500_.jpg" alt="ネバーブルーの伝説 (角川書店単行本)" border="0" hspace="5" class="pict"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB7GT2HY?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">ネバーブルーの伝説 (角川書店単行本)</a></div></div><br /></div><br /><div><span  style="color: rgb(0, 0, 204);"><b>■三村美衣（みむら・みい）</b></span></div><div>書評家。1962年生まれ。文庫解説や書評を多数執筆。共著書に<b>『ライトノベル☆めった斬り！』</b>が、共編著に<b>『大人だって読みたい！　少女小説ガイド』</b>がある。</div><br /><div  class="amazon MediumImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CNX7F5HD?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="紙魚の手帖Ｖｏｌ．１４" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51s261SoleL._SL160_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CNX7F5HD?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">紙魚の手帖Ｖｏｌ．１４</a></div></div><br />]]> 
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<title>樋口有介『ぼくと、ぼくらの夏』聖地巡礼――編集部・猫原（にゃんばら）</title> 
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<modified>2024-08-02T08:18:12Z</modified> 
<issued>2024-08-02T17:00:36+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)夏といえば、私にとっては樋口有介さんの『ぼくと、ぼくらの夏』の世界観。とくに樋口さんの小説は暑い夏がとても似合います。毎夏、読み返していますが創元推理文庫版で読むのは初めてとなります。せっかくなので、休日を利用して作品に登...</summary> 
<dc:subject>国内ミステリ</dc:subject>
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<![CDATA[<div><div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488459196?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41UlR9thXGL._SL500_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488459196?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)</a></div></div><br /></div><div>夏といえば、私にとっては樋口有介さんの<b></b><a  title="" target="_blank" href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488459192"><b>『ぼくと、ぼくらの夏』</b></a>の世界観。とくに樋口さんの小説は暑い夏がとても似合います。毎夏、読み返していますが創元推理文庫版で読むのは初めてとなります。せっかくなので、休日を利用して作品に登場するスポットのいくつかを聖地巡礼してみました。</div><br />まずは新宿からスタート。紀伊國屋書店と新宿高野、歌舞伎町から京王線で府中まで。府中駅周辺も駅ビルが建ち並びだいぶ様変わりしました。徒歩すぐの大國魂（おおくにたま）神社など散策後に調布まで戻ります。調布駅も府中駅同様に再開発で風景が一変しました。そこからバスで深大寺（じんだいじ）へ。緑の多く残る深大寺をお参りします。深大寺から調布に戻って、今度は吉祥寺へ。よく調べてみると、調布に戻らなくとも、深大寺から吉祥寺へのバスもありました。<br />以下、いくつかのポイントをまとめてみました。<br /><br /><div><b>・紀伊國屋書店新宿本店</b>……春一がフレドリック・ブラウンの探偵小説を二冊購入。<b>『3、1、2とノックせよ』</b>が樋口さんのお気に入りでした。現在ではミステリとしては、新訳版の短編集<a  title="" target="_blank" href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488146238"><b>『真っ白な嘘』</b></a><b></b>や<b></b><a  title="" target="_blank" href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488146245"><b>『不吉なことは何も』</b></a>が創元推理文庫で楽しめます。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="紀伊國屋書店新宿本店" border="0" height="375" width="499" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/e/1/e171caaa-s.jpg"><br /><br /></div><div><b>・新宿高野</b>……母親との数ヶ月ぶりの食事に利用。現在はフルーツパーラーのみ。喫茶とレストランが同じビルということであれば、いまなら中村屋などを利用するのかな？</div><br /><div><b>・歌舞伎町</b>……映画<b>『コットンクラブ』</b>を観ようと春一は歌舞伎町に向かいますが、そこで酒井麻子とばったりと出くわす。映画館は現在なら、TOHOシネマズ、109シネマズがあります。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="歌舞伎町" border="0" height="375" width="499" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/f/c/fced9ffb-s.jpg"><br /><br /></div><div><b>・新宿アルタ</b>……アルタ内の喫茶店で春一と麻子はコーラを飲みながら事件のことを相談します。「笑っていいとも！」で人気を博したアルタも、来年2025年2月で閉館。時代ですね。</div><br /><div><b>・府中駅周辺</b>……岩沢訓子の通夜の後、春一と麻子で鮨屋に立ち寄る。高校生なのに渋すぎる。鮨屋で飲んだくれていた秀さんのキャラクターが、いいんですよね。まさに、酔っ払った樋口さんのようです。大國魂神社も良い雰囲気です。ロケハンした際には「八朔相撲」向けに露店の準備も進んでいました。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="大國魂神社" border="0" height="375" width="499" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/c/a/ca0dac0c-s.jpg"><br /><br /></div><div><b>・深大寺</b>……東京随一のパワースポットとしても知られ、深大寺そばや、鬼太郎茶屋なども人気。第二の事件があったのが深大寺の南側。主人公達が通う高校の名前も「深大寺学園」なので、この近隣ということでしょう。神代植物園もすぐ。