真冬とは思えない暖かさが続いたと思いきや、急に底冷えするような寒い日が訪れたりと、なかなか落ち着かない天気が続く、今日この頃。そこで、寒暖差にも負けないパワーを得られるような、充実のラインナップでお届けする『紙魚の手帖 vol.14 DECEMBER 2023』を紹介いたします!
今号の特集では、西條奈加さん、千早茜さん、深緑野分さん、秋永真琴さん、織守きょうやさん、越谷オサムさんの豪華執筆陣で贈る、「料理をつくる人」をテーマにした読切を掲載しました。特定の食べ物にフィーチャーした読切特集は多くありますが、「料理人」にスポットを当てた特集は今まであまり多くないかと思います。
自分のため、家族のため、ふと出会った他人のため、人間ではない存在のため……様々な理由で料理をつくる人々。彼ら彼女らの思惑は、美味しそうな料理を通し、どんな展開へと繋がるのか? 一筋縄ではいかない人間ドラマは必見です!
また、読切短編では、国内外の切れ味鋭いミステリを掲載しています。翻訳では、〈三聖人〉シリーズや〈警察署長アダムスベルグ〉シリーズでお馴染みの、CWA賞受賞作家のフレッド・ヴァルガスが登場。クリスマス・イヴに起きた事件にアダムスベルグが挑む、その名もズバリ「クリスマス・イヴ」。一読したら忘れられない結末を、どうぞお楽しみ下さい。
国内では、SFやミステリなど幅広いジャンルで活躍し、第170回直木賞に『ラウリ・クースクを探して』が候補作として選出された、宮内悠介さんが登場。1968年に起きた二重密室殺人の謎を描いた、本格ミステリ「ディオニソス計画」は驚き満載です!
そして、本年も本誌及び、東京創元社をご愛顧いただきましてありがとうございました。2024年は創立70周年という記念すべき年になりますので、どうぞよろしくお願いいたします!






