今月の本の話題

2014.06.05

作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。 東京創元社編集部・編『私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり』[2014年6月]

アーデン城の宝物
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【東京創元社創立60周年記念出版】
作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。
「ミステリーズ!」の好評連載に書き下ろしを加えた、豪華執筆陣全51名のエッセイ集。作家を志したきっかけや、新人賞受賞までの道のりなど、デビューまでの波瀾万丈の逸話と作家であり続けるための創作論を、デビュー年順に贈る。
51のエピソードで読み解く、戦後日本ミステリ史!

収録作家:
土屋隆夫、高城高、芦川澄子、小鷹信光、辻真先、中町信、山田正紀、竹本健治、今野敏、笠井潔、戸松淳矩、逢坂剛、太田忠司、島田荘司、菅浩江、井上雅彦、芦原すなお、綾辻行人、倉阪鬼一郎、歌野晶午、法月綸太郎、樋口有介、有栖川有栖、北村薫、はやみねかおる、宮部みゆき、芦辺拓、松尾由美、倉知淳、近藤史恵、田中啓文、愛川晶、小林泰三、柴田よしき、西澤保彦、荻原浩、鯨統一郎、柄刀一、井上尚登、桜庭一樹、伊坂幸太郎、青井夏海、大倉崇裕、柳広司、米澤穂信、石持浅海、北山猛邦、坂木司、東川篤哉、森谷明子、大崎梢
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二度と集まらない豪華執筆陣51名によるエッセイ集です。作家の方々が、意外と知られていないデビュー当時の思い出を語っており、バラエティに富んだ逸話が収録されています。
新人賞への投稿を繰り返した日々。かけがえのない仲間と創作談義をした思い出。作家として生き続ける決心をしたきっかけ。執筆を支えてくれた編集者や家族の忘れられない一言。どのエピソードにもドラマがあり、当時の不安や夢が瑞々しく綴られていて胸に迫ります。

また、作家としてステップアップするための、具体的な創作論を語っている方もいますので、創作志望のみなさんにもおすすめです。さらに、デビュー年順の掲載ということから、単なるエッセイ集ではなく、戦後日本ミステリ史を読み解く資料としても楽しめます。

巻頭には各デビュー著作の初版書影をカラーページで掲載していますので、そのレアさもあわせてどうぞお楽しみください!

(2014年6月5日)




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