みなさま初めまして。
今年の4月に入社した見習い編集部員Kです。
入社と同時期に新型コロナウイルスにより大変な騒ぎになり、勤務に関してもいろいろと変則的になりました。
慣れないことも多かったですが、新鮮でもあったので楽しみつつ乗り切れたと思います。

今回webミステリーズで記事を書くことになり、この自粛期間の仕事のこと等を書こうかとも思ったのですが、なんでも気楽に書いていいと言ってもらえたので趣味の話をしようと思います。

私はお笑いが好きで、休みの日には劇場でライブを観て家に帰ってお酒を飲みながらラジオを聴いてネタ動画を見る日々を送っていました。
最後に行ったライブはワタナベエンターテインメント所属Aマッソ主催の『おはよう専科ちゃん』です。
渋谷ユーロライブという劇場で開催されたこのライブですが、ゲストにファイヤーサンダー、ママタルトを迎えて交互にネタを披露していくというストイックなライブでした。特に印象に残っているのはファイヤーサンダーのルービックキューブのネタです。
終盤ではオチはどうなるの? という気持ちと、今自分は何を見ているんだ? という混乱で笑いが止まりませんでした。賞レース向きではないとお二人は仰っていましたが、是非今年のキングオブコントで披露してほしいです。

『おはよう専科ちゃん』の3日前には『モンキー・D・マンザイ』というライブにも行きました。
こちらは新宿バティオスで開催されている、プロダクション人力舎による事務所ライブ『どっきん』内の企画として真空ジェシカというコンビが漫才をするというライブでした。
事務所ライブというと基本的に何組か芸人さんが出演するのですが、『モンキー・D・マンザイ』では出演者が1組だったため実質単独ライブでした。

そんな真空ジェシカは、昨年TBSラジオの番組『マイナビLaughter Night』のチャンピオン大会で見事優勝しました。
そしてこの春、優勝特典として『マイナビLaughter Night』の後半30分を真空ジェシカが
担当することが決定! おめでとうございます!
お二人はラジオをあまり聴いてこなかったということで、「ラジオに可愛がってもらいたい。…息子のように育ててほしい」という思いを込めて『ラジオ父ちゃん』という番組名になったそうです。
川北さんの言葉尻をとらえた茶化し、ガクさんの成長など聴きごたえ抜群な30分ですのでぜひ皆さんも聴いてください! 金曜24:00~25:00はTBSラジオ! (その後のバナナムーンGOLDも面白いです)

真空ジェシカは動画配信サイトYoutubeでもラジオを配信しています。
こちらお二人の事務所の後輩である肉体戦士ギガ氏も参加していて、ラジオ名を『ギガラジオ』といいます。
『ギガラジオ』は近況などを話すギガトークと、視聴者からのメールを読むギガメールの二部構成になっています。

2019年7月18日更新のギガメール回で、「好きな本は?」という質問に川北さんは弊社でも刊行されている『孤島の鬼』を挙げていらっしゃいました。
『孤島の鬼』は乱歩の長編の中でも最高傑作と評価する人が多く、ミステリとしてもホラーとしても楽しめる作品です。
私は高校生のころに読んだのですが、浜辺での事件の衝撃と島へ渡ってからのスリルは忘れられません。


Youtubeに上がっている真空ジェシカのネタには『手毬唄』『論理クイズ』『脱出ゲーム』などミステリファンとして微かに反応してしまうワードが見受けられ、川北さんって実はミステリ読みなのでは……と勘ぐっております。

ということでみなさま、コロナ騒ぎが落ち着いたら『孤島の鬼』を持って新宿バティオスに真空ジェシカを観に行きましょう!(ここでタイトルを思い出しました)