みなさまこんにちは。
この記事を書いている現在、すでにSNSでは見本が届き始めた著者さんが続々と宣伝をはじめてくださっていますが、書き下ろしSFアンソロジー『時を歩く』『宙を数える』(創元SF文庫)が間もなく発売となります!
この企画は、東京創元社文庫創刊60周年を記念して、創元SF短編賞の第1回~第9回までの正賞・優秀賞(第2回までは佳作)受賞者のみなさんに集まってもらい、それぞれ「時」と「宙」のテーマを選んでオリジナル短編で競演してもらおうというものです。
〈時間編〉にあたる『時を歩く』のメンバーは松崎有理さん(第1回正賞)、空木春宵さん(第2回佳作)、八島游舷さん(第9回正賞)、石川宗生さん(第7回正賞)、久永実木彦さん(第8回正賞)、高島雄哉さん(第5回正賞)、門田充宏さん(第5回正賞)。
〈宇宙編〉の『宙を数える』のメンバーはオキシタケヒコさん(第3回優秀賞)、宮西建礼さん(第4回正賞)、酉島伝法さん(第2回正賞)、宮澤伊織さん(第6回正賞)、高山羽根子さん(第1回佳作)、理山貞二さん(第3回正賞)です。
企画段階から、「これは賑やかなアンソロジーになるだろう」と編集部では盛り上がっていたのですが、蓋を開けてみると想定していた以上にバリエーション豊富な13編の作品が集まりました!
SFの二大テーマと言われる〈時間〉と〈宇宙〉に、現代SF界の最前線で活躍する新鋭・気鋭作家陣がどう挑むのか、ぜひ見届けていただきたいと思います。
そして、発売記念として、東京創元社の小説作品のオーディオブックを数多く制作していただいているRRJさんの協力でラジオ番組の配信が決定しております。
こちらは10月30日頃から全4回で配信予定です。パーソナリティは高島雄哉さん、久永実木彦さん、東京創元社編集部の小浜徹也。ゲストに第10回創元SF短編賞受賞者のアマサワトキオさんをお迎えしました。
収録作品の感想や読みどころについてをじっくり語っていただいていますので、立ち読みをする気持ちでお聴きいただければと思います。