今月の本の話題

2016.06.06

この街では何かが起きている――。貫井徳郎『ドミノ倒し』ついに文庫化!

地方都市・月影市で探偵業を営む十村は、亡くなった元恋人の妹から殺人事件の調査を依頼される。十村が旧友の警察署長と調査に着手したところ、過去に月影市内で起きた別の未解決殺人事件との奇妙な共通点が見つかり、さらに調べるとまた別の殺人事件との繋がりが浮かび上がる。真実を追えば追うほど異様に広がっていく事件。この街では何かが起きている――。探偵が真相に迫るとき、恐るべき結末が待ち受ける!
人間の歪みと捩れを浮き彫りにする衝撃作。

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意欲作を次々に発表する貫井徳郎さんが放つ、一度読み始めたら読むのがやめられない傑作『ドミノ倒し』がついに文庫化です。
探偵小説の妙味が存分に発揮され、軽快に物語は進んでいく一方、十村が真相に迫れども、連鎖し広がってく異様な事件。探偵は果たして真実に辿り着くことができるのか。そして迎える、衝撃の結末とは。
読み終わった瞬間、また頭から読みたくなること間違いありません。きっと、初読とは違った印象をもって読み進めることになるでしょう。
『慟哭』の著者が仕掛ける、二度読み必至の衝撃作をどうぞお楽しみに!

単行本刊行時に書店員さんからも驚愕の声が続々届きましたので、一部ご紹介いたします。

◆ライトなジョークがいつしかブラックなユーモアに変わり、そしてなぜだか人生最悪の局面に!! 真実を追うほどに深まる謎の行方と一気読みさせる筆力の高さは見事!!
──三省堂書店営業企画室・内田剛さん

◆シリアスな作品が続いていた貫井さんの新作は、これぞエンターテイメントの真骨頂!と大喝采したくなるような極上の小説。
──MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店・中村優子さん

◆ひょうひょうとした主人公の語り口を楽しみながら読んでいたら、最後の最後でとてつもない秘密と真相にビシ~~ッとビンタをくらいました。完敗です。
──戸田書店静岡本店・鍋倉仁さん

◆事件の真相に近づいているんだかいないんだか、鋭いんだか鈍いんだか、カッコ良いんだかカッコ悪いんだか……こんな探偵見たことない。ニュータイプハードボイルド小説誕生。
──精文館書店中島新町店・久田かおり

◆倒れ始めたら最後まで止まらないドミノ倒しのように、最初から最後までページをめくる手が止まらない。そして、ドミノが描いた形に驚愕すること間違いなし。
──あおい書店池尻大橋店・吉原佑哉

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そして貫井さんの傑作ミステリ『愚行録』がオフィス北野企画・制作で映画化し、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野共同配給にて、公開することが決定致しました。出演は妻夫木聡さん、満島ひかりさん、小出恵介さん、臼田あさ美さん、市川由衣さん、松本若菜さん、中村倫也さん、眞島秀和さん、濱田マリさん、平田満さんなど、超豪華キャストでお贈りします。

公式HP→http://gukoroku.jp
公式Twitter→https://twitter.com/gukoroku_jp

一家惨殺事件をめぐり、様々な人が語る「事件」と「被害者」。数多のエピソードを通して浮かび上がる、人間たちの愚行のカタログ。公開は2017を予定しております。
新たな情報が公開され次第、随時お知らせいたします。映画公開まで、ぜひ原作を読んで待ちましょう! キャストの皆さんがどの役柄を演じられるのか、想像するのも楽しいですね。

(2016年6月6日)



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