2022年も終わりが見えてきましたが、みなさま年末年始に読む本は決まっておりますでしょうか。

今年の8月に刊行したイーライ・ブラウン『シナモンとガンパウダー』。編集していて、仕事ということを忘れて読みふけってしまうような滅法面白い作品でした。しかしその反面、海洋冒険×お料理小説という、変化球にもほどがある作品だから、読者の方々はどう思われるかしら……といささか心配もあったのですが、ご満足いただけたという感想をたくさん拝見し、欣喜雀躍しました。これはぜひ皆様に御紹介したいと、今回はツイッターでの『シナモンとガンパウダー』の感想をまとめてご案内いたします! 
年末年始に読む本の選択の一助になれば幸いです。

※掲載取り下げを希望されるかたはtwitterもしくはtss@tsogen.co.jpまでメールにてご連絡ください。
























『シナモンとガンパウダー』
イーライ・ブラウン/三角和代訳(創元推理文庫)

【内容紹介】
「命が惜しければ最高の料理を作れ!」1819年、イギリスの海辺の別荘で、海賊団に雇い主の貴族を殺害されたうえ、海賊船に拉致されてしまった料理人ウェッジウッド。女船長マボットから脅されて、週に一度、彼女だけに極上の料理を作ることに。食材も設備も不足している船で料理を作るため、経験とひらめきを総動員して工夫を重ねるウェッジウッド。徐々に船での生活に慣れていくが、やはりここは海賊船。敵対する勢力とのマボットたちの壮絶なる戦いが待ち受けていて……。面白さ無類、唯一無二の海賊冒険×お料理小説!