デビュー作にして、『このミステリーがすごい!』をはじめとする主要ミステリランキングで第1位を獲得、本格ミステリ大賞を受賞。さらには本屋大賞第3位に選ばれ、映画化・コミカライズもされた『屍人荘の殺人』。
続くシリーズ第2弾、死の予言とミステリの組み合わせに挑み、各ミステリランキングベスト3に連続ランクインした『魔眼の匣の殺人』が今年の8月、ついに文庫化されます!
刊行に合わせて、関東と関西でのサイン会も予定しています。
楽しみにお待ちください!
※書影は単行本のものです
◆あらすじ◆
その日、神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子を含む9人が、人里離れた班目機関の元研究施設“魔眼の匣”を訪れた。その主であり、予言者として恐れられている老女は、来訪者に「あと二日のうちに、この地で4人死ぬ」と告げた。
施設と外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。
残り48時間、二人の予言に支配された匣のなかで、葉村と比留子は生き残って謎を解き明かせるか?! ミステリ界を席捲した『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾。
『本格ミステリ・ベスト10』2020年版 国内ランキング 第2位『このミステリーがすごい!』2020年版 国内編 第3位〈週刊文春〉ミステリーベスト10 2019年 国内部門 第3位「ミステリが読みたい!」2020年版 国内篇 第3位
◆著者紹介◆
今村昌弘(いまむら・まさひろ)
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』、第3弾『兇人邸の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。