今月の本の話題

2018.08.06

「最新作『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』&『王とサーカス』文庫化記念!対談 辻真先×米澤穂信」掲載号です。『ミステリーズ!vol.90』

友を待つ
とんでもない気温の日々が続く今日この頃。そんな夏を乗り切るため、冷房の効いた部屋でじっくりと読みたい、「ミステリーズ!vol.90」のラインナップをお届けいたします。

特別企画は、最新作『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』と、『王とサーカス』文庫化記念、辻真先さんと米澤穂信さんのスペシャル対談です! 名古屋と岐阜、東海地方出身という共通点があるおふたり。創作秘話やそれぞれの作品について、じっくりと語っていただきました。
何より、両作品の主人公・那珂一兵と太刀洗万智について、お互いが語るパートは見逃せません。辻さんと米澤さん、それぞれが好きだと話す彼らはどのようなキャラクターなのか? ここだけの熱い想いをぜひご覧ください。

また、『空耳の森』以来の待望の新作、七河迦南さんによる「刹那の夏」は見逃せません。伯父が遺したボトルシップがいざなう、過去の事件。あの時何が起こったのかを解き明かす本格ミステリを、160枚にも及ぶ大ボリュームでお届けします。回文や叙情的な描写、巧みな伏線など、「これぞ七河節!」とお楽しみいただけること間違い無しです。

そして、バラエティに富んだ読切をご紹介します。〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ最新作、近藤史恵さん「クスクスのきた道」。あるイラストレーターの述懐から始まる、奥田亜希子さん「真ん中の名前」『屍人荘の殺人』と争った、第27回鮎川哲也賞最終候補作『恋牡丹』(10月刊行)より先行掲載、戸田義長さん「願い笹」。第3回創元SF短編賞飛浩隆賞受賞作の、渡邊利道さん「エヌ氏」

盛りだくさんなラインナップでお届けする今号を、どうぞお楽しみください!


(2018年8月6日)



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