（※この日記は花粉の“か”の字もない２月中旬に書かれたものです。あのころはよかったなぁ。）
こんにちは見習い編集者のKMです。
こんにちは見習い編集者のKMです。
寒いですね。寒めの冬です。「寒めの冬、姑獲鳥の夏」というキャッチコピーを今思いついたので講談社に売り込みに行ってきます。嘘です。怒らないでください。
貧すれば鈍す、寒すればポンすというように、寒さは人をポンコツにします。３日連続で暖房をつけたまま出社したときには「お～～～～ん」と森のゴーレムのように泣いた私も、どうにか今日まで生きてきました。そして明日からも生きてゆくのです。お～～～～ん。
さて先日、帰り道でこんなのを見ました。
TANUKI
ポンはポンポコのポンでもあったのです。カワＥ。ただしこのたぬきはすぐに走り去ってしまい、私にはもっとまじまじ見せてくれという気持ちが残されました。マジで。まじまじのマジというやつです。
ということで横浜市の山の上、野毛山動物園にやってきました。この日は冬を思わせない陽気で、同行のくらり氏はほぼ生まれたままの姿でパシャリ。撮影も終えたところで園内の散策に移ります。目的はたぬき眺めですが、他にも魅力的なアニマルがたくさんいたので紹介しましょう。
◇ニホンツキノワグマ
・目が合う
・可愛い
◇アミメキリン
・可愛い
◇インドセタカガメ
・目、どこ？
・可愛い
勢い余って本丸に突入してしまいました。こちらが今回の目的であるホンドタヌキです。野毛山動物園の小獣舎には現在３匹のホンドタヌキがいるそうで、この日、展示室に出ていたのはヒフミとウタの２匹でした。
毛並みがもっふんとしているのがヒフミで、シュッとしているのがウタ。人懐っこいのがヒフミで、人に慣れていないのがウタという違いもあるそうです。ヒフミがすんやり丸くなる一方で、ウタはまだ人の声が気になる様子でした。
それでもヒフミがそばにいるとウタも落ち着くらしく、身を寄せ合って眠る姿も見られました。２匹の出会いなどについてはぜひ公式ブログもご参照ください。私の前時代的撮影テクでは伝えきれないたぬきの魅力が堪能できます。オフモードTANUKIも格別の味わい……
以上、野毛山動物園探訪でした。
みなさまもたぬきを探して森へ出るなり、たぬきを見習って丸くなるなり、のんびり残りの冬をお過ごしください。
◇おまけ……シュレーディンガーのカエル
男の子とたぶんその父親が、
子「（指さして）カエルいる～」
父「え、どこ？」
子「いるかも」
父「かもなんだ」
