WEBミステリーズ!をお読みの皆さまこんにちは、総務部のIです。
久しぶりの登場となります。しばらくお付き合いください。

前回は昨年の秋ごろで、ラグビーワールドカップ観戦記など書かせていただきました。
それ以来というわけなんですが、前回の原稿を書いていた頃から現在までを改めて振り返りますと、この間に世界がそれこそ一変するような事態が起こってしまいましたね……
本来ならば、ラグビーワールドカップを凌ぐイベントであるはずの東京オリンピックは延期となりましたし、それ以外のスポーツ・エンタメ・文化事業等もジャンルを問わずほぼすべての催し物も中止や延期となりましたね。
例外で無観客ながら開催続行していたのが競馬などの公営ギャンブルくらいですか?
中央競馬のオークスやダービーも史上初めて無観客で施行されましたね。
馬券の方はPAT(オンライン購入システム)で買えますが、現地の場合と違って残高の減りっぷりがいちいち確認出来て辛い……

写真①
とは言っても、また現地で思いっきり声でも出したいですね~
       
イベントだけでなく、そもそも、我々がそれまで当たり前のこととして何ら疑義を持たなかった日常生活と行動様式、公共サービスとそれらに付随する産業そのものが、土台から揺さぶられる状況です。感染予防のために人と人と間の距離を空けて、なるべく接触を避けよう、というのですからね。
今現在は、学校も段階的に登校再開となり、都道府県をまたぐ移動の自粛や、条件付きながらも飲食店への休業要請が解除となりました。19日にはようやくプロ野球も開幕しました。が……
何ですかね~阪神。待ちに待った開幕の直後に、早くもシーズン終了ですかね~

……自分の事情はさておき、それでもようやく以前の日常が戻ってくるのかな、と期待が持てるようになりましたのは何よりです。感染の拡大期には、「臨時休校」、「外出自粛」、さらに「緊急事態宣言」の発令、と、社会全体が経験したことのない不安に包まれました。
我が社も当然ながら否応なく対応を迫られ、社業との両立や、従業員の安全確保などを図るべく、模索を繰り返しました。
それでも非常時下ゆえ、こちらの思惑だけではどうにもならない事態が生じることもありましたが、そんな状況下における我が社の日々のいくつかを、従業員の勤務体制など中心に、総務の視点から時系列で記してみると……

【1月、日本国内においての初感染者確認】

 ・2~3月に予定していた社員採用選考試験の日程通りの実施を確認
 ・2月13日開催予定の「新刊ラインナップ説明会2020」の予定通りの開催を決定
  
  ~ニュースとしては認識していたものの、まだ危機感は薄かったです~
 
【2月、ダイヤモンド・プリンセス号の船上隔離、全国の学校への臨時休校要請】

 ・下旬より、出退勤ルールを一部緩和し、オフピーク通勤を認める

  ~出退勤ルール緩和から始めましたが、休校への対応ということで、在宅勤務も可、となりました~

【3月、東京オリンピックの中止発表、週末の外出自粛要請】

 ・出退勤ルール緩和の延長を決定し、著者・お取引先様との対面での打ち合わせも自粛する
 ・凪良ゆう『流浪の月』の第17回本屋大賞受賞の内示を受ける

  ~感染拡大期に入り、著名人逝去の報も入るなど、不安が増す中、なんと!本屋大賞受賞の連絡が!~



【4月 緊急事態宣言の発出と休業要請・外出自粛の徹底】

 ・緊急事態宣言発出後は、基本的に在宅勤務または部署内での交代出勤とする
 ・編集部新入社員1名(新卒入社)、勤務開始も、いきなりの交代出勤に

  ~外出自粛が強く打ち出され、出勤者を大幅に減らす施策をとりました。会議もリモートでの参加者が増えました~

【5月、緊急事態宣言の月末までの延長も、中旬ごろから新規感染者数・死亡者数が漸減を始め、月末に緊急事態宣言解除】

 ・宣言延長を受け、在宅勤務・交代出勤体制を6月5日まで延長する
 ・今年の「創元 初夏のホンまつり」開催中止を決定する

  ~ここ数年、本社社屋にて開催し、好評を博していた「ホンまつり」の中止は我々にとっても残念です~

と、こんな感じだったですかね。事態の推移にあわせて、その都度可能な対策を講じたつもりですし、おかげさまで今のところ、従業員の感染は防げております。。ああすれば、こうすればというのは当然出てきますが、否応なく始まった、という側面もありますからね。現在は社内統一で、以下のような対応をとらせていただいております。



ただ、考えてみると、ウィルスとの戦いは依然進行中の事案でありますし、元々政府が「働き方改革」の名のもと、多様な働き方を実現する世の中に、という、方向性を打ち出していたはずでしたね。
今回は緊急事態に対応するためのいわゆる「テレワーク」が中心となりましたが、事業場外での勤務、というのはそうした方向性との親和性も高く、将来にわたって必要な制度ではないかな、などと考えました。
自分は結構出社してしまってたんですがね……

さて、社会活動の停滞を余儀なくされた4・5月ですが、そんな中、今年の本屋大賞受賞作、凪良ゆう『流浪の月』がとにかく好評であります!


また、弊社営業部からは書店様の力添えとなるべく、下記のような取り組みも始めております!



感染の状況はまだまだ安心は出来ませんね。我が社の刊行物が、皆さまの日々の不安を和らげる一助となれるよう、頑張ってまいります!

最後に、私事ですが外出自粛期間中、思い立って自宅ベランダにて枝豆栽培に取り組んでみました。
写真②

途中、良い感じに成長を続けましたが・・・・
写真③ (1)

結果は・・・・見事全滅しました!
写真④

枝豆栽培に詳しい方、アドバイスお待ちしております!