みなさんこんにちは。〈このミステリーがすごい!〉海外編2位に輝いた『そしてミランダを殺す』の著者、ピーター・スワンソンの新たなる傑作『ケイトが恐れるすべて』が発売となります!!


刊行に先立ちまして、ゲラと呼ばれる校正紙を読者の方30名に読んで感想コメントを書いていただくという「ゲラ版先読みキャンペーン」を行いました。たくさんのご応募ありがとうございました! そして当選された方がたくさんの素敵なコメントを書いてくださいました。この記事では、そのほんの一部を抜粋でご紹介いたします。

* * 読者のみなさんのご感想 * *

読み始めたのが休日前日の夜でよかった!
半分くらい読んで、あとはゆっくり休日のお供にしよう、なんて思っていたのに、結局最終ページまでノンストップ
(安部ロシオさん)

終始緊迫感があり、ハラハラしながら一気に読み終わりました。引き込まれる展開・構成の仕方が秀逸で非常に読み応えがあり、とても面白かったです。
(大畑 うにさん)

展開とともに関心は移り変わり、ぐいぐいと物語に引き込む力は傑作と呼ぶに値するものだと思います。
「そしてミランダを殺す」がランキング上位に食い込み大きな期待がかかる中、期待を裏切らない出来の作品を読むことができて非常に満足しています。
(ぽんさん)

 息付く暇もありませんでした。不安を煽るような、息が詰まるような描写が続き、自分の周りの時間や様子が分からなくなってしまうような、そんな感覚に襲われました
(雪さん)

パトリシア・ハイスミスを継承するP.スワンソンが贈る犯罪心理小説の決定版。一読目は驚愕。二度目は堪能。三度目は感服。目眩く心理と論理とロマンスの鮮やかなツイストに打ちのめされ、事件の真相と深層をゆめゆめ読み逃すことなかれ!
(ミステリ好事家Bluesさん)

視点が変わるごとに明らかになる事実、深まる謎、増していく緊張感に追いたてられるように一気に読んでしまった。
読み終わったあとにまた最初から読むと新たな気付きがあって楽しい
(名無しさん)

0時に読み始めたら止められなくて、いつのまにか朝日が昇っていました
今日休みでよかったー!と、心底思いました。
(30代女性の方)

ケイトを中心とした登場人物たちの視点から生まれる謎や明かされる答え、そして更に深まる謎……まるで自分がそこにいるかのような臨場感に、始終ハラハラさせられっぱなしのサスペンスドラマでした。
(ブルーバードさん)

没頭できるミステリーでもありながら、「ケイト」という一人の女性が何を恐れ何から解放されたのか、その移り変わるさまも楽しめる小説です。
(20代女性の方)

特に素晴らしいと思ったのは、ほどんどすべての章に大小様々な謎が設定されていることです。1つ解決したと思ったら、また1つ新たな謎が出てきて……というふうに最後まで飽きさせられることがありませんでした。そして、最後には、物語が始まったときには思ってもいなかったような地点に連れて行かれていました
(林さん)

限られた登場人物で緊張感を高める手法は前作「そしてミランダを殺す」に劣らず相変わらず鮮やかである。
(あんこさん)

* * *

みなさんのご感想を読みながら、「そうですよね!!」と頷いたり、「そこも魅力なんだ!」と新たな視点に気づかされたり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。素敵なご感想をありがとうございました! 

『ケイトが恐れるすべて』は7月30日刊行です。どうぞお楽しみに。この夏、とてつもない読書体験をぜひ味わってみてください!!

冒頭部分の試し読みはこちらからどうぞ↓


*内容紹介
ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住まいを交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか? 年末ミステリ・ランキング上位独占の『そしてミランダを殺す』の著者が放つ、予測不可能な衝撃作!