2021年3月、創元推理文庫でスティーヴン・スポッツウッド『幸運は死者に味方する』を刊行いたします。

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舞台は1945年のニューヨーク。主人公はこの街きっての女性探偵リリアン・ペンテコストと、元サーカス団員のその助手ウィル・パーカー。母と娘ほど年の離れた探偵と助手のコンビが、ハロウィンの夜に大邸宅で発生した、閉ざされた部屋での殺人に挑む――。

 初めてリリアン・ペンテコストに会ったとき、わたしは危うく彼女の頭に鉛のパイプを振りおろすところだった。

そんな一文から始まる本書は、著者スティーヴン・スポッツウッドのデビューミステリ。新人の作品でありながら、アメリカの大手出版社が高額で出版権を獲得した作品です。ミステリ好きのツボを押さえたストーリーが見事なうえに、探偵のペンテコストと助手のウィルのキャラクターが最高で、訳者の法村里絵さんも編集者のわたくしも一気に魅了され、これはぜひ日本の皆様に読んでいただきたい! と邦訳を決めた作品です。


刊行に先立って、本書をゲラ(校正紙)版で発売前にいち早く読んでいただける方を募集いたします。
※ゲラ版は、最終稿前のコピーです。印刷・製本されたものではありません。ご了承ください。

「この作品の面白さを伝えたい!」
そんな熱いご感想コメントをお待ちしています!


応募期間は、2021年1月25日(月)~2月2日(火)までです。
募集人数は30名です。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。


【あらすじ】

ニューヨークきっての女探偵リリアン・ペンテコスト。そしてわたしは、サーカス団員だったところを助手にスカウトされたウィル・パーカー。わたしたちの活動を紹介するのにいちばんの事件は、あのコリンズ殺人事件の捜査だろう……。
1945年のニューヨーク、ハロウィン・パーティ中の大邸宅の閉ざされた書斎で、女主人が水晶玉で撲殺されたのだ。事件の直前に開かれた交霊会と、どのようなつながりがあるのか? 
母と娘ほども歳の離れた探偵とその助手の女性コンビの活躍を描く、ミステリの魅力満開のシリーズ開幕!

■ご応募について
・応募資格
2月5日(金)頃にお送りする『幸運は死者に味方する』のゲラをお読みいただき、3月1日(月)までに感想などのコメントをいただける方

・応募URL
以下のURLのフォームからお申し込みください。

『幸運は死者に味方する』ゲラ版先読み応募フォーム


・応募期間
2021年1月25日(月)~2月2日(火)

・募集人数
30名(応募多数の場合は抽選とします)

・結果発表
当選者にはメールでお知らせしたうえ、ご登録いただいたご住所へゲラをお送りします。

・コメントについて
コメントは、こちらでご用意させていただくフォームに、2021年3月1日(月)までにご記入ください。

※いただいたコメントは、書店用POP、帯、チラシ等の販促物の他、ホームページおよびTwitter、Facebook等で使用させていただく場合があります。

※ご自身のブログ、Twitter等への書き込み・ご紹介については大歓迎いたします。変更がある可能性がございますので、ゲラからの本文の引用はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。


■書誌情報
・タイトル:『幸運は死者に味方する』
・著者 :スティーヴン・スポッツウッド
・訳者 :法村里絵
・判型:創元推理文庫
・定価:1,200円 (本体価格:1,320円)
・ページ数:448ページ

3月中旬刊行!
※発売日は地域・書店によって前後する場合がございます


■著者紹介

スティーヴン・スポッツウッド
Stephen Spotswood
脚本家、ジャーナリスト。本書が小説デビュー作。ワシントンに妻と暮らす。妻のジェシカ・スポッツウッドも作家として活躍する。


■訳者紹介

法村里絵
Rie Norimura
1957年、東京都に生まれる。女子美術短期大学卒。
主な訳書にヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』『生まれながらの犠牲者』、ジョン・ガスパード『マジシャンは騙りを破る』、キャサリン・ライアン・ハワード『遭難信号』、ジェシカ・バリー『墜落 フリーフォール』などがある。


【会社概要】
株式会社 東京創元社
〒162-0814
東京都新宿区新小川町1-5
http://www.tsogen.co.jp

【お問い合わせ先】
tel 03-3268-8202(fax 8240)
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