みなさまこんにちは。
製作課Sです。
さて、まずは嬉しいお知らせ。


『007/カジノ・ロワイヤル』
みなさまのおかげで重版がかかりました!
反響にたからづか大好きくらぶ一同のみならず社内も沸いております。

『007/カジノ・ロワイヤル』の宝塚版オビは、わたくしも作製に携わらせていただきました。
宝塚への愛を込めに込めましたので、店頭で見かけた際にはお手に取っていただけますと幸いです。
今年も宝塚に生命を注ぐぞ。

今年の観劇始めは「ミュージカル テニスの王子様 4th SEASON 青学vs氷帝」でした。
テニミュ観劇後、完全に頭が2次元脳になり、少年漫画を読み漁りはじめることに。
まずは『テニスの王子様』の復習から始まりました。やっぱリョーマくんってかっこいいですわ。
取り急ぎ、関東大会決勝まで読み終わりましたが、だんだんテニスではなくなってきつつありワクワクしてきます。
しかし、『新テニスの王子様』からが本番です。『新テニ』はアニメで履修済ですが、
『テニスの王子様』からここまで進化するのか!とテニスという競技の可能性と奥深さを感じることができます。

ジャンプ系の流れから、続いては『青の祓魔師』を読み、藤崎竜版『銀河英雄伝説』に行きつき、
アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These』を見始め、現在は『吸血鬼すぐ死ぬ』にハマっています。
ギャグ漫画を読んでムホムホ笑っていると、生を実感できる……
吸死アニメのほうも1期と現在放送中の2期の最新話までゲッラゲラ笑いながら鑑賞しました。
こんな声出して笑う!?ってくらい笑ったのですが……
生きているって素晴らしいな……
人生の楽しさを思い出させてくれた秋田書店さまには足を向けて眠れません。

それはそれとして、銀英伝ってやっぱりめっちゃめちゃおもしろいんですよ!!!!
さすがの私でも銀英伝は入社前に小説読破済です。
そして読み返す機会があるたび、ついつい時間泥棒されてしまいます。
オタク熱が高まり、ノイエ銀英伝「激突」のBDを買いました。「策謀」の円盤も買うぞい。
元アニメオタクゆえ、好きなアニメは円盤を買って応援がモットーなので。
ちなみに推しはミュラーです。
あの太眉とぴょんと生えてるアホ毛が良いですよね。「激突」でミュラーがぐぬぬ顔してるの本当たまらん可愛い。
弊社刊行『銀河英雄伝説事典』より、ミュラーの項目の補記、「なぜか○△□の○○○によく遭遇する」。宇宙一おもしろ可愛い。
ビッテンフェルト家の家訓も好きです。声に出して読みたい家訓。
『銀河英雄伝説事典』は好評発売中です。よろしくお願いいたします。

ノイエ銀英伝公式さんが展開している「銀ニャ英雄伝説」なるコンテンツがあるのですが、
私は気づいてしまったのです。
弊社にも蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳を持つ"ニャ"がいることに……

くらり全体像

くらり瞳

蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳……!


以下、宝塚観劇記録。

2022年観劇納めは月組・鳳月杏さま主演公演『ELPIDIO~希望という名の男~』でした。
もうお分かりかと思いますが、私の御贔屓様は鳳月杏さま……!
男役としての佇まいがかっこ良すぎ~る……!うぅ……
前回の東上公演『出島小宇宙戦争』は新型コロナウイルスの影響で千穐楽を前に公演中止になったため、
今回の公演はそれはそれはもう楽しみでしょうがありませんでした。
ヒロイン役の彩みちるちゃんも大好きな娘役さんですので、楽しみも倍増。
KAAT神奈川芸術劇場に一生分通った気がします。
無事に千穐楽を迎えられて、月組大ジャンプが出来たことが何よりの幸せでした。

KAAT神奈川芸術劇場

さて、続いては月組大劇場公演
『応天の門』-若き日の菅原道真の事-/『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』
をさっそく観劇してまいりました。

応天の門

前回の月組さんの大劇場公演は一本物だったため(でも一本物も月組のお芝居が堪能できて好き)、
ショー!ショー!ショーが見たいんじゃ!という深刻なショー不足に陥っている中で、
うおぉ!やっとショーだ!という気持ちで宝塚に向かいました。
10時半、新幹線の車内で更新されたスチールを確認。
うおぉ!ラテンショーだ!もりもりのぶわぶわのお衣装だ!と、ここで一度気持ちがクライマックスを迎えます。
恒例行事です。

『応天の門』はポスターが出たときからビジュアル最高じゃん!?と高まっていましたが、舞台上ではより最高でした。
え~ん!贔屓の束帯&狩衣姿最高なんじゃ~~!

お次はショー。海の底で開かれるカルナバルをテーマにしたラテンショーということで、
大人のジャズショーだった『FULL SWING!』とは雰囲気がガラッと変わります。

結論:さささささささ最高~~~~~!!!!!!!体感5秒~~~~~~!!!!!!

体感5秒でした。ショーは基本体感5秒なんですが、Deep Seaは最速の体感5秒です。
銀橋渡りってどうしてあんなにワクワクドキドキするんでしょう。
幕開きチョンパから贔屓の輝きに白目むいていて正気に戻ったらいつの間にか終わっていました。

『歌劇』の座談会に登場した謎のパワーワード「ダンシングじゃんけん」。
「ダンシングじゃんけん」って何、と思っていましたがまさしく「ダンシングじゃんけん」でした。
稲葉先生天才です。本当にありがとうございました。

あとあと、若手のダンス場面に、初舞台のときからず~~っと応援している生徒さんがご出演されており、
舞台上で輝いている姿を見て、ひとりで勝手に感無量の極み。
下級生の成長を見守るのも宝塚の楽しみの一つです。

スカイステージで、NOW ON STAGEを拝見しましたが、
月城さん、海乃さん、鳳月さん、風間さんのトークにゲラゲラ笑ってしまいました。
Deep Seaの衣装の袖が重くて、っふぅん……!(力強く腕を振り上げる様)ってなっているとおっしゃっていて、
タカラジェンヌも、っふぅん……!(力強く腕を振り上げる様)ってなるんだ……キュン……となりました。愛。

こんなおもしろトーク繰り広げる方々が、舞台の上ではバッチバチに決めていて
観客(わたし)をハワワワさせてくださる……神か……

私の薄っぺらい言葉では、どれだけ素晴らしかったのか表現できない……!
もし私がゲーテやシェイクスピアであったなら、小説や戯曲の1作や2作くらい書き上げていたことでしょう。
宝塚歌劇とはそれほどまでに、人の心を動かしたりえるものなのです。

2023年も宝塚歌劇と贔屓に生命を注ぎ込むぞ!



テニスコートの殺人【新訳版】 (創元推理文庫)
ジョン・ディクスン・カー
東京創元社
2014-07-20