去る7月16日、小社は創立から70周年を迎えました。
この節目の年を記念して、今回の〈Web東京創元社マガジン〉では70年の歴史にちなんだ四択クイズを10問お届けします。
いくつかの問題を解くヒントは、フェア開催書店さんにて配布中(※なくなり次第終了。配布方法は書店によって異なります)の、『東京創元社創立70周年記念小冊子』に隠れているかも……?
解答編は次週公開予定。この機会にぜひご挑戦ください。
【第1問】
2014年の創立60周年を機に誕生した東京創元社のマスコットキャラクター「くらり」は、白いうさぎの帽子をかぶった黒猫(リーディングキャット)ですが、くらりがかぶっているこの帽子の名前は次のうちどれでしょう?
①しろり
②ハクト
③ニル
③らぴょん
【第2問】
1951年に刊行が開始された〈現代社会科学叢書〉の第一回配本であり、現在に至るまでのロングセラーとなっている、ドイツの哲学者エーリッヒ・フロムの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう?
①『自由からの逃走』
②『隷従への道』
③『愛するということ』
④『脱学校の社会』
【第3問】
逆説と諧謔(かいぎゃく)の大家として知られ、〈ブラウン神父〉シリーズ(創元推理文庫)をはじめとする数々の推理小説を発表したイギリスの作家、G・K・チェスタトンのファーストネームGを略さずに書くと、次の四つのうちどれでしょう?
①グレアム
②ジェフリー
③ギルバート
④ジェラルド
【第4問】
これまでヘニング・マンケルの『殺人者の顔』、アーナルデュル・インドリダソンの『湿地』『緑衣の女』、レイフ・GW・ペーションの『許されざる者』(すべて創元推理文庫)などが受賞してきた、スカンジナヴィア推理作家協会がその年の最も優れた北欧ミステリに与える賞の名前は次のうちどれでしょう?
①氷の鍵賞
②ガラスの鍵賞
③銀の鍵賞
④水晶の鍵賞
【第5問】
泡󠄁坂妻夫の小説『■枚のとらんぷ』『ダイヤル◯をまわす時』(ともに創元推理文庫)、■と◯に入る数字を合計するといくつになるでしょう?
①23
②18
③20
④13
【第6問】
H・P・ラヴクラフトの作品世界において、インスマウスやダニッチ、アーカムなどの架空都市が所在するとされるアメリカの州は次のうちどれでしょう?
①マサチューセッツ州
②ロードアイランド州
③ニューハンプシャー州
④コネチカット州
【第7問】
第7回創元SF短編賞を受賞し、短編集『半分世界』(創元SF文庫)に収録された石川宗生の小説「吉田同名」で、ある日19,329人に増殖した吉田氏のフルネームは次のうちどれでしょう?
①吉田慎一
②吉田健祐
③吉田茂雄
④吉田大輔
【第8問】創元推理文庫の旧ジャンルマークの中でも、本格推理を示す「おじさんマーク」は、1991年の分類変更後も、いくつかの作品のカバーに使われてきました。①大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』
それでは次に示す創元推理文庫の国内作品のうち、現行版のカバーにおじさんマークが「ついていない」本はどれでしょう?
②小森収 編『ミステリ=22 推理小説ベスト・エッセイ』
③北山猛邦『少年検閲官』
④北村薫『ニッポン硬貨の謎』
【第9問】
今年(2024)年、伝記映画『シャーリイ』が封切られたことでも話題となった作家、シャーリイ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる』(創元推理文庫)で語り手となる、ブラックウッド家の少女の通称は次のうちどれでしょう?
①ナタリー
②コニー
③エレーナ
④メリキャット
【第10問】
タイトルが「時間」からはじまるSF小説にもいろいろありますが、1973年に原書が刊行され、日本では1990年に第21回星雲賞海外長編部門を受賞した、バリントン・J・ベイリーの代表作のタイトルは次のうちどれでしょう?
①『時間泥棒』
②『時間封鎖』
③『時間衝突』
④『時間都市』
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