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="深大寺" border="0" height="375" width="499" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/4/d/4d528229-s.jpg"><br /><br /></div><div><b>・調布駅周辺</b>……京王線の地下駅下によって80年代とはだいぶ様変わりしましたが、春一が夕飯の買い出しに向かった調布とうきゅう（作中は東急ストア）は現在でも人気。春一が雨宮君枝と夕飯を食べたレストランもこの周辺。調布PARCO（<b>『ぼくと、ぼくらの夏』</b>初刊時の1988年にはまだなく、翌年89年オープン）や、シネコン（シアタス調布）がある。新宿や吉祥寺に行かなくとも、いまなら地元で事足りますね。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="調布とうきゅう" border="0" height="499" width="375" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/3/f/3f7d8334-s.jpg"><br /><br /></div><div><b>・吉祥寺</b>……春一は一人で映画を観たり、父親の洋服を買いに行ったりと吉祥寺まで足を伸ばす。村岡先生の住むマンション「パークビュー」はバス通り沿い。公園通りには「ジブリ美術館」もあり、観光客も多い。村岡先生とともに父親の衣料品を買いに行く東急百貨店吉祥寺店も健在（HPによれば今年開業50周年とのこと）。</div><br />残念ながら、稲城（いなぎ）大橋、よみうりランドまでは行けず。春一や麻子のようにバイクでもあればなと思います。<br /><br /><div><b>・稲城大橋</b>……多摩川にかかる橋。東京都の府中市と稲城市を結ぶ。第一の事件の現場。創元推理文庫版のカバーイラストのモデル。</div><br /><div><b>・よみうりランド</b>……東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる、遊園地。今年開園60周年を迎えた。春一と麻子が二人でプールに出かけた場所。いまはナイトプールも人気らしい。 <br /></div><br /><div  align="right">【編集部・猫原（にゃんばら）】<br /></div><br /><div><div  class="amazon MediumImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488459196?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41UlR9thXGL._SL160_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488459196?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)</a></div></div><br /></div>]]> 
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<title>【8月16日ごろ発売】創元ホラー長編賞受賞作『深淵のテレパス』著者・上條一輝さんへのインタビューその1</title> 
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<modified>2024-08-07T06:44:04Z</modified> 
<issued>2024-08-01T17:00:55+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">選考委員、書店員大絶賛！　8月16日頃発売の創元ホラー長編賞受賞作『深淵のテレパス』の著者・上條一輝さんに読者へのメッセージと創作・投稿のきっかけについてお答えいただきました。【書影をクリックすると特設サイトに移動します】■これから『深淵のテレパス』を読む方...</summary> 
<dc:subject>ファンタジイ・ホラー</dc:subject>
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<![CDATA[選考委員、書店員大絶賛！　8月16日頃発売の創元ホラー長編賞受賞作<a  href="https://special.tsogen.co.jp/telepath" target="_blank" title=""><b>『深淵のテレパス』</b></a>の著者・上條一輝さんに読者へのメッセージと創作・投稿のきっかけについてお答えいただきました。<br /><br /><div><a  href="https://special.tsogen.co.jp/telepath" target="_blank" title="深淵のテレパス"><img  class="pict" hspace="5" alt="深淵のテレパス" border="0" height="728" width="500" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/b/7/b75d211a-s.jpg"></a><br /></div>【書影をクリックすると特設サイトに移動します】<br /><br /><div><hr></div><br /><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■これから<b>『深淵のテレパス』</b>を読む方へ向けたメッセージ</span><br />ホラー長編賞の受賞作ではありますが、「怖くてページがめくれない」というより、エンタメとしてガンガンページをめくりたくなる作品を目指して書きました。<br />ホラーが苦手な方もぜひ！……と言いつつ怖いシーンもありますので、災害級猛暑に効く一服の清涼剤としてお楽しみいただければ嬉しいです。<br /><br /><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■「創作のきっかけ／創元ホラー長編賞に投稿したきっかけ」</span><br />「小説はいつか書きたいな～」と薄ぼんやりと思いながら、1作も書かずに30歳を過ぎてしまいました。<br /><br />小さいころから誰に言われるでもなくノートに小説のようなものを書いていました。プロットなんて言葉も知らない時分のことです。特に先々の展開の展望もなく、思いつくままに書いていたため、当然完成することもなく設定と書き出しだけが積みあがっていました。<br />大人になると今度は、日々の雑事にかまけて小説を書こうとはなかなか思えません。「人生にとっては大事だけど、今すぐやらなくても不利益が無いもの」となると、無限に後回しにしてしまいます。ふと気付けば、自己認識が「小説を書きたい人」から「小説を書きたかった人」に変わりかけていました。<br /><br />そんな折にTwitterで目にしたのが、澤村伊智（さわむら・いち）さんのとあるツイートでした。<br /><br /><blockquote>『長編ホラー小説公募「創元ホラー長編賞」開催されます。<br />（中略）「一回限りの開催」なので、大変申し訳ありませんが「様子見」という選択肢はありません。「応募する／しない」だけです。』<br /><a  title="" target="_blank" href="https://x.com/ichisawamura/status/1589894828741255168">https://x.com/ichisawamura/status/1589894828741255168</a><br /></blockquote><br />ホラー小説にハマったきっかけが、澤村伊智さんの<b>『ぼぎわんが、来る』</b>でした。<br />またその頃、Webメディア『オモコロ』で創作ホラー記事を発表し、それが広く読んでもらえて、「ホラーなら書けるかもしれない」と思っていたタイミングでした。