いつもお世話になっております。営業部のQです。2019年6月ぶりの営業部日誌です。今回は私たち営業部が9月に参加した書店大商談会について、記事を書きたいと思います。
書店大商談会とは、書店さんや出版社が一同に会し、商談の機会を設けたイベントです。詳しいことは先輩Fが以前書いたこちらの記事をご覧下さい!



以前の記事では商談会というイベントの概要について詳しく説明をしておりましたが、今回は我々営業部がどのような本を書店さんに案内したのかをご紹介いたします。

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まずは、文庫『屍人荘の殺人』(今村昌弘)です。9月上旬に発売され、全国の書店さんで文庫ランキング1位を獲ることが出来た同書ですが、今回は10月下旬にリニューアルするオビについてご案内いたしました。12月13日には神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さんなどの豪華キャストによる映画の公開が全国東宝系で決定しており、続編の『魔眼の匣の殺人』と一緒に盛り上げていきたいです。

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)
今村 昌弘
東京創元社
2019-09-11




海外ミステリーでは、「このミス」や本屋大賞など7冠を制し、昨年のランキングを席巻した『カササギ殺人事件』の著者、アンソニー・ホロヴィッツの新作『メインテーマは殺人』をご案内しました。こちらは9月下旬の発売後に即重版が決まり、現在も好調に売れ行きを伸ばしております。今年の「このミス」などのランキングでも確実に上位が狙えると思います!

メインテーマは殺人 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ
東京創元社
2019-09-28




カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ
東京創元社
2018-09-28




カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ
東京創元社
2018-09-28


刊行前から話題になった単行本として『流浪の月』(凪良ゆう)をご案内いたしました。いち早くお読みいただいた書店員さんからは絶賛のお声をいただき、日本経済新聞、朝日新聞など多くの書評で取り上げられた本作。秋の夜長に一気読み必至の、息を呑む傑作小説です。

流浪の月
凪良 ゆう
東京創元社
2019-08-29


その他にも映画公開中の『銀河英雄伝説』やドラマ「シャーロック」の原作である〈シャーロック・ホームズ〉シリーズ、今年発売になった文庫で売れ行きが好調な『戦場のコックたち』『ジェリーフィッシュは凍らない』『アリス殺し』など、時間が許す限りご案内させていただきました。

 今回も多くの書店員さんにブースにお立ち寄りいただきました。普段からお伺いしている方や、初めてご挨拶する方など、商談会は商談の場でもあれば本を愛する方との出会いの場でもあることを実感いたしました。また次回もよろしくお願いいたします!