8月31日に刊行されました、市川憂人さんの〈マリア&漣〉シリーズ最新作『ヴァンプドッグは叫ばない』。「厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人。殺人鬼が仕掛けた、想像を絶するトリックとは?」――という史上最大の難事件を描いており、先読みキャンペーンや、刊行後にお読みになった読者の皆様からは、続々と絶賛のご感想をいただいております!
そんな、今年注目の話題作刊行を記念して、主要キャラクターをイラストにしていただきました! 手掛けたのは鈴木康士さん。『ミステリーズ!』で、「赤鉛筆は要らない」「レッドデビルは知らない」「ボーンヤードは語らない」(すべて短編集『ボーンヤードは語らない』に収録)を掲載した際、扉絵で高校生時代のマリアと漣、空軍基地で調査中のジョンを描いていただいた、ご縁でのことです。
今回は、マリア、漣、ジョンに加えて、計6名のキャラクターイラストを描き下ろしていただきました! なお、キャラクターイラストを以下に掲載しますが、『ヴァンプドッグは叫ばない』の内容に一部関わっていますので、未読の方はご注意ください。
●マリア・ソールズベリー

U国A州フラッグスタッフ署の警部。モデルと見紛うほどの美女だが、身だしなみに気を遣わない。そそっかしい点もあるが、抜群の推理力を誇る。
●九条漣(クジョウ・レン)

U国A州フラッグスタッフ署の刑事。マリアの部下でバディを組んでいる。常に冷静沈着で、マリアの推理を補佐する。
●ジョン・ニッセン

U国第十二空軍少佐。第1弾『ジェリーフィッシュは凍らない』より登場。生真面目な性格で、マリアの無茶な依頼に良く振り回されながらも力を貸す。
●ボブ・ジェラルド

U国A州フラッグスタッフ署の検死官。第1弾『ジェリーフィッシュは凍らない』より登場。どんな遺体を前にしても悠然と検死する、マリアたちの頼りになる同僚。
●アイリーン・ティレット

アルビノの天才少女。第2弾『ブルーローズは眠らない』より登場。青バラを生んだ研究者の愛弟子。青バラ事件以降、マリアたちに協力するようになる。
●セリーヌ・トスチヴァン

マリアの元ルームメイト。第4弾『ボーンヤードは語らない』で登場。人形めいた顔立ちで表情に乏しい。第5弾の今作でマリアと意外な再会を果たす。
美麗かつ格好良いイラストを描き下ろしていただき、鈴木康士さん、改めてありがとうございました。
なお、こちらのキャラクターイラストを使用したA4判のPOPは、一部書店さんの店頭でご覧になる機会があると思います。その際は、ぜひよろしくお願いいたします!