<br />それに、『一回限りの開催』であるとのこと……。<br /><br />様々な要素が重なって、この1つのツイートが、まるで天啓のように感じられました。<br />天啓を得てしまった以上は、もう書くしかありません。副業や遊びの予定をしばらくの間すべて断って、慣れない小説執筆に邁進し、そうやって出来上がったのがのちの<b>『深淵のテレパス』</b>でした。<br /><br />ちなみに、澤村伊智さんは関連してこんなツイートもされていました。<br /><br /><blockquote>『ホラー好きの方、小説を書きたい方、黒い家や残穢は書けなくても『ぼぎわんが、来る』程度ならチョロいとお考えの方、是非ご応募ください。これは皮肉でも挑発でもなく、何かを始める理由なんてそんなんで充分だという意味です。』<br /><a  title="" target="_blank" href="https://x.com/ichisawamura/status/1586698930691407874">https://x.com/ichisawamura/status/1586698930691407874</a><br /></blockquote><br />「<b>『ぼぎわんが、来る』</b>程度ならチョロい」だなんて恐れ多くてとんでもない話ですが、「何かを始める理由」は、本当にどこに転がっているかわからないものだと改めて感じます。僕の場合は、寝転がってだらだらTwitterを見ているときに大きな「きっかけ」に出会いました。<br /><div>　今まさに「何かしなきゃなぁ」と漠然とした不安を感じながら、だらだらSNSを見てしまっているあなたも、もしかしたらもう少しスクロールした先に、人生の大きな転機になる投稿があるかもしれません。安心してだらだらSNSを見続けましょう。</div><br /><hr><br />さらに、上條さんには刊行にあたって応募時の<b>『パラ・サイコ』</b>というタイトルから改題した経緯についても伺いました！　こちらも近日中にご紹介いたします。<br /><br /><br /><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■上條一輝（かみじょう・かずき）</span></b></div>1992年長野県生まれ。早稲田大学卒。現在は会社員の傍ら、webメディア〈オモコロ〉にて加味條名義でライターとして活動している。『深淵のテレパス』（応募時タイトル「パラ・サイコ」）で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。 <br /><br /><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■『深淵のテレパス』書誌情報</span></b></div><div>書名：深淵のテレパス（しんえんのてれぱす）</div><div>著者：上條一輝（かみじょう・かずき）</div><div>判型：単行本（四六判並製）<br />定価：1,650円 （本体価格：1,500円）<br />頁数：255ページ<br />装画：POOL<br />装幀：岡本歌織(next door design)<br />発売日：2024年8月16日　※地域・書店によって前後する場合がございます<br /></div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  class="pictBox" align="left"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1CRDTTW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/01MKUOLsA5L._SL160_.gif" alt="深淵のテレパス" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict"></a></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1CRDTTW?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">深淵のテレパス</a></div><div  class="itemSubTxt">上條 一輝</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2024-08-16</div></div></div><br /><div><iframe  src="https://richlink.blogsys.jp/embed/004b791f-98d2-3d21-9abc-278893ee331d" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>
<br /></div><br />]]> 
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<title>伊吹亜門×羽生飛鳥×戸田義長 交換日記「歴史本格ミステリ探訪」第5回：羽生飛鳥（その2）</title> 
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<modified>2024-07-31T08:01:13Z</modified> 
<issued>2024-07-31T17:00:44+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">【連載バックナンバー】●3月　伊吹亜門（その1）
●4月　羽生飛鳥（その1）
●5月　戸田義長（その1）
●6月　伊吹亜門（その2）
７月　羽生飛鳥（その2）拝啓、伊吹亜門先生。先月の日記にて、拙作『歌人探偵定家』ばかりか、別名義で書いている児童書の感想も下さり、あり...</summary> 
<dc:subject>国内ミステリ</dc:subject>
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<![CDATA[<div></div><div  align="center"><img  class="pict" hspace="5" alt="588a705a" border="0" height="170" width="600" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/7/7/779009fd.jpg"></div><br /><br /><div  style="margin: 0px; padding: 0px; font-size: 14.4px; color: rgb(51, 51, 51); font-family: &quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;, &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;, メイリオ, &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;, sans-serif;"><b>【連載バックナンバー】</b><br /></div><div  style="margin: 0px; padding: 0px; font-size: 14.4px; color: rgb(51, 51, 51); "><a  style="margin: 0px; padding: 0px; color: rgb(179, 0, 0);" title="" target="_blank" href="https://www.webmysteries.jp/archives/35371240.html">●3月　伊吹亜門（その1）</a></div><div></div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/99c2dbc3-f4e9-3aff-99c4-739cccc00113"></iframe>
