この冬、国内SFの新たな機関誌として、アンソロジー・シリーズ《Genesis》が誕生しました。ベテランから新鋭まで、現代SF界を牽引する執筆陣による書き下ろし短編とエッセイをお届けします。日本SFの最前線と出会う場所、新しい潮流が生まれる源になれればと思っています。

第1巻の執筆陣(敬称略)は、久永実木彦、高山羽根子、宮内悠介、秋永真琴、松崎有理、倉田タカシ、宮澤伊織、堀晃、加藤直之、吉田隆一の10名です。

日本SFの新時代を創る《Genesis》、どうぞご期待ください。

*収録作品一覧*

久永実木彦「一万年の午後」
高山羽根子「ビースト・ストランディング」
宮内悠介「ホテル・アースポート」
[エッセイ]加藤直之「SFと絵」
秋永真琴「ブラッド・ナイト・ノワール」
松崎有理「イヴの末裔たちの明日」
[エッセイ]吉田隆一「SFと音楽」
倉田タカシ「生首」
宮澤伊織「草原のサンタ・ムエルテ」
堀晃「10月2日を過ぎても」