二日間の休みを挟んでの月曜日に、釜田芳人会長のインタビューを続行する傑。聞き耳を立てる弁護士たちを尻目に、パソコンを使った筆談も同時に進めていくが、釜田会長の体調が悪化し途中で中止となってしまう……。傑は「株式会社デンアツ」の和泉日向に会いに行くことを決意する。長編連載第六回。

本城雅人 (ホンジョウマサト )
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒。スポーツ新聞記者、競馬雑誌デスクを経て、2009年『ノーバディノウズ』でデビュー。翌年に同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。17年に新聞記者たちの地道な取材をテーマとした『ミッドナイト・ジャーナル』が第38回吉川英治文学新人賞を受賞。18年に『傍流の記者』が第159回直木三十五賞の候補となる。近著に『オールドタイムズ』『あかりの牧場』がある。






