今月の本の話題

2016.08.04

映画二作、日本公開はどうなるのでしょう? ローラン・ビネ『HHhH』

2013年6月刊、2014年本屋大賞・翻訳小説部門第一位、第4回Twitter文学賞第1位のローラン・ビネ『HHhH――プラハ、1942年』は、あのエンスラポイド作戦(第三帝国で最も危険な男、金髪の野獣などと呼ばれたラインハルト・ハイドリヒ暗殺作戦)を独特の語り口で描いた作品ですが、この夏、この作戦に関する映画の情報が二つ、上がってきています。どちらもプラハでのロケが話題になりました。

『HHhH』そのものの映画化は、
監督  セドリック・ヒメネス
出演  ロザムンド・パイク、ミア・ワシコウスカ
ジェイソン・クラーク、ジャック・オコンネル 他

ロザムンド・パイクは『ゴーン・ガール』
ミア・ワシコウスカは『アリス・イン・ワンダーランド//時間の旅』のアリス等
ジェイソン・クラークは『エベレスト 3D』『猿の惑星 新世紀』等。
ジャック・オコンネルは『マネーモンスター』
http://www.imdb.com/title/tt3296908/
*『HHhH』の映画化とはいっていますが、はたして、語り手の僕が登場するのか否か……?

『Anthropoid』
これはエンスラポイド作戦そのものを扱ったハリウッド大作で
監督  ショーン・エリス
出演  ジェイミー・ドーナン、キリアン・マーフィー 他

ちなみにジェイミー・ドーナンは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で話題になったので覚えている方も多いのでは?
http://www.imdb.com/title/tt4190530/
こちらの作品はトレイラーを見られます。

ラインハルト・ハイドリヒはヒムラーの右腕と言われた男で HHhH とは、Himmlers Hirn heißt Heydrich=ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる、の意。
どちらも、日本公開を期待しています!
そういえば、ヒムラーの日記がつい最近、ロシアで発見されたというニュースが数日前に各国で報道されていましたね。


(2016年8月5日)



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