<br /><br /><span  style="font-size: 14.4px; text-decoration-line: underline; color: rgb(179, 0, 0); font-family: &quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;, &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;, メイリオ, &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;, sans-serif;"><a  href="https://www.webmysteries.jp/archives/35589995.html" target="_blank" title="">●4月　羽生飛鳥（その1）</a><br /><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/ba4b6665-388f-38f2-9b47-1c854a788fc5"></iframe>
<br /><br /></span><u><span  style="color: rgb(153, 0, 51);"><a  title="" target="_blank" href="https://www.webmysteries.jp/archives/35772734.html">●5月　戸田義長（その1）</a></span></u><br /><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/f27454f7-4eaa-3d60-980b-4f7dedf0d457"></iframe>
<br /><br /></div><div><a  href="https://www.webmysteries.jp/archives/36132360.html" target="_blank" title="">●6月　伊吹亜門（その2）</a><br /></div><iframe  src="https://richlink.blogsys.jp/embed/b82c5272-6ed3-3e03-a357-41ce141208de" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>
<br /><br /><div><br /><b><span  style="font-size: 125%;">７月　羽生飛鳥（その2）</span></b><br /></div><br /><div>拝啓、伊吹亜門先生。<br />先月の日記にて、拙作<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488029043" target="_blank" title="">『歌人探偵定家』</a></b>ばかりか、別名義で書いている児童書の感想も下さり、ありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。<br /><br />さて、戸田義長先生、伊吹先生と、作品の舞台にまつわる話題をされているので、便乗することにした。<br />私は、十二世紀の京都を舞台にした物語を書くことが多い。<br />だが、重度の乗り物酔いと方向音痴の神奈川県民のため、京都へは中学生の頃に家族旅行と修学旅行の二回しか行ったことがない。<br />では、いかにして物語の舞台を調べたかと言えば、ひとえに資料に拠るところが大きい。<br />例えば、第十五回ミステリーズ！新人賞受賞作<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488426217" target="_blank" title="">「屍実盛（かばねさねもり）」</a></b>を執筆した際に頼みの綱としたのが、新創社編<b>『京都時代ＭＡＰ　平安京編』</b>（光村推古書院）だ。現代と平安時代の京都の地図を重ねて見ることができるので、平安時代のあの場所が、現代ではこの場所なのかと、地理を把握しやすい。<br />作中の舞台となる八条室町（はちじょうむろまち）邸跡地が、現在は京都駅の一部になっているとわかったのもそのおかげだ。次に、京都の観光ガイドを参考に、もう一つの舞台である六波羅池殿（ろくはらいけどの）跡までの距離と時間を調べた。これにより、メイントリックが可能かどうかを確認でき、無事に完成に漕ぎつけた。<br />他にも、資料を読んで十二世紀の京都には九重塔（高さ約八十一メートル！）があったと知り、<b>『歌人探偵定家』</b>で都の風景描写に追加した。</div><br /><div>このように、京都は資料が豊富にあるので風景を書く上では易しい方だ。<br />だが、歴史上わずか半年しか存在しなかった都・福原京（ふくはらきょう）を舞台にした<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488020187" target="_blank" title="">『揺籃（ようらん）の都』</a></b>の風景描写をする時は、難しかった。　<br />何しろ資料が少ない。しかも、都落ちした平家一門が立ち寄って焼き払ってしまったので、建築物が一切現存していない。かろうじて<b>『方丈記』</b>に福原京の描写があるくらいだ。<br />この時は、歴史資料ネットワーク（史料ネット）編<b>『平家と福原京の時代』</b>（岩田書院）がおおいに助けとなった。福原京の発掘や福原京に関する史料が紹介されていたからだ。<br />京都や福原とは反対に、鎌倉は日帰りで取材に出かけられる貴重な場所だ。<br />拙作<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488426217" target="_blank" title="">『蝶として死す』</a></b>所収の<b>「弔千手（とむらいせんじゅ）」</b>は鎌倉を舞台にしている唯一の作品だが、この時は風の匂いや海の色、それに土の泥濘（ぬかるみ）具合など、いつになく現実味を持たせて風景描写ができたので満足している。</div><br /><div>……と、鎌倉について書くうちに、古い記憶が呼び起こされてきた。<br />大学生の頃、私は北鎌倉の建長寺（けんちょうじ）周辺の店で、短期アルバイトをしていた。<br />建長寺は鎌倉時代に、鎌倉幕府五代執権の北条時頼（ほうじょうときより）の命令によって、禅僧の蘭渓道隆（らんけいどうりゅう）が創建したものだ。<b>『太平記』</b>には、足利尊氏（あしかがたかうじ）が出家するために滞在した逸話がある。<br />歴史浪漫あふれる寺を目にしながらのアルバイトを、さらに充実した時間に変えてくれたのが、そこで働いていたベテランの年配女性店員さん達に教わったことだった。<br />建長寺発祥のけんちん汁は本来精進料理なので肉は入れず、代わりにごま油で炒めたこんにゃくを入れること。<br />店で使う柳葉包丁と言うよりドスじみた包丁の柄に巻き付けられた荒縄には定期的に水をかけて湿らせ、滑り止めにすること。<br />家の改築のために地面を掘ると、いまだに鎌倉幕府滅亡時の戦乱で亡くなった犠牲者達の骨がわんさか出てくること。<br />これらのことに加え、雨が降る前日には蛇が木に登るという、前出の<b>「弔千手」</b>で使わせてもらった蘊蓄（うんちく）も教わった。<br />こうした話の中で、安倍晴明（あべのせいめい）を祀（まつ）った塚が近所にあると教わった時には、好奇心が大いに刺激された。そこで、勢いにまかせてアルバイトの帰りに探しに行ってしまった。<br />そして、迷った。<br />方向音痴なのを忘れていたせいだ。<br />それでも、無謀な前進を続けて迷いに迷った末、どこかの踏切の脇に「清明塚」と刻まれた、高さおよそ三十から四十センチくらいの石碑を見つけた。文字の上には、五芒星にそっくりで有名な晴明桔梗紋（ききょうもん）が彫られていたので、正確に表記すると「⛤清明塚」となる。<br />この塚の周りには、いくつか無銘の小さな石碑があった。<br />さんざん道に迷って疲れていたので、その日はそのまま帰宅し、また明日じっくり見ようと決めた。</div><br /><div>翌日のアルバイト帰りに、再び同じ道を通って清明塚を目指した。