歌人探偵定家

6月12日に刊行された、若き藤原定家が和歌の絡む謎を解くミステリ、羽生飛鳥『歌人探偵定家 百人一首推理抄』。その刊行を記念して、特別に第1話「くもがくれにし よはのつきかな」を全文公開します!

〈こちらよりお楽しみください!!〉
https://www.yondemill.jp/contents/63469?view=1


書名:歌人探偵定家 百人一首推理抄(かじんたんていていか ひゃくにんいっしゅすいりしょう)
著者:羽生飛鳥(はにゅう・あすか)
装画:すり餌
装幀:長﨑綾(next door design)
判型:単行本(四六判並製)
定価:1980円(本体価格1800円)

【あらすじ】
一一八六年。平家一門の生き残りである、亡き平頼盛の長男、保盛はある日、都の松木立で女のバラバラ死体が発見された現場に遭遇する。生首には紫式部の和歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半(よは)の月かな」が書かれた札が針で留められ、野次馬達はその惨状から鬼の仕業だと恐れていた。
そこに現れた、保盛の友人で和歌を愛してやまない青年歌人・藤原定家は「屍に添えて和歌を汚す者は許せん」と憤慨。死体を検分する能力のある保盛を巻きこみ、事件解決に乗り出す! 
後に『小倉百人一首』に選出された和歌の絡む五つの謎を、異色のバディが解く連作ミステリ。

紫式部や百人一首・平安時代に興味のある皆様も、本格ミステリを愛好する皆様も楽しめます!
ぜひ試しにクリックをお願いいたします。

歌人探偵定家 百人一首推理抄
羽生 飛鳥
東京創元社
2024-06-12



揺籃の都 (ミステリ・フロンティア 113)
羽生 飛鳥
東京創元社
2022-06-30