『ナイフをひねれば』アンソニー・ホロヴィッツ/山田蘭訳(創元推理文庫)
みなさまこんにちは。今年もアンソニー・ホロヴィッツの新作をお届けする季節がやってまいりました。
『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『殺しへのライン』に続く〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ第4弾の『ナイフをひねれば』は、こんなあらすじの犯人当てミステリです。
「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツは探偵ホーソーンにこう告げた。翌週、わたしの戯曲を酷評した劇評家の死体が発見される。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作!
今回は2023年8月に実施した『ナイフをひねれば』のゲラ版先読みキャンペーンでお寄せいただいた感想の一部をご紹介いたします。
すてきなご感想を本当にありがとうございました!
【先読み読者のみなさんのご感想】
アンソニー・ホロヴィッツの新作というだけで期待はいつも高いけれど、その期待を今作も超えてきた。今年読んだミステリーの中で一番の面白さ!(30代・女性)
ああ、これがミステリの醍醐味だ。日常のあれこれから、解放されて、ホーソーンとホロヴィッツと共に犯人はいったい誰なんだ! と鼻息を荒くしながら、ページをめくる楽しみといったら!(60代・女性)
現時点でシリーズ最高傑作! 読み始めたら止まらない面白さに感服いたしました。(中略)こちらの期待なんて軽く超えてくるんだろうなぁということも予想しておりました。それなのに、この面白さ!!
またしてもやられた、と自分自身にがっかり、けれども読後の「面白かった!」という満足感がそれを大きく上回る。どうしてこんなにも、ページをめくる手を止められないんだろう? そう思いながらぐいぐいと先へ進んでしまいました。(30代・女性)
ホロヴィッツの作品はいつだって、ミステリの楽しみを与え、読者の渇きを満たしてくれます。今回もその期待は裏切られず、毎作上がり続けるハードルを見事に上回ってくれました。(30代・女性)
それにしても最後まで犯人がさっぱりわからなかった。犯人の正体が明かされたとき、思わず声をあげてしまった。おまえか!(50代・女性)
ページを繰る手が止まらず、一気に読み通しました。(中略)今回『メインテーマは殺人』から本作まで一気に読み通しました。一大エンターテイメントを涼しい部屋の中で味わえる贅沢。最高です!!!(40代・女性)
シリーズ最高傑作をまたまた更新! ホーソーンシリーズのまさに”最高傑作”!(中略)本作も絶対一気読み確実だから、読者は休日前の夜に読み始めるのがおススメ。(60代・女性)
今年も楽しませてもらいました。いや、例年以上にハラハラし、ページを捲る手を止められませんでした。寝不足です。予想もしない展開でした。そして最後の謎解きは、クリスティ好きにはたまりません、最高ー!(50代・女性)
面白い。初めて徹夜してしまいました。あーあー眠たいです。ホロヴィッツさん、この責任どうしてくれるのですか?(笑)(40代・男性)
一読して推理の鮮やかさに驚かされ、再読して伏線の緻密さに唸らされる、何度読んでも味わい深いミステリ!(20代)
シリーズ4作目にして、天井知らずの面白さ! アンソニー・ホロヴィッツはやはり天才!(20代)
今回こそ犯人を当てるぞ!と意気込んだものの、物の見事にホロヴィッツのカウンターパンチを食らいました。あんなにもヒントが散りばめられていたのに、悔しい。(20代・男性)
このシリーズは巻を重ねる毎に加速度的に面白くなっていくとんでもない作品だ。ここに来て登場人物やこの世界観がますます好きになってしまうような話を持ってくるのは流石としか言いようがない。(20代・女性)