営業部では2ヶ月に一度、その月の中旬頃に、これまでに刊行された文庫のオビとPOPのデザインを一新して書店さんにお送りする「激押し!」という企画を行っております。
2023年8月は『キネマトグラフィカ』(古内一絵)です。
本作は、映画会社で同期入社した男女6人それぞれの葛藤と、その先にある希望を6人の視点で描いた群像劇。辛いことが多い世の中でも、前を向いて頑張ろうというエールが込められた作品です。9月中旬には続編の『二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ』が文庫化します。〈マカン・マラン〉シリーズの著者が贈る傑作エンターテイメント。書店で見かけた際は、ぜひご一読ください!
2023年8月は『キネマトグラフィカ』(古内一絵)です。
【内容紹介】
老舗映画会社に新卒入社し“平成元年組”と呼ばれた6人の男女。2018年春、ある地方映画館で再会した彼らは、懐かしい映画を鑑賞しながら、26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。四半世紀の間に映画業界は大きく変化し、彼らの人生も決して順風満帆ではなかった。あの頃目指していた自分に、今なれているだろうか――。追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント! 解説=大矢博子
本作は、映画会社で同期入社した男女6人それぞれの葛藤と、その先にある希望を6人の視点で描いた群像劇。辛いことが多い世の中でも、前を向いて頑張ろうというエールが込められた作品です。9月中旬には続編の『二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ』が文庫化します。〈マカン・マラン〉シリーズの著者が贈る傑作エンターテイメント。書店で見かけた際は、ぜひご一読ください!
●前回までの「激押し!」記事はこちら
《2023年6月》丸山正樹『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』
《2023年4月》一本木透『だから殺せなかった』
《2023年2月》辻真先『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』
《2022年12月》内山純『土曜はカフェ・チボリで』
《2022年10月》フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳『犯罪』
《2022年8月》川澄浩平『探偵は教室にいない』
《2022年6月》浅ノ宮遼『臨床探偵と消えた脳病変』
《2022年4月》深緑野分『戦場のコックたち』
《2022年2月》浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』
《2021年12月》丸山正樹『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』