数々の年末ミステリランキングで1位を獲得し、映画化も控える今村昌弘さん『屍人荘の殺人』のコミカライズ連載が、1000万DL突破のマンガアプリ「少年ジャンブ+」(集英社)にてスタートしました。皆さんすでにご覧いただけたでしょうか。

[第1話]屍人荘の殺人 - 今村昌弘/ミヨカワ将 | 少年ジャンプ+

コミカライズを手がけるのは、乙一さんミステリ短編「山羊座の友人」を漫画化し絶賛されたミヨカワ将さんです。

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第1話では、神紅大学ミステリ愛好会会長にして神紅のホームズこと明智恭介の活躍から幕が上がります。

唯一の会員である後輩の葉村曰く「あながち馬鹿にできないのは、彼が実際に学内から寄せられた事件のいくつかを解決した実績があるからだ。(中略)いざ事件になるとこの人は鋭い閃きを発揮する――ことがある。発揮しないこともある」という明智の推理をお見逃しなく。

第2作『魔眼の匣の殺人』にも引き継がれたミステリ愛好会恒例(?)の食堂のメニュー当て推理合戦も必見です。

明智恭介や剣崎比留子、葉村譲といった主要キャラクターをはじめ、映研部員やOBの面々も含めた楽しいはずの夏合宿……しかし早くもペンション紫湛荘を混沌に陥れる「例の存在」も登場し、物語は加速していきます。

前代未聞の極限状況下で起こる、あの連続殺人事件が、どのように生まれ変わるのか。1ページも読み逃せません!

第2回は6月1日更新です。
3話目までは週刊、そのあとは月刊で連載される漫画版『屍人荘の殺人』は始まったばかり。原作の要素と漫画オリジナルの要素がどう融合していくのか、原作と漫画を照らし合わせて読むのも楽しいですね。