<br />しかし、踏切にはたどり着けたものの、清明塚はどこにもなかった。<br />近くにあった小さな石碑群も見当たらない。<br />これらを移動させた痕跡すら、ない。<br />昨日の今日で、清明塚と周りにあった石碑群が跡形もなく消えてしまったのだ。<br />一瞬、道を間違えて似たような踏切に迷い出たかと思ったが、踏切の向こう側に見える店と看板は昨日とまったく同じものだった。<br />だから、方向音痴ではあるが、私は昨日と同じ踏切にたどり着いている。<br />ならば、清明塚も石碑群もあってしかるべきなのに、やはりない。<br />あれから二十年以上の歳月が流れたため、どういう行程でアルバイト先の店からその踏切へ行ったのか、まったく覚えていない。<br />それでも、道の両脇に店や家があり、その先のちょっとした空き地だか駐車場だかがある所に線路が横切り、件（くだん）の踏切があったことは覚えている。<br />そして踏切の、向かって右側に清明塚と小さな石碑群があった。<br />私が歩いていた時刻は、午後五時半から六時頃だ。大型連休の時期だったので、まだまだ空は明るかったから見落としようがない。</div><br /><div>数年前、こうした記憶と観光ガイドやネットを頼りに、<b>「弔千手」</b>の取材をするついでに、清明塚を探しに行ったことがある。<br />おかげで見つかった清明塚だが、「安部清明大神」と、記憶よりも文字数が増えているし、晴明桔梗紋がなかった。しかも、石碑の形が異なる。設置場所が踏切のそばなのは同じだが、あの日の踏切とはどうも違う。<br />単に私の記憶違いで、「安部清明大神」の石碑こそ、かつて私が見た清明塚なのかもしれないが、あまりにも外観の特徴が一致しない。<br />せめて、晴明桔梗紋が刻まれていたなら、自分の記憶違いだったと思えるのだが、そうではないからもどかしい。<br />それにあの日、清明塚と石碑群が一日で消えた謎の説明がついていない。<br />勘違いで片づけるのは容易（たやす）いが、あまりにも清明塚を見た記憶が鮮明に残っている。</div><br /><div>こういうのを、日常の謎と言うのだろう。<br />まことに恥ずかしい話、推理小説家の末席を汚している身でありながら、冴えた仮説ひとつ思いつかない。<br />文字数をオーバーした上に解決編もないとは、何とも締まらない話だ。<br />どなたか推理できた方がおられたら、ぜひともお教えいただきたい。</div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D4CKZFYH?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="歌人探偵定家　百人一首推理抄" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51GUUm1bQtL._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D4CKZFYH?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">歌人探偵定家　百人一首推理抄</a></div><div  class="itemSubTxt">羽生 飛鳥</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2024-06-12</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br  style="clear:left" clear="left"><div  class="amazon Default"><div  align="left" class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488020186?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" style="margin-right:10px" align="left" hspace="5" border="0" alt="揺籃の都 (ミステリ・フロンティア 113)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/514U0QEzV7L._SL160_.jpg"></a></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488020186?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">揺籃の都 (ミステリ・フロンティア 113)</a></div><div  class="itemSubTxt">羽生 飛鳥</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2022-06-30</div></div><br  style="clear:left" clear="left"><br /></div><br /><hr><br /><div><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■伊吹亜門（いぶき・あもん）</span></b></div><div>1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。2015年「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ！新人賞を受賞、18年に同作を連作化した『刀と傘』でデビュー。翌年、同書で第19回本格ミステリ大賞を受賞。他の著書に『雨と短銃』『幻月と探偵』『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』『焔と雪　京都探偵物語』『帝国妖人伝』がある。 <br /></div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  class="pictBox" align="left"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXNP19T7?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51RRX1lKvaL._SL160_.jpg" alt="刀と傘 (創元推理文庫)" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict"></a></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXNP19T7?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">刀と傘 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">伊吹 亜門</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2023-04-19</div></div><br  clear="left" style="clear:left"><br /></div><div><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■戸田義長（とだ・よしなが）</span></b></div>1963年東京都生まれ。早稲田大学卒。2017年、第27回鮎川哲也賞に投じた『恋牡丹』が最終候補作となる。同回は、今村昌弘『屍人荘の殺人』が受賞作、一本木透『だから殺せなかった』が優秀賞となり、『恋牡丹』は第三席であった。『恋牡丹』を大幅に改稿し、2018年デビュー。同じ同心親子を描いたシリーズ第２弾『雪旅籠』も好評を博す。その他の著作に『虹の涯（はて）』がある。江戸文化歴史検定１級。 <br /></div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  class="pictBox" align="left"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07H4FKQ92?