今月の本の話題

2015.03.05

なんと大幅改稿! 文庫版『体育館の殺人』刊行[2015年3月]


2012年、第22回鮎川哲也賞を受賞し颯爽と『体育館の殺人』でデビューを飾った青崎有吾さん。アニメネタの溢れる現代的なストーリーに、エラリー・クイーンばりの論理的な推理がおり混ざったハイブリッド本格ミステリとして、話題を集めました。その後、第二長編『水族館の殺人』、短編集『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』〈裏染天馬シリーズ〉を刊行し、いまもっとも注目を集める若手ミステリ作家の一人といえるはずです。

そんな青崎さんのデビュー作『体育館の殺人』が装いも新たに文庫版として登場です。青崎さん曰く、「かなり単行本の時から手を入れました」という力作。探偵役の裏染くんの推理部分や、「読者への挑戦状」の挿入など単行本時からパワーアップしています。両バージョンをぜひ読み比べてみてください。

また、今回も人気イラストレーター・田中寛崇さん渾身の作品をカバーに使用しています、そちらもお楽しみに!

(2015年3月5日)




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