4月になって桜も見頃を迎え、春らんまんの季節となった今日この頃。晴れやかな春にぜひお届けしたい、『紙魚の手帖vol.16 APRIL 2024』の内容を紹介します!
まず特集は、四人の気鋭による読切特集「駅×旅」です。砂村かいりさんは弁天島駅(浜松)、朝倉宏景さんは甲子園駅(西宮)、君嶋彼方さんは山鼻19条駅(札幌)、額賀澪さんは明洞駅(ソウル)。……というように、皆さんには「実在の場所を目指し、様々な想いを抱いて旅に出た人々の短編」を描いていただきました。彼ら彼女らの、一筋縄では行かない旅路の結末は? 四者四様の余韻が残るエンディングを、ぜひ見届けてください。
また、新連載は堂場瞬一さんによる長編『フルハウス』。御自身もラガーマンであった堂場さんによる、本格ラグビー小説です。オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描く渾身の大作を、お見逃しなく。
読切では、鮮烈な2編を掲載。赤野工作さんの「〝たかが〟とはなんだ〝たかが〟とは」は、冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。東川篤哉さんの「暮林紅子の誤算」は、雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。どちらも読み応え抜群です!
加えて、芦辺拓さん『明治殺人法廷』と、高田大介さん『記憶の対位法』は、共に感動の連載最終回を迎えます。他にも、澤村伊智さん・東雅夫さん・東京創元社編集部による、創元ホラー長編賞選評も掲載しています。
充実した内容の本誌を、存分にお楽しみください!
まず特集は、四人の気鋭による読切特集「駅×旅」です。砂村かいりさんは弁天島駅(浜松)、朝倉宏景さんは甲子園駅(西宮)、君嶋彼方さんは山鼻19条駅(札幌)、額賀澪さんは明洞駅(ソウル)。……というように、皆さんには「実在の場所を目指し、様々な想いを抱いて旅に出た人々の短編」を描いていただきました。彼ら彼女らの、一筋縄では行かない旅路の結末は? 四者四様の余韻が残るエンディングを、ぜひ見届けてください。
また、新連載は堂場瞬一さんによる長編『フルハウス』。御自身もラガーマンであった堂場さんによる、本格ラグビー小説です。オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描く渾身の大作を、お見逃しなく。
読切では、鮮烈な2編を掲載。赤野工作さんの「〝たかが〟とはなんだ〝たかが〟とは」は、冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。東川篤哉さんの「暮林紅子の誤算」は、雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。どちらも読み応え抜群です!
加えて、芦辺拓さん『明治殺人法廷』と、高田大介さん『記憶の対位法』は、共に感動の連載最終回を迎えます。他にも、澤村伊智さん・東雅夫さん・東京創元社編集部による、創元ホラー長編賞選評も掲載しています。
充実した内容の本誌を、存分にお楽しみください!