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51a8WFKXieL._SL160_.jpg" alt="恋牡丹 同心親子の事件帳 (創元推理文庫)" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict"></a></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07H4FKQ92?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">恋牡丹 同心親子の事件帳 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">戸田 義長</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2018-10-22</div></div><br  clear="left" style="clear:left"><br /></div><div><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■羽生飛鳥（はにゅう・あすか）</span></b></div><div>1982年神奈川県生まれ。上智大学卒。2018年「屍実盛」で第15回ミステリーズ！新人賞を受賞。2021年同作を収録した『蝶として死す　平家物語推理抄』でデビュー。同年、同作は第4回細谷正充賞を受賞した。他の著作に『揺籃の都　平家物語推理抄』『歌人探偵定家　百人一首推理抄』『『吾妻鏡』にみる
 ここがヘンだよ！鎌倉武士』がある。また、児童文学作家としても活躍している（齊藤飛鳥名義）。</div><br /><div><div  class="amazon Default"><div  class="pictBox" align="left"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVQC5GK9?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51ARFJZ6GBL._SL160_.jpg" alt="蝶として死す 平家物語推理抄 (創元推理文庫)" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict"></a></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVQC5GK9?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">蝶として死す 平家物語推理抄 (創元推理文庫)</a></div><div  class="itemSubTxt">羽生 飛鳥</div><div  class="itemSubTxt">東京創元社</div><div  class="itemSubTxt">2024-03-29</div></div><br  clear="left" style="clear:left"><br /></div></div></div>]]> 
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<title>【創立70周年記念企画】東京創元社クイズ　問題編</title> 
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<modified>2024-07-30T07:59:48Z</modified> 
<issued>2024-07-30T17:00:02+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">去る7月16日、小社は創立から70周年を迎えました。この節目の年を記念して、今回の〈Web東京創元社マガジン〉では70年の歴史にちなんだ四択クイズを10問お届けします。いくつかの問題を解くヒントは、フェア開催書店さんにて配布中（※なくなり次第終了。配布方法は書店によ...</summary> 
<dc:subject>東京創元社便り</dc:subject>
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<![CDATA[<div><a  href="https://www.tsogen.co.jp/70th/" target="_blank" title="70周年キービジュアル"><img  class="pict" hspace="5" alt="70周年キービジュアル" border="0" height="500" width="500" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/0/f/0f8a0219-s.jpg"></a><br /><br /></div><br />去る7月16日、小社は創立から70周年を迎えました。<br />この節目の年を記念して、今回の〈Web東京創元社マガジン〉では70年の歴史にちなんだ四択クイズを10問お届けします。<br /><div>いくつかの問題を解くヒントは、フェア開催書店さんにて配布中（※なくなり次第終了。配布方法は書店によって異なります）の、『東京創元社創立70周年記念小冊子』に隠れているかも……？</div><br />解答編は次週公開予定。この機会にぜひご挑戦ください。<br /><br /><blockquote>【第１問】<br />2014年の創立60周年を機に誕生した東京創元社のマスコットキャラクター「くらり」は、白いうさぎの帽子をかぶった黒猫（リーディングキャット）ですが、くらりがかぶっているこの帽子の名前は次のうちどれでしょう？<br /><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/5/1/51b34cf7.jpg" width="168" height="224" border="0" alt="くらりの帽子" hspace="5" class="pict"><br />①しろり<br />②ハクト<br />③ニル<br />③らぴょん<br /></blockquote><br /><blockquote>【第２問】<br />1951年に刊行が開始された<b>〈現代社会科学叢書〉</b>の第一回配本であり、現在に至るまでのロングセラーとなっている、ドイツの哲学者エーリッヒ・フロムの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう？<br />①<b>『自由からの逃走』</b><br />②<b>『隷従への道』</b><br />③<b>『愛するということ』</b><br />④<b>『脱学校の社会』</b><br /></blockquote><br /><blockquote>【第３問】<br />逆説と諧謔（かいぎゃく）の大家として知られ、<b>〈ブラウン神父〉</b>シリーズ（創元推理文庫）をはじめとする数々の推理小説を発表したイギリスの作家、G・K・チェスタトンのファーストネームＧを略さずに書くと、次の四つのうちどれでしょう？<br />①グレアム<br />②ジェフリー<br />③ギルバート<br />④ジェラルド<br /></blockquote><br /><blockquote>【第４問】<br />これまでヘニング・マンケルの<b>『殺人者の顔</b>』、アーナルデュル・インドリダソンの<b>『湿地』『緑衣の女』</b>、レイフ・ＧＷ・ペーションの<b>『許されざる者』</b>（すべて創元推理文庫）などが受賞してきた、スカンジナヴィア推理作家協会がその年の最も優れた北欧ミステリに与える賞の名前は次のうちどれでしょう？<br />①氷の鍵賞<br />②ガラスの鍵賞<br />③銀の鍵賞<br />④水晶の鍵賞<br /></blockquote><br /><blockquote>【第５問】<br />泡󠄁坂妻夫の小説<b>『■枚のとらんぷ』『ダイヤル◯をまわす時』</b>（ともに創元推理文庫）、■と◯に入る数字を合計するといくつになるでしょう？