みなさんこんにちは。1月刊行の『ミス・マープルと13の謎』(アガサ・クリスティ著 深町眞理子訳)からはじまった創元推理文庫創刊60周年記念「名作ミステリ新訳プロジェクト」についてお知らせがあります!

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おかげさまでこのプロジェクトは読者のみなさんからご好評をいただいており、『ミス・マープルと13の謎』と2月刊行の『クロイドン発12時30分』(F・W・クロフツ著 霜島義明訳)は重版が決まりました!

そして「次の新訳は何ですか?」というお問い合わせもたくさんいただいており、そろそろ今後のラインナップを「どどんと」発表することになりました! 3月と4月まではメールマガジンなどですでに情報公開しておりますが、5月以降のラインナップは今回が初紹介となります!

■「名作ミステリ新訳プロジェクト」刊行予定ラインナップ

3月 『赤い館の秘密』(A・A・ミルン著 山田順子訳) ◇3月20日発売!
4月 『Xの悲劇』(エラリー・クイーン著 中村有希訳)  ◇4月24日発売!
5月 『血の収穫』(ダシール・ハメット著 田口俊樹訳)
6月 『白い僧院の殺人』(カーター・ディクスン著 高沢治訳)
7月 『わらの女』(カトリーヌ・アルレー著 橘明美訳)
8月 『007/カジノ・ロワイヤル』(イアン・フレミング著 白石朗訳)

どうでしょう、この豪華ラインナップ! ハードボイルドの金字塔やフランスの傑作サスペンス、そして〈ジェームズ・ボンド・シリーズ〉もとうとう新訳に! ミステリ史上に燦然と輝く名作ばかりです。翻訳ミステリ班の総力を挙げて取り組んで参ります!
(この予定で準備は進めておりますが、不可抗力で変更がある場合もございます。その節は何卒ご海容のほど、お願いいたします)

まずは3月20日ごろ刊行の『赤い館の秘密』をぜひお手に取ってみてください。『クマのプーさん』で有名なミルンが書いた長編探偵小説で、かの江戸川乱歩も高く評価していた古典名作です。どうぞお楽しみに~!

(編集部S)