案山子の村の殺人

〈家政夫くんは名探偵!〉シリーズ(マイナビ出版ファン文庫)や舞台化で話題の『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)の著者、楠谷佑先生の最新刊『案山子の村の殺人』が刊行されました。

大学生の宇月理久(うづき・りく)と篠倉真舟(しのくら・まふね)は、一人が執筆担当、もう一人がプロット担当という合作推理作家。次回作の参考にと大学の友人から実家の旅館を勧められ、宵待村(よいまちむら)を訪れる事に。その村は、案山子(かかし)作りを産業にしており、いたるところに案山子が飾られている案山子の村だった。
出迎えてくれた友人と共に村を散策すると、神社の境内の見晴らし台から見えるはずの案山子が消えていた。不可思議な事象に首を傾げる彼らは、最近、村でボウガンによる動物を狩る事件が続いている事も耳にする。撃ち込まれている矢には毒が塗られていた。
村で起こる不穏な事件。その日の夜、理久と真舟が旅館に戻ると、看板には矢が撃ちこまれていた……。

刊行記念として作品の導入部分、約80ページをコミカライズ! 作品の世界観を楽しんでいただけます。(漫画:有栖サリ)
※小説本文に漫画は含まれません
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案山子コミカライズ1
1/6ページ
案山子コミカライズ2
2/6ページ
案山子コミカライズ3
3/6ページ
案山子コミカライズ4
4/6ページ
案山子コミカライズ5
5/6ページ
案山子コミカライズ6
6/6ページ
案山子地図
【神社周辺の地図】

案山子の村の殺人イラストPOP
【『案山子の村の殺人』POP イラスト:有栖サリ】

■書誌情報
書名:『案山子の村の殺人』(かかしのむらのさつじん)
著者:楠谷佑(くすたに・たすく)
レーベル:ミステリ・フロンティア
判型:四六判仮フランス装
定価:1,980円 (本体価格:1,800円)
ページ数:404ページ
写真:Bong Grit/Getty Images
装幀:岩郷重力+K.K
刊行:2023年11月30日