今月の本の話題Science Fiction

2015.01.01

【新年特別企画】2015年 東京創元社 翻訳SF・ファンタジイラインナップのご案内

あけましておめでとうございます。
今年刊行予定の翻訳SF・ファンタジイ作品ラインナップをご案内いたします。読書計画の参考としていただければ幸いです。
本年もご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(タイトルは一部を除き仮題です)


《創元海外SF叢書》(四六判 仮フランス装)
バネ足ジャックと時空の罠 上

バネ足ジャックと時空の罠 下
マーク・ホダー《大英帝国蒸気奇譚》三部作/金子司訳
『バネ足ジャックと時空の罠』The Strange Affair of Spring Heeled Jack(1月下旬刊行)
The Curious Case of the Clockwork Man(初夏刊行予定)
Expedition to the Mountains of the Moon(秋刊行予定)
蒸気機関と遺伝学が急激な発達を遂げた19世紀英国ロンドン。蒸気馬車や改造生物がゆきかうこの帝都で、天才探検家バートンは親友の新鋭詩人スウィンバーンとともに、ヴィクトリア朝の根底を揺るがす陰謀に立ち向かう。デビュー作にして2010年度フィリップ・K・ディック賞受賞、歴史改変スチームパンクの快作登場!


創元SF文庫の人気作家&新世代作家陣
アン・レッキー Ancillary Justice/赤尾秀子訳
遠未来の星間帝国。宇宙戦艦のAIを複数の人間の身体に同期させた生体兵器“属躰”のひとりブレクは、ある事件を経て皇帝への復讐を誓う。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・クラーク賞・英国SF協会賞・ローカス賞・キッチュ賞と英米で6冠獲得、大型新人デビュー作!

ラヴィ・ティドハー『完璧な夏の日』The Violent Century/茂木健訳(2月中旬刊行)
第二次世界大戦直前、世界各地に突如現れた異能力者たちは超人(ユーバーメンシュ)と呼ばれ、各国の軍や情報機関に徴集されて死闘を繰り広げた。そして現在。彼らは〈完璧な夏の日〉と呼ばれた少女にまつわる謎を語りはじめる……。新進気鋭の世界幻想文学賞作家による長編。

チャーリー・ヒューマン Apocalypse Now Now/安原和見訳(3月刊行)
特殊能力を秘めた高校生バクスター&超常現象専門の賞金稼ぎローニンのコンビが、異形のモンスターやゾンビ相手に大暴れ! 南アフリカ出身、期待の新人作家が放つアクションSF。

ロバート・チャールズ・ウィルスン Burning Paradise/茂木健訳
20世紀初頭に発見された地球を包む〈電波層〉の活用により、平和と繁栄を謳歌する人類。しかしその陰には、〈電波層〉を利用して巧妙な支配をはかる謎の存在が……。ヒューゴー賞・星雲賞受賞『時間封鎖』のロバート・チャールズ・ウィルスンによる最新長編。

ジョーン・スロンチェフスキ The Highest Frontier/金子浩訳
22世紀、海面上昇と毒性を持つ地球外生命体の侵入によって危機に瀕した地球。宇宙コロニー内の先進的研究を行う大学に進学したジェニファーは、コロニーを襲う危機に立ち向かう! 2012年キャンベル記念賞受賞作。

オシーン・マッギャン Rat Runners/中原尚哉訳
超監視社会となった近未来のロンドン。街の裏側を知り尽くす少年少女がそれぞれの特技を駆使して政府や地下犯罪組織の監視網を巧みにかいくぐり、ある科学者が殺された原因に迫ってゆく!

ロイス・マクマスター・ビジョルド Captain Vorpatril's Alliance/小木曽絢子訳
『外交特例』から数年、今度はイワンが結婚を!? 大人気スペース・オペラ、マイルズ・ヴォルコシガン・シリーズ最新刊。


国内・海外ファンタジイ作品ラインナップ
ラッキー&ディクスン『白き鷲獅子』The White Gryphon(《魔法戦争》シリーズ)/細美遙子&佐藤美穂子 訳(創元推理文庫F)
ホワイトグリフォンの街を作ったアーゾウの民のもとに、見慣れぬ船が……。ヴァルデマール伝説の時代を描く三部作第二弾。

レイ・カーソン『茨の王国』The Bitter Kingdom(《炎と茨の王女》シリーズ)/杉田七重 訳(創元推理文庫F)
連れ去られた恋人のあとを追って敵の本拠地に乗りこんだエリサ。エリサは女王として敵を退け、内乱を抑えることができるのか。好評三部作完結。

ロビン・ホブ『白き予言者』Fool's Fate(《道化の使命》シリーズ)/鍛治靖子 訳(創元推理文庫F)
婚約者との約束を守り、ドラゴン退治に乗り出したデューティフル王子とフィッツ。行く手に待ち受けるのは恐るべき罠だった。大河ファンタジーついに完結。

乾石智子『太陽の石』(創元推理文庫F)
九人の魔道師きょうだいの壮絶なたたかい。生命を育む緑の魔道師はその宿命を断ち切ることができるのか。〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ第3弾待望の文庫化。

乾石智子『滅びの鐘』(四六判)
ふたつの民族が共存している北の国カーランディアで、平和の象徴の鐘が破壊された。それが国全体を揺るがすことに。日本ファンタジーの旗手乾石智子の最高傑作登場。

廣嶋玲子『鵺の家』(四六判)
人ならぬものが棲む黒い森。一族にまつわる呪いを断ち切るために、少年と少女が魔に立ち向かう。大正時代の日本を舞台にした、清新なファンタジー。


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