3月28日発売のローラン・ビネ『文明交錯』は、とてつもなく面白い歴史改変小説です。
とにかく、インカ帝国がスペインに滅ぼされるのではなく、インカ帝国がスペインを滅ぼす、という物語なのです。
そういう逆転の発想、思いつきだけなら誰にでもできなくはないのですが、それをどれだけ、読ませるかたちに精巧に緻密に作り上げるか、です!
ローラン・ビネ氏の腕の冴えは並大抵ではありません。
ゴールデンウィークも終わり、日常がもどってきてしまいましたが、今こそ、そこから飛翔して別世界を味わうチャンスです。

発売後ひと月半ほどの間に皆さんが呟いて下さった御感想をまとめてお目にかけます。
きっと心が動かされるに違いありません。是非お目通しください。
退屈な日常から逃れる一助になれれば、幸いです。

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文明交錯 (海外文学セレクション)
ローラン・ビネ
東京創元社
2023-03-30