営業部では2ヶ月に一度、その月の中旬頃に、これまでに刊行された文庫のオビとPOPのデザインを一新して書店さんにお送りする「激押し!」という企画を行っております。 2023年10月は『穢れた手』(堂場瞬一)です。

本作は、数多の警察小説・スポーツ小説を手掛け、何作品も映像化されるという実績を持つ、堂場瞬一による警察小説。同期への信頼、警察組織への不審を描いた一冊です。堂場作品では同じく警察小説の『コーチ』が今月文庫化、こちらも好評発売中です! 書店店頭で見かけた際には、ぜひお手にとってみてください!

【内容紹介】
松城署の同期の刑事2人、桐谷と高坂。高坂は収賄容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放。贈賄側も同様に釈放される。逮捕時に決まってしまっていた高坂の解雇を撤回させたい、彼の名誉を回復したい、と桐谷は行動を始めたが……。彼は思いも寄らぬ殺人事件に巻き込まれる。20年前のある記憶を共有するふたりの刑事と、警察という組織の深部に隠された闇。
本作は、数多の警察小説・スポーツ小説を手掛け、何作品も映像化されるという実績を持つ、堂場瞬一による警察小説。同期への信頼、警察組織への不審を描いた一冊です。堂場作品では同じく警察小説の『コーチ』が今月文庫化、こちらも好評発売中です! 書店店頭で見かけた際には、ぜひお手にとってみてください!
●前回までの「激押し!」記事はこちら
《2023年8月》古内一絵『キネマトグラフィカ』
《2023年6月》丸山正樹『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』
《2023年4月》一本木透『だから殺せなかった』
《2023年2月》辻真先『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』
《2022年12月》内山純『土曜はカフェ・チボリで』
《2022年10月》フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳『犯罪』
《2022年8月》川澄浩平『探偵は教室にいない』
《2022年6月》浅ノ宮遼『臨床探偵と消えた脳病変』
《2022年4月》深緑野分『戦場のコックたち』
《2022年2月》浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』
《2021年12月》丸山正樹『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』