今回の2月発売の15号より、『紙魚の手帖』がリニューアルしました! 新たに表紙イラストを担当するのは、人気イラストレーターの飯田研人さん。鮮やかな色で彩られた、唯一無二の不思議な世界を毎号描き下ろしでお届けします。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
また、1ページコラムもリニューアル。各執筆者の皆様の日常や嗜好が垣間見える、「ごほうびごはん」「行かない旅の栞」「読書日記」というバラエティに富んだ内容も、お楽しみくださいませ。
待望の新連載は、本誌初登場の貫井徳郎さんによる『不等辺五角形』。避暑地の別荘で起きた殺人事件をめぐり、証言が錯綜し、圧巻の心理劇が繰り広げられます。予測不可能なミステリ長編をお見逃しなく!
加えて読切では、伊吹亜門さん、今村昌弘さん、北山猛邦さん、白井智之さんといった気鋭が贈る、最新ミステリ短編も掲載しています。どの作品も切れ味の鋭いロジックが冴え渡る本格ミステリで、読み応え抜群です!
なお、SF読切のサマンサ・ミルズ「ラビット・テスト」も見逃せません。2023年のヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・スタージョン記念賞を受賞した、衝撃の内容をどうぞご覧ください。
そして、今年2024年で東京創元社は創立70周年を迎えました。本誌では記念エッセイ「わたしと東京創元社」の連載を、一年間お届けしていきます。第1弾は、笠井潔さん、北村薫さん、田口俊樹さん、辻真先さん、エドワード・ケアリーさんといった、豪華執筆陣でお贈りします。
また、全国の書店での創立70周年フェア企画も準備中です。今年も、本誌及び東京創元社をどうぞよろしくお願いいたします!