12月16日、23日に放送されるドラマ版「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の、直前情報が諸々アップされ始めました。主演の草彅剛さんをはじめ話題のキャストに加えて、舞台やテレビで活躍するろう者俳優が出演することなど、画期的な試みも発表され、期待感が膨らみます。番組情報はこちらより。
さて、本書『刑事何森 孤高の相貌』は、ドラマ版でも活躍が期待される何森稔(いずもり・みのる)刑事の活躍が光るスピンオフシリーズです。〈デフ・ヴォイス〉シリーズにおいて、主人公・荒井尚人の良き協力者(ひじょうにぶっきらぼうな対応ですが)であり、要所で渋い登場をする名キャラクターです。名字も珍しく、ネットで検索すると岡山県由来のもので、全国でも40人程度とのこと。
ドラマ版では遠藤憲一さんが演じられ、渋さがさらに増した印象。また、本書でも登場する荒井の妻となるみゆき(ドラマ版では結婚前のため安斉みゆき)は、松本若菜さんです。
本書の紹介はこちら。
有能だが組織に迎合しない昔気質(かたぎ)の刑事・埼玉県警の何森稔は、県内各地を転々とさせられている。車椅子の娘の母親が二階の部屋で殺害された事件、供述弱者の若者が強盗犯と疑われた事件、強盗後に容疑者が記憶喪失となった事件のその後。〈デフ・ヴォイス〉シリーズで人気のキャラクター・何森は、一筋縄ではいかない事件に対峙し、地道な捜査を始める――。スピンオフ第一弾。
特に、第一作およびドラマ版では、なぜ何森が有能ながらも県内各所をたらいまわしにされているのかが分かる重要なシーンが描かれますので、読み逃し(見逃し)は厳禁です。
また、今年は何森の活躍を描いたシリーズ第二弾『刑事何森 逃走の行先』も刊行しております。刊行した6月は作中に登場した、非正規滞在外国人の仮放免問題がまさに話題となっていた時期でもあり、今現在ではホストクラブの売掛がワイドショーなどでも頻繁に取り上げられています。第二話「永遠(エターナル)」はまさに、ホストクラブで借金を抱えた若い女性が起こした事件を、何森とみゆきが追うという展開です。
12月には、偕成社さんより、美和と英知のその後を描いた『手話だからいえること 泣いた青鬼の謎』も刊行されます。そして、最新情報として待望のシリーズ第一作の創元推理文庫版の刊行が決定しました。2024年2月の刊行です。全面的に手を入れた最新バージョンでのお届けとなります。みなさま、ご期待下さい。








