昨年刊行され、大評判となったフランシス・ハーディングの『嘘の木』が第21回やまねこ賞、よみもの部門を受賞しました。
 やまねこ賞は1998年に創設された、邦訳児童書に与えられる賞で、前年10月からその年の9月までに出版された邦訳児童書、および、過去に海外で出版された未訳児童書を対象にしています。
(やまねこ翻訳クラブはこちらから

『嘘の木』は、ファンタジイ、ミステリ、ヤングアダルト、児童書、どのジャンルにもおさまりきれないスケールの素晴らしい作品です。未読の方は、是非この機会にお読み下さい。

『嘘の木』ですっかりフランシス・ハーディングの作品の虜になってしまった皆様、朗報です!
 著者が『嘘の木』に先駆けて書いた作品『カッコーの歌』の翻訳が、2019年1月中旬に刊行されます!
 こちらも英国幻想文学大賞し、カーネギー賞の最終候補にもなった傑作です。解説は深緑野分先生。
 どうかお楽しみにお待ち下さい。