<br />①23<br />②18<br />③20<br />④13<br /></blockquote><br /><blockquote>【第６問】<br />H・P・ラヴクラフトの作品世界において、インスマウスやダニッチ、アーカムなどの架空都市が所在するとされるアメリカの州は次のうちどれでしょう？<br />①マサチューセッツ州<br />②ロードアイランド州<br />③ニューハンプシャー州<br />④コネチカット州<br /></blockquote><br /><blockquote>【第７問】<br />第７回創元SF短編賞を受賞し、短編集<b>『半分世界』</b>（創元SF文庫）に収録された石川宗生の小説<b>「吉田同名」</b>で、ある日19,329人に増殖した吉田氏のフルネームは次のうちどれでしょう？<br />①吉田慎一<br />②吉田健祐<br />③吉田茂雄<br />④吉田大輔<br /></blockquote><br /><blockquote>【第８問】<br /><div>創元推理文庫の旧ジャンルマークの中でも、本格推理を示す「おじさんマーク」は、1991年の分類変更後も、いくつかの作品のカバーに使われてきました。</div><div><img  class="pict" hspace="5" alt="おじさんマーク" border="0" height="170" width="169" src="https://livedoor.blogimg.jp/tokyosogensha-fpuupwvi/imgs/c/7/c795d75a-s.gif"><br />それでは次に示す創元推理文庫の国内作品のうち、現行版のカバーにおじさんマークが「ついていない」本はどれでしょう？</div>①大山誠一郎<b>『アルファベット・パズラーズ』</b><br />②小森収 編<b>『ミステリ=22　推理小説ベスト・エッセイ』</b><br />③北山猛邦<b>『少年検閲官』</b><br />④北村薫<b>『ニッポン硬貨の謎』</b><br /></blockquote><br /><blockquote>【第９問】<br />今年（2024）年、伝記映画<b>『シャーリイ』</b>が封切られたことでも話題となった作家、シャーリイ・ジャクスンの<b>『ずっとお城で暮らしてる』</b>（創元推理文庫）で語り手となる、ブラックウッド家の少女の通称は次のうちどれでしょう？<br />①ナタリー<br />②コニー<br />③エレーナ<br />④メリキャット<br /></blockquote><br /><blockquote>【第10問】　<br />タイトルが「時間」からはじまるSF小説にもいろいろありますが、1973年に原書が刊行され、日本では1990年に第21回星雲賞海外長編部門を受賞した、バリントン・Ｊ・ベイリーの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう？<br />①<b>『時間泥棒』</b><br />②<b>『時間封鎖』</b><br />③<b>『時間衝突』</b><br />④<b>『時間都市』</b><br /></blockquote><br /><div>創立70周年フェアの詳細はこちらから、</div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/9dabb3f3-74f5-3344-8094-0e705063df85"></iframe>
<br /></div><br /><div>7月フェアの開催店様はこちらからご確認いただけます。</div><div><iframe  frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/45c3f7b1-50d2-37b6-9a22-9639b7641f2e"></iframe>
<br /></div><br />ご確認の上、ぜひお近くの開催店様に足をお運びください！<br />※書籍によっては店頭に並んでいない場合があります。その場合はご注文ください。<br /><br />]]> 
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<title>本日発売、楽しい不思議が満載のミステリ！　鈴木美朋／ジジ・パンディアン『壁から死体？』（創元推理文庫）訳者あとがき［全文］</title> 
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<modified>2024-07-29T07:59:28Z</modified> 
<issued>2024-07-29T17:00:56+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">壁から死体？ 〈秘密の階段建築社〉の事件簿 (創元推理文庫)訳者あとがき　古い屋敷に隠し部屋、密室の謎、一族に伝わる呪いと幽霊。カルダモン風味のショートブレッド、カシミール風豆の煮込みを詰めたジャケット・ポテト。幼なじみの元親友との再会、家族の秘密。クラシッ...</summary> 
<dc:subject>海外ミステリ</dc:subject>
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<![CDATA[<div  class="amazon LargeImage"><div  class="pictBox"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7283W8S?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi"><img  class="pict" hspace="5" border="0" alt="壁から死体？ 〈秘密の階段建築社〉の事件簿 (創元推理文庫)" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51uhMz80FAL._SL500_.jpg"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7283W8S?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi">壁から死体？ 〈秘密の階段建築社〉の事件簿 (創元推理文庫)</a></div></div><br /><br />訳者あとがき<br /><br />　古い屋敷に隠し部屋、密室の謎、一族に伝わる呪いと幽霊。カルダモン風味のショートブレッド、カシミール風豆の煮込みを詰めたジャケット・ポテト。幼なじみの元親友との再会、家族の秘密。クラシック・ミステリへのオマージュと、インドとスコットランドとカリフォルニアの文化、友情と家族愛にひとさじのロマンス、そしてマジックを混ぜ合わせた（マッシュアップ）、盛りだくさんで楽しい一冊をお届けします。<br /><br />〝マッシュアップのアメリカ人〞を自任する主人公、テンペスト・ラージは、ラスヴェガスの花形イリュージョニストでしたが、公演中の事故で自身と観客の命を危険にさらしてしまい、ショービジネス界を追われてサンフランシスコ近郊の故郷へ帰ってきました。再起を目指すもなかなかうまくいかず、父親に頼まれて不本意ながら家業を手伝うことに。父親が営む〈秘密の階段建築社〉は、呪文を唱えると入ることのできる隠し部屋や、秘密の花園に通じるドアが隠された柱時計など、愉快な仕掛けのある空間造りに特化した工務店なのですが、初仕事の現場で、テンペストは思いがけない事件に遭遇します。およそ築百年の屋敷の壁から、ラスヴェガスで彼女の替え玉（ステージダブル）を務めていた女性、キャシディの死体が出てきたのです。<br />　自分に瓜二つの死体が、出入口のない、いわば密室である空間に、マジックさながらに封じこめられていた――テンペストは、自身の一族に呪いがかかっているという言い伝えを思い出さずにはいられません。その呪いとは、「一族の長子はマジックに殺される」というもの。