みなさま、こんにちは。
先日は『カササギ殺人事件』ゲラ版読者モニターにご応募いただき、誠にありがとうございました。

このモニター企画で過去最多のご応募をいただき、嬉しい悲鳴を上げつつ、740頁分のゲラを30通延々コピーして当選者の方々にお送りしたのが8月上旬のこと。

1カ月後、私の手元にはモニターの皆様からいただいた素敵な感想の山が! 訳者の山田蘭さんにもご覧いただき、二人してキャッキャと喜んでいました。
今回はそのコメントごく一部を、みなさまにご紹介させていただきます。

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 読後の興奮度、物語の反芻度は今年はまだ終わっていませんがもう多分この作品がナンバーワンですし、ここ数年でも飛び抜けていると思いました。翻訳ミステリはこういった化け物級の作品が突然出てくるのが本当にたまりません。まさに読書の愉悦です。

(中略)
これから読むかた(読む前に戻ってもう一度読みたいから羨ましくてたまりません……)への注意事項としては、上下巻揃えてから読み始めること。上巻を読み終わったのが夜中で、本屋さん開いてない。なんて事になったら大変です……のたうち回ることでしょう。そして下巻を読むときは時間を確保してから。もう止まらないからです。わたしはいくら乗り物酔いをしようと、バスでも電車でも仕事の休憩時間でさえ辛抱たまらず読んでいました。
(40代女性の方)

これはもう今年最高のミステリーと言い切っても過言ではありません。自信を持って友達に勧められる本のひとつになりました。
(しのさん)

『カササギ殺人事件』は、ミステリーファンにも、これからミステリーを読み始める方にもおすすめできる作品だと思います。魅力的な謎に惹きつけられてどんどん読み進めてしまううえ、文章が非常に読みやすいので、上下巻合わせて700頁ほどになる分量を感じさせません。作り込みも丁寧なので、再読すると新たな発見も楽しめるのではないかと思います。
(30代男性の方)



アガサ・クリスティを愛する方のみならず、全てのミステリー好きな皆さまに心からオススメする1冊である事は確実なのです。私が今年読んだミステリーNo.1であることは揺るがないとここで誓います。

(ハルミンさん)

ミステリー好きにはたまらないキーワードがてんこ盛りかつ、これぞ王道!な展開が山ほど出てくるのですが、すべてに意味がある。決してありふれた事件で終わらないところがすごいです。 天国のクリスティに読んでもらいたい!
(菜月さん)

節々にクリスティへの愛を感じるオマージュであるとともに、現代ミステリの最高傑作と言って良い。とにかくだまされたと思って読むべし。絶対に損はしない。
(30代男性の方)

アガサ・クリスティを全作読んでいないので、本作をどれくらい理解出来るか不安でした。しかし、読み始めて直ぐに杞憂だと分かりました。一度読み出すと、途中で中断するのが難しくなるほどでした。
(燎さん)

上下巻というこの分量も気がつくとページをめくる手が止まらず、あっという間に読み終えていた。ミステリとしてストレートに面白いのはもちろん、ミステリファンのためのミステリ愛あふれる作品だと思う。いろいろな意味でミステリファン必読の一冊。是非おすすめしたい。
(Y.Mさん)

……「一粒で二度美味しい作品」だ。クリスティへの愛もとい、ミステリへの愛がひしひしと伝わってくる傑作。間違いなく今年イチバンの「面白い」ミステリでしょう。
(20代の方)


みなさまありがとうございました。
『カササギ殺人事件』は9月28日ごろ発売です。どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。 
最後にこれだけは言わせてください。
「上巻を読んだら、本当に下巻に手を伸ばさずにはいられない作品です!」

『カササギ殺人事件』(上巻)
『カササギ殺人事件』(下巻)