創られた心 AIロボット傑作選
『創られた心 AIロボット傑作選』カバー

人工的な心や生命。ゴーレム、オートマトン、ロボット、アンドロイド、ボット、人工知能――人間ではないが人間によく似た機械、人間のために注文に応じてつくられた存在というアイディアは、はるか古代よりわたしたちを魅了しつづけてきた。そしていま、その長い歴史に連なる最新のアンソロジーがここに登場する。ケン・リュウ、ピーター・ワッツ、アレステア・レナルズ、ソフィア・サマターをはじめ、本書収録作がヒューゴー賞候補となったヴィナ・ジエミン・プラサドら期待の新鋭を含む、今日のSFにおける最高の作家陣による16の物語を収録。

現代においてもっともビビッドな題材のひとつといえる「AI」と「ロボット」。これらをテーマとした待望のアンソロジーが、創元SF文庫より2月上旬に発売されます。現代英米SF界随一の目利きであるアンソロジスト、ジョナサン・ストラーンが編んだ書下ろしアンソロジー、お楽しみに!

【もくじ】
ヴィナ・ジエミン・プラサド「働く種族のための手引き」
ピーター・ワッツ「生存本能」
サード・Z・フセイン「エンドレス」
ダリル・グレゴリイ「ブラザー・ライフル」
トチ・オニェブチ「痛みのパターン」
ケン・リュウ「アイドル」
サラ・ピンスカー「もっと大事なこと」
ピーター・F・ハミルトン「ソニーの結合体」
ジョン・チュー「死と踊る」
アレステア・レナルズ「人形芝居」
リッチ・ラーソン「ゾウは決して忘れない」
アナリー・ニューイッツ「翻訳者」
イアン・R・マクラウド「罪喰い」
ソフィア・サマター「ロボットのためのおとぎ話」
スザンヌ・パーマー「赤字の明暗法」
ブルック・ボーランダー「過激化の用語集」