現に、テンペストのおばのエルスペスはマジックショーの最中に事故死し、結婚前はマジシャンとして活躍していた母親エマも、エルスペスを追悼する特別公演中に忽然と姿を消して五年がたち、もはや生きてはいないだろうと考えられています。まさか、一族はほんとうに呪われていて、今度は自分が殺されるのか？　それとも？　真相究明に乗り出したテンペストは、ある晩、母親の幽霊を目撃し……。<br /><br />　冒頭に書いたように、本書にはさまざまな要素が詰めこまれていますが、魅力を無理やり三つにまとめるとすれば、まずあげられるのは個性にあふれたキャラクターでしょう。名前のとおりにエネルギッシュなテンペストは言うまでもなく、彼女の脇を固める人々もそれぞれにおもしろいのですが、訳者がとりわけ気に入っているのは、テンペストの幼なじみのアイヴィです。テンペストはキャシディ事件の謎を解くため、アイヴィに助けを求めます。クラシック・ミステリのオタクであるアイヴィのアイドルは、ジョン・ディクスン・カーの生んだ名探偵、ギディオン・フェル博士。博士の密室講義にならったアイヴィ版密室講義には、訳者も勉強させてもらいました。アイヴィとテンペストのクラシック・ミステリ談義には、著者ジジ・パンディアンのミステリというジャンルと先達への敬愛が感じられます。また、テンペストはアイヴィを相手に推理を展開するうちに、不可能犯罪と、自身が生業にしていたイリュージョンとのあいだに、ひとつの共通点を見出します。その共通点がなにかは、ぜひ本編でお確かめください。それから、つねに人々のおなかを満たすことを考えているテンペストの祖父、アッシュがこしらえるおいしそうな料理の描写にはこちらのおなかがすいてきますが、彼のレシピが巻末に載っていますので、ぜひお試しを。<br />　第二の魅力は、〈秘密の階段建築社〉の作品の数々の楽しさです。テンペストが子ども時代を過ごした寝室は、秘密の階段をのぼらなければ入れませんし、アッシュとモーの住む家はツリーハウスです。だれもが子どものころ、ちょっと特別な自分だけのスペースに憧れ、夢の部屋をあれこれ空想したのではないでしょうか。だからこそ、〈建築社〉の造るギミック満載の小部屋がありありと目に浮かび、ノスタルジーすらかきたてられます。訳者が「これはほしい」と思ったのは、秘密の読書室。壁一面を占める本棚から決まった本を抜き取ると、本棚の一部が音もなくひらき、そのむこうには座り心地のよいソファのある小部屋が。ソファに身を沈め、だれにもなににも魔されず、思うぞんぶん読書に没頭する本好きの理想の空間ではありませんか。<br />　第三は、もちろん謎解きのおもしろさです。だれが、なぜテンペストのステージ・ダブルを殺したのか、そしてどうやって死体を密室空間に封じこめたのか？　先ほど書いたように、テンペストは不可能犯罪とイリュージョンとのあいだに共通点があると気づき、それをきっかけに、じつにイリュージョニストらしい視点で謎を解いていきます。しかも、アイヴィと推理を進めるのが、これまた〝あったらいいな〞のミステリ専門の図書館！　棚には古今東西のミステリがずらりと並び、オリエント急行の客車のような集会室で読書会もできてしまいます。さらには、自身やラージ家にまつわる謎もテンペストの前に立ちはだかります。すべての謎を解くには、テンペストの母親が遺した〝遺産〞のほんとうの意味を探らなければなりません。テンペストと一緒に、ばらばらだったパズルのピースが少しずつはまっていくのを楽しんでいただければ幸いです。<br /><br />　著者のジジ・パンディアンは、テンペストと同様にミックスルーツの女性です。父親は南インド、母親はニューメキシコ州の出身で、ふたりとも文化人類学者だったため、子どものころは両親の調査旅行でいろいろな国へ連れていかれたそうです。旅先でひまつぶしにミステリを書きはじめた彼女は、大学院生だった二〇一二年、世界中を旅するインド系アメリカ人、ジャヤ・ジョーンズを主人公にした<b>〈Jaya Jones Treasure Hunt Mystery〉</b>シリーズの第一作となる<i><b>Artifact</b></i>でミステリ作家としてデビューしました。このシリーズはほかに長編が五冊、中短編集が一冊あり、本書に出てくるザ・ヒンディー・フーディーニことサンジャイは、長編第五作の<i><b>The Ninja’s Illusion</b></i>でジャヤとともに京都を旅しています。どうやらパンディアンは日本に興味があり、とくに新本格ミステリを愛読しているようです。〝多くの作品が英語に翻訳されていますが、このジャンルを愛するわたしたちはもっともっと読みたがっています。いわゆる黄金時代の密室ミステリにくらべて暴力的な場面が多い点には注意が必要ですが、おもしろさではまったく引けを取らない〞とのこと。<br />　アガサ賞やアンソニー賞などさまざまな賞を受賞し、人気作家として順調にキャリアを積んでいたパンディアンは、三十六歳のときに乳癌と診断されました。つらい治療を受ける一方で、齢数百歳の錬金術師、ゾーイ・ファウストを主人公にしたパラノーマル・ミステリ<b>〈The Accidental Alchemist Mystery〉</b>シリーズの執筆を開始。こちらも長編七冊に中編一冊からなる人気シリーズに成長しました。<br /><div>　癌が寛解してから十年がたち、満を持して二〇二二年に発表したのが、<b>〈秘密の階段建築社〉</b>シリーズの第一作である本書です。惜しくも受賞は逃しましたが、レフティ賞にノミネートされました。第二作の<b><i>The Raven Thief</i></b>で〈秘密の階段建築社〉が造るのは、新本格ミステリをテーマにした読書室です。完成した部屋のお披露目パーティの余興として催された降霊術の会の最中、有名なミステリ作家が殺され、なんとアッシュが犯人ではないかと疑われることに。テンペストは祖父の容疑を晴らすため、ほんとうはなにがあったのか探りはじめます。こちらも創元推理文庫より刊行が予定されていますので、楽しみにお待ちください。</div><br /><hr><br /><div>＊本記事は2024年7月刊のジジ・パンディアン<b><a  href="https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488290061" target="_blank" title="">『壁から死体？』</a></b>訳者あとがきの全文転載です（編集部）<br /></div><br /><hr><br /><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 204);">■鈴木美朋（すずき・みほう）</span></b></div>大分県生まれ。英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書にスローター『ハンティング』、クカフカ『死刑執行のノート』、リン『ミン・スーが犯した幾千もの罪』、ガルマス『化学の授業をはじめます。』などがある。
		
		<br /><br /><div><div  class="amazon MediumImage"><div  class="pictBox"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7283W8S?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank"><img  src="https://m.media-amazon.com/images/I/51uhMz80FAL._SL160_.jpg" alt="壁から死体？ 〈秘密の階段建築社〉の事件簿 (創元推理文庫)" border="0" hspace="5" class="pict"></a><br /></div><div  class="itemTitle"><a  href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7283W8S?psc=1&amp;tag=wwwtsogecojp-22&amp;th=1&amp;linkCode=osi" target="_blank">壁から死体？ 〈秘密の階段建築社〉の事件簿 (創元推理文庫)</a></div></div><br /></div>]]> 
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