「1ページ目から主人公が絶体絶命!」という衝撃の展開で始まったサスペンス『死んだレモン』で話題沸騰の著者、フィン・ベルの新作ミステリを2022年5月に刊行いたします。

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フィン・ベルはニュージーランドを拠点に活動している作家で、2016年に『死んだレモン』をAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシングで発表し、ナイオ・マーシュ賞新人賞を受賞しました。この作品は翻訳者・安達眞弓先生の持ち込みで翻訳出版が決定し、2020年に創元推理文庫から刊行となり、好評を博しました。
おかげさまで重版にも至り、年末ミステリランキングにもランクイン! 『2021本格ミステリ・ベスト10』海外篇と、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉「ミステリが読みたい! 海外篇」で第8位に輝きました!

そんな著者の新作ミステリ『壊れた世界で彼は』(原題:The Easter Make Believers、その後Good Hot Hateに改題)が刊行となります! シリーズ作品ではございませんので、この作品からでもぜひ手に取っていただけますと幸いです。

【あらすじ】
イースター直前の真夜中、ニュージーランドの小さな町で人質事件が発生した。夫婦と娘ふたりの一般家庭に、銃を持った男たちが立てこもったという。刑事ニックが現場に到着すると、家から大音量で音楽が流れ、爆発音が響いた。狙撃班が銃弾を浴びせ、機動隊が突入、妻と娘たちを救出。だが家には射殺されたギャング5人の死体はあったが、夫の姿がなかった。警察は、生き残った犯人グループのひとりが夫を連れて逃亡したと考え、大規模な捜索を開始する。謎めいた行動を取る犯人の目的とは。『死んだレモン』の著者が贈る意外性抜群の衝撃作!

『死んだレモン』は車椅子の主人公が崖から宙づりになっているという大ピンチから始まりましたが、この作品ではなんと立てこもり事件が発生! しかも恐ろしい人質事件の上、さまざまな謎が残され、読みはじめるとページをめくる手が止まりません。そして今回も、意外性抜群のラストに、驚愕必至です!!

そんな『壊れた世界で彼は』へ、みなさまに熱いご感想コメントをお寄せいただきたく、発売前ゲラ読みキャンペーンを実施します。
募集人数は30名です。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

応募期間は、2022年4月12日(火)~4月19日(火)です。

※ゲラ版は、最終稿前のコピーです。印刷・製本されたものではありません。ご了承ください。

■ご応募について
・応募資格
4月25日(月)頃に発送する『壊れた世界で彼は』のゲラをお読みいただき、5月16日(月)までに感想などのコメントをいただける方

・応募URL
以下のURLのフォームからお申し込みください。

『壊れた世界で彼は』ゲラ版先読み応募フォーム

・応募期間
2022年4月12日(火)~4月19日(火)

・募集人数
30名

・結果発表
当選者にはメールでお知らせしたうえ、ご登録いただいたご住所へゲラをお送りします。

・コメントについて
コメントは、こちらでご用意させていただくフォームに、2022年5月16日(月)までにご記入ください。

※いただいたコメントは、書籍の帯、書店用POP、チラシ等の販促物の他、ホームページおよびTwitter、Facebook等で使用させていただく場合があります(コメント締切の5月16日の前よりご紹介させていただくことがございます)。

※ご自身のブログ、Twitter等への書き込み・ご紹介については大歓迎いたします。Twitterで本書のご感想をつぶやかれる場合は、ハッシュタグ「 #壊れた世界で彼は 」をご活用ください。変更がある可能性がございますので、ゲラからの本文の引用はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

■書誌情報
タイトル:『壊れた世界で彼は』
著者:フィン・ベル
訳者:安達眞弓
判型:創元推理文庫
予価:1,144円 
予定ページ数:368ページ
装幀:大岡喜直(next door design)
刊行:2022年5月下旬予定

■著者紹介
フィン・ベル/Finn Bell
1978年南アフリカ生まれ。法心理学の専門家として、南アフリカの裁判所や刑務所で被告人や受刑者の心のケアにあたっていた。その後ニュージーランドへ移住し、ウェリントンの刑務所で精神鑑定や受刑者のカウンセリングなどに従事する。2016年にパートナーとともに生活拠点を南島のダニーデンへと移し、専業作家としてのスタートを切る。2016年に『死んだレモン』Dead Lemons(2019年にThe Killing Groundに改題))をAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシングで発表し、ナイオ・マーシュ賞新人賞を受賞した。その他の著作にOne Last Kill(旧題Pancake Money)などがある。

■訳者紹介
安達眞弓/Adachi Mayumi
外資系企業での社内翻訳者を経てフリーの翻訳者となる。主な訳書にタイラー・ディルツ『悪い夢さえ見なければ』『ペインスケール 』、エリザベス・デイリー『閉ざされた庭で』、マックス・アフォード『闇と静謐』、タン・フランス『僕は僕のままで』、フィン・ベル『死んだレモン』などがある。


【会社概要】
株式会社 東京創元社
〒162-0814
東京都新宿区新小川町1-5
http://www.tsogen.co.jp

【お問い合わせ先】
tss@tsogen.co.jp

死んだレモン (創元推理文庫)
フィン・ベル
東京創元社
2020-07-30