16世紀イタリアを舞台に万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した謎の兵器を巡って繰り広げられる追跡劇。果たしてダ・ヴィンチの遺産を手に入れるのは、フィレンツェか、ローマ教皇と神聖ローマ皇帝か、それとも……。
謎解きと歴史ファンタジイの醍醐味を堪能できる上田朔也『ダ・ヴィンチの翼』は9月に刊行され、好評発売中です。

本日は2022年5月に刊行された著者のデビュー作『ヴェネツィアの陰の末裔』に寄せられたX(旧ツィッター)の感想をご紹介します。
こちらは異端と迫害されながらも列強の権謀術数のなかに身を置く魔術師の姿を描いた傑作です。どちらも独立してお読みいただける物語ですが、この機会に併せてお読みいただけますと幸いです。


ベネデットには、孤児院に拾われるまでの記憶がない。あるのは繰り返し見る両親の死の悪夢だけだ。魔力の発現以来、護衛剣士のリザベッタと共にヴェネツィアに仕える魔術師の一員として生きている。あるとき、元首(ドージエ)暗殺計画が浮上。ベネデットらは、背後に張り巡らされた陰謀に巻き込まれるが……。権謀術数の中に身を置く魔術師の姿を描く、第5回創元ファンタジイ新人賞佳作&第5回細谷正充賞受賞作。

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