今月の本の話題

2017.08.08

「文庫版『エクソダス症候群』刊行記念!『東京創元社とわたし』宮内悠介×日高トモキチ特別企画」号です 『ミステリーズ!vol.84 AUGUST 2017 』

梅雨がやっと明けたと思いきや、台風が連続してやってきたりと、なかなか落ち着かない夏ですね。そんなすっきりしない天気を打ち破るように、「ミステリーズ!」は今号も熱い内容でお届けします。

特別企画は、文庫版『エクソダス症候群』刊行記念!ということで、宮内悠介さんと漫画家・日高トモキチさんによる、「東京創元社とわたし」。宮内さんはかねてより日高さんの漫画の大ファンで、日高さんも宮内作品が大好きだということです。
東京創元社の本で育ったと語るお二人が、小社のおすすめ本を二冊ずつ持ち寄って紹介し、その思いを語った対談は、濃い内容になりました。加えて、日高さんによる描き下ろしコミックも見逃せません!

新連載は、芦原すなおさんによる『ハムレット殺人事件』がスタート。演劇サークルをめぐる長編ミステリで、『月夜の晩に火事がいて』『雪のマズルカ』などでお馴染みの、ふーちゃんこと山浦歩が活躍します。彼を待ち受けているものとは?

加えて、読切では真夏の傑作2本が豪華競演。まず、作品掲載としては本誌初登場の、円城塔さん「遍歴(エルゴディック)」。他人の生を経験し続ける人々を描いた、円城ワールド炸裂の短編です。
次に、『ほうかご探偵隊』が好評を博している倉知淳さんによる、「吊られた男と語らぬ女」。死神めいた刑事が活躍する倒叙ミステリシリーズの最新中編で、犯人を追いつめる乙姫警部の推理が冴え渡ります。

充実の今号も、どうぞお楽しみください。

(2017年8月9日)



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