こんにちは、新人編集部員KJです。
去る2020年12月18日、紀伊国屋書店新宿本店にて『放課後探偵団2』のオンライントークイベントが開催されました。

『放課後探偵団2』は、11年前に刊行された『放課後探偵団』の第二弾に当たる企画で、1990年代生まれの5名が織りなす学園ミステリ・アンソロジーです。
執筆陣は青崎有吾先生、斜線堂有紀先生、武田綾乃先生、辻堂ゆめ先生、額賀澪先生ととても豪華な一冊です!


そしてオンライントークイベントでは5名全員が参加という、これもまた贅沢なイベントとなりました。
この記事では参加できなかった方のために、どんなイベントだったのかを私目線でご紹介したいと思います。


■ド緊張の司会

今回は私が司会を任命されたのですが、人生初司会でした。初司会で5人、しかも額賀先生以外は初対面です。
当然前日は一睡もできず会場に向かったのですが、ガチガチに緊張している私を見かねたみなさまにとても優しくしていただきました。
特に青崎先生は位置が近かったこともあり、とてもこまめに声をかけていただきました。本当にありがとうございます。出演者に気を使われる司会、……味わい深いですね。


■高速で消化される台本

本番が始まりました。多少の緊張はありながらも順調に台本通りに進めていきました。
……ふと台本の想定所要時間を見たところ、1時間経っているはずの部分で、まだ20分しか経過していないことに気付きます。
この事実を認識した瞬間、舌先に口内炎が発生し、台本を消化していくごとに大きくなっていくのを感じました。人体はとても不思議です。


■救いのカンニングペーパー

この非常事態はその場にいた先輩がたと紀伊国屋書店のご担当者さまももちろん把握しており、急遽、イベントを視聴していた皆様から質問を募ることになりました。
私は直接パソコンの画面を見られなかったので、横から質問が書かれた紙を渡してもらいました。まさに救いのカンペです。
この時頂いた質問で「おすすめの漫画はありますか?」というものがあり、青崎先生と武田先生が『シオリエクスペリエンス』をおすすめされておりました。イベント中は緊張から反応できなかったのですが、家に帰ってジミヘンの漫画だ……! と気が付きました。
3巻までしか読んでいなかったので、すぐに電子で全巻購入いたしました。


■辻堂ゆめ先生のお誕生日

色々とありつつも無事イベントが終了しました。
その後は記念の写真を撮ったり、イベント当日が辻堂ゆめ先生のお誕生日だったこともあり、タオルでできたイチゴのケーキをプレゼントするというミニサプライズがありました。
また出演者5名に記念のくらりをお渡ししました。青崎先生はなんと3匹目だったそうです……。(くらりの単位って匹でいいのでしょうか?)
くらりぬいぐるみは東京創元社オンラインショップからどなたでもご購入いただけますので、まだ手に入れていない方はぜひお買い求めください!
よく見ると微妙に顔つきが違ったりと個性があるので、既に持っている方も、青崎先生のようにくらりの多頭飼いに挑戦してみてはいかがでしょうか。


……このような感じで多少(主に私が)ドタバタしましたが、全員が1990年代生まれで年が近いということもあり、和気藹々としたいいイベントになったと思います。
他にも、手持ちにも関わらずマイクとの距離感が掴めず外れてしまう私の声や、辻堂先生にお渡しするタオルケーキを会社に忘れて来てしまう先輩(とても緊張が和らぎました。ありがとうございます)などトラブルはございましたが、いい経験になりました。
この経験を生かして、10年後もイベントがあればバリバリに回していきたいと思います。

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