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面白いミステリは小説だけでなく、ゲームの世界にもあるはず! 「ミステリーズ!」では、ミステリ・ゲームの世界も紹介してきます。 今回は昨年末にミステリやサスペンスドラマを扱った「ミステリー&サスペンス検定」というクイズ形式の検定試験を実施した、アーケードで人気の『クイズマジックアカデミー』について、濱野統括プロデューサーにお話をうかがいに、KONAMI本社にお邪魔してきました。 2009年8月11日発売の『ミステリーズ!vol.36』では、うかがってきたお話を掲載していますが、実はこのインタビュー、北山猛邦先生も同行されていました。 別にそこには深い話も、長い話もございません。今回の「Webミステリーズ!」では、そのちょっとしたわけをお届けします。 * * * *
2008年の年の瀬もせまった12月の頭。北山先生との打ち合わせ中に、ふとゲームの話になりました。 北山「結構難しいですよ。ミステリの老舗としては、受けて立たなきゃならないんじゃないですか?(笑)」 これが『クイズマジックアカデミー』(以下QMA)との出会いでした。 売られた喧嘩はすべて買う!――わけでは決してないですが、とりあえずやっておかないとまずいんじゃ、というよくわからない理由で、数日後、編集部からK島と私、そして見届け人の北山先生で、都内某所のゲームセンターにやってきました。 K島「で、これどうやって遊ぶの?」 そんなわけで、まずは北山先生に見本を見せていただきました。 今回チャレンジしたのは、QMA5の「ミステリー&サスペンス検定」というものです。問題の配信終了が迫っていたためか、参加者は全部で3万数千人ほど。予想以上の人がこのゲームを遊んでいるようです。ミステリ作家や作品に関する問題がガンガン出てきます。しかも横に小さく表示される正答率を見ていると、0%の問題もたくさんあります。○×問題、スロット問題、記述問題……。様々な出題形式があるようです。制限時間は1問20秒。 こういうものなんだ、と思いながら席につき、早速挑戦します。私たちもミステリ編集のはしくれ。ミステリ関連の問題はサクサク答えます。 K島「未訳の作家の問題も出るんだね」 が、しかし……。「サスペンス」に関する問題がなかなか解けません。 Q「江戸川乱歩の美女シリーズで、文代を演じた女優を一人答えよ」 火サスの奥深さを知った一同でした。 果ては『ワトソンの登場しないホームズ作品をすべて答えろ』や、『「名探偵コナン」の劇場版映画を、発表順に並び変えろ』だとか、『「神宮寺三郎シリーズ」のゲームを、発表順に並び変えろ』という、素敵な問題が多数。どんどん100円玉をつぎこみ、全国157位までは食い込むものの、結局その日は全問正解には届きませんでした。 悔しさいっぱいの私たちは、夕飯を食べながら翌々日の配信終了一日前に、再度リベンジをかけることを誓いました。 私「炎の中の美女は早乙女愛、エマニエルの美女は夏樹陽子、化粧台の美女は萩尾みどり……」 前回相当数問題を見たはずなので、今度は大丈夫だろう……。でもいい点数が取れなかったら……。そんなわけで、二日後の昼下がり、不安と期待を胸に私たちは再度ゲームセンターへ向かいました。 あんなに苦労したはずの全問正解も、2回目の挑戦であっさりクリア。 一同「おお!」 立て続けに全問正解を連発します。ただこのクイズ、全問正解しても高得点が取れるわけではないんです。配点が高い問題を、少ない時間でどれだけ答えられるかが得点にかかわってきます。 ここまでくるともはや意地。時間の許す限り挑戦し、その日の結果は全国62位。納得のいく順位に笑みを浮かべながら編集部に戻ると、「ミステリーズ!」編集人K原に「そんなことやってたなら、記事にすればよかったのに……」と言われてしまいました。確かにそうだと思い、そのときの思いが、この「ミステリ・ゲーム」紹介企画へと結びついたわけです。 この企画のきっかけにもなったQMAについて話をうかがいに行くなら、北山先生にも声をかけなければ……。 そういうわけで北山先生と私は、六本木はミッドタウンまで一緒に出かけました。 私「……北山さん、六本木ってよくいらっしゃいます?」 こっちじゃない、あっちかな、とぐるぐると遠回りした結果、なんとか入口に辿り着いた2人。あまりのビルの巨大さに圧倒されて、しばし茫然としてしまいました。おのぼりさんかよ、という突っ込みは受けつけません。 受付のお姉さま「承っております。エスカレーターをあがって、入口にこちらをかざしてお入りください」 案内されて向かった応接エリアの入口。 北山「すごいですよ! 入口が二次元バーコードの読み取りです!」 ……繰り返しますが、おのぼりさ(以下略)。 こちらでインタビューさせていただいた模様は、『ミステリーズ!vol.36』に掲載されております。ご興味がおありの方は、ぜひそちらもご確認ください。 * * * * ニンテンドーDSソフト『クイズマジックアカデミーDS』を抽選で1名様にプレゼントします! 【プレゼント応募要項】 ご希望のかたは、下の応募フォームよりお申し込みください。プレゼント選択のラジオボタンは「ニンテンドーDSソフト『クイズマジックアカデミーDS』プレゼント」をチェックしてください。ご応募多数の場合は抽選となります。当選発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
■お申し込み締切 2009年9月30日(水) |
『クイズマジックアカデミーDS』 対応ハード:NINTENDO DS ジャンル:コミュニケーションクイズゲーム 希望小売価格:通常版 5,250円(税込) CEROレーティング:B(12歳以上対象) 発売元:株式会社コナミデジタルエンタテインメント (c)2008 Konami Digital Entertainment ■『クイズマジックアカデミー』ポータルサイトはこちら http://www.konami.jp/qma/ |
(2009年8月5日) |
これまで英国における魔法活動は、裁定評議会の面々によって常に綿密に組織されてきた。
だが、その裁定評議会内部リングの一員(もちろん魔法使いだ)がある日奇妙な事実に気づいた。
どうやらどこぞの異世界が、地球の産業技術をこっそり盗みとっているらしいのだ。
そうはさせじと、敵の監視機関(そこにいるのはどうやら男ばかり)を攻めるべく、英国の精鋭魔法使いによる襲撃隊が結成された(でも乗り物はバスだったりする)。
ところが空間を超える最中に発生した予定外の事故のせいで、襲撃隊で生き残ったのは女性5人だけ。そこに密航者の母子も加わり、地球の魔女たちの奇想天外な襲撃がはじまった!
対するはいずれも手強いアルス(これが監視機関の名前らしい)の魔法使いたち。ケンタウロスや謎の種族も加わって、さあ、どう迎え撃つ!
おなじみ英国児童文学の女王ジョーンズによる、ジョーンズらしさ満載の愉快な愉快なファンタジー。
(2009年8月5日)
ファンタジーの専門出版社|東京創元社


■内容紹介
汽車で偶然乗りあった男が語った、のどかな田園で暮らす美しい双子と、魔女と呼ばれた少女の「恋愛小説」。いかなるときも一緒で、互いに思い合う固い絆で結ばれた兄と弟。しかし、弟が隣村に奉公に出たことで二人の関係は少しずつ形を変え、さらには少女の登場により、決定的に道をたがえることに……。『爺さんと僕の事件帖』のしかくのによる、確かな描写力と余韻に満ちた、本格ミステリ・コミック堂々登場! 綾辻行人推薦。
(2009年8月5日)
推理小説の専門出版社|東京創元社
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