今月の本の話題

2017.04.18

〈(株)魔法製作所〉の著者が久々に放つ期待の3部作! シャンナ・スウェンドソン『ニューヨークの妖精物語』【2017年4月】

〈(株)魔法製作所〉ファンの皆様、お待たせいたしました。シャンナ・スウェンドソンの新作〈フェアリーテイル〉いよいよ刊行です!

 舞台は同じ現代のニューヨーク。
 ブロードウェイで大成功し、一躍スターダムに躍り出た女優エミリー・ドレイクは、ファンだと称する奇妙な男に連れられ、いつのまにか妖精界に足を踏み入れてしまう。どうやら妖精界の実力者のひとりであるメーヴがエミリーを探しているらしい。
 妖精の宮廷は歌って踊って食べて飲んでのパーティの真っ最中、だが、妖精界で食べ物や飲み物を口にするのは厳禁、人間の世界に戻れなくなってしまうのだ。ようやく舞台での成功をつかんだばかりのエミリーは、こんなところに長居はできないとばかりなんとか人間の世界にもどろうとする。

 一方エミリーが消えた人間界。エミリーの姉ソフィーは、妹がさらわれたことを察知して(第六感か?)、ルイジアナからニューヨークに文字通り飛んできた。
 ソフィーはかつて妖精にダンスを習ったことがあり、そのときの対価として妖精に妹を浚われたのではないかと疑っていたのだ。ソフィーの懸念は間違っていなかった。調べるうちに、エミリーが妖精に浚われたことが明らかになる。

 なんとか妹をとりもどさなければ。だがひとつ問題が……。そもそも警察は「妹が妖精に浚われました」と訴えて信じてくれるだろうか? おそらく一笑に付されるか、頭がおかしいと思われるのがオチだろう。警察に訴えることはできない。ならば自分で捜すだけとばかり、ソフィーは妹の愛犬、ブルドッグのボーレガードをおともに妖精界に乗りこむ。

 エミリーのマンションのお隣さんの刑事マイケルは、消えたエミリーを心配し(そしてどうも行動がヘンなソフィーのことも心配し)、ソフィーを助けてエミリーを探そうとしていた。実はマイケルは何年も前に妻が行方不明になっていたのだ。だが、事情をしらない、しかも刑事であるマイケルの捜査は、かえって邪魔になるだけ。ソフィーは彼の好意をありがたく思いつつも、なんとか誤魔化して独自の捜査を進める。
 だがソフィーのあとをこっそりつけたマイケルが、セントラル・パークで開かれていた妖精の市に踏み込んでしまったことで……。

 謎また謎、魔法も恋も詰め込んだ、現代版フェアリーテイル。期待の3部作開幕です!
 第2弾は今秋お届けする予定! お楽しみに

(2017年4月18日)



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