皆様ごきげんよう、校正課Hです。
宝塚歌劇宙組公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』(原作『007/カジノ・ロワイヤル』イアン・フレミング/白石朗 訳)が、あさって6月11日(日)に東京宝塚劇場にて、大千秋楽を迎えます。
当日は、映画館でのライブ中継、インターネットでのライブ配信が予定されています!
「宝塚ってどんな感じか一度観てみたいかも」という方も、
この機会にぜひチェックしてみてくださいませ。
この機会にぜひチェックしてみてくださいませ。
『一度』で抜け出せる保証はいたしかねますが……!
詳しくは宝塚歌劇公式サイト様をご覧ください。
さて、ここからは校正課Hの観劇レポートです。
My初日は桜の花咲く頃、宝塚大劇場にて。

早めに到着して、「歌劇の殿堂」でお衣装や小道具の展示を見るのが大好きです。
今作をもって退団される真風涼帆さんの初舞台のお衣装に感動。
ヅカロー小道具の、週刊誌の見出しやいちごミルク缶の説明書きなどの作り込みにさらに感動。
ヅカロー小道具の、週刊誌の見出しやいちごミルク缶の説明書きなどの作り込みにさらに感動。

そして公演記念スタンプ!

『007/カジノ・ロワイヤル』原作の書籍にペタン。一生の記念です。
その後、スタンプ台の近くでカバーを付け直しながらふと顔を上げると、
同じように原作に押してくださる方が次々と……!
同じように原作に押してくださる方が次々と……!
原作版元社員として「ありがとうございますーーーーーーーーーー!!!!!」
と叫びたくなりました……が、見ず知らずの方にいきなりハイテンションでお声を掛けたら不審者になってしまいますので、自制しました。危ない危ない。
と叫びたくなりました……が、見ず知らずの方にいきなりハイテンションでお声を掛けたら不審者になってしまいますので、自制しました。危ない危ない。
この場を借りて御礼申し上げます!
そんなこんなで、まだ観劇前なのに、すでに胸がいっぱいに。
いざ、開演。
ネタバレにならないように、詳しい感想は避けますが……最高すぎました!!!
謎のキーワード、「イルカ」と「キャベツ」に納得。
まさかイルカソングで泣かされるとは……。
あと緑の服を着て行って本当に良かったです。無事にキャベツの一員になれました。
ストーリーは、ある意味で『NEVER SAY GOODBYE』(同じく宙組で2022年に再演)と表裏一体と感じました。
自分を犠牲にして戦火に身を投じていく若者たちを描いたネバセイに対して、世界の平和も自分の恋も大事だぜ! なカジロワ。
ボンドとデルフィーヌがともに過ごした時間と、これから先の未来。
どちらも輝かしいものであると思わせるフィナーレに心揺さぶられ、幸福感いっぱいで劇場を後にしました。
その日、その時間に舞台の幕が上がることのありがたさを改めて実感しつつ……、私も全力で千秋楽ライブ配信を楽しみます!!