まだまだ骨に沁みる寒さを感じる今日この頃。そんな寒さを吹き飛ばすような、熱いパワーとエネルギーに満ちあふれた作品が目白押しの、『紙魚の手帖 vol.09 FEBRUARY 2023』の内容についてご紹介いたします!

まず、映画化された大ヒット作品『屍人荘の殺人』の、シリーズ最新短編が本誌初登場です! 今村昌弘さんによる「宗教学試験問題漏洩事件」では、神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介が、後輩の葉村譲を助手に学内で起きた事件に挑みます。ふたりの楽しげなキャンパスライフに加え、切れ味鋭い謎解きを堪能できます。

また、特集は「2023早春・若手作家の宴」。斧田小夜さん、川野芽生さん、君嶋彼方さん、夕木春央さん、床品美帆さん、ディーマ・アルザヤットといった、ミステリ・ファンタジイ・SF・一般文芸など様々なジャンルで活躍する、国内外で要注目の新鋭たちの短編を掲載しています。

不可能犯罪、幻想小説、家族間の確執と絆、雄大なSF、現代社会を映した文芸作といった、各人の個性的な切り口で描く物語をお楽しみ下さい。

加えて、堂々たる最終回を迎える連載が2編。犯罪相談員のアドバイスが光る、石持浅海さん「完璧な計画 犯罪相談員〈5〉」と、ある家族と愛犬をめぐる感動作、加納朋子さん「1(ONE) 後編」。それぞれの胸に迫る結末をお見逃しなく。

他にも、近未来の私設図書館を描いた、紅玉いづきさん『サエズリ図書館のワルツさん』シリーズ最新作や、三舟シェフの優しさと推理が印象的な、近藤史恵さんの〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ最新短編といった、読切もお届けいたします。

充実した内容でお届けする、『紙魚の手帖vol.09』をどうぞよろしくお願いいたします!