今月の本の話題

2013.11.06

青春ミステリの名手 相沢沙呼のベストセレクション 『卯月の雪のレター・レター』刊行[2013年11月]

フラテイの暗号
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センシティブな青春ミステリ『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞し、衝撃のデビューを飾った相沢沙呼の最新刊が登場です。

 姉妹間、友人同士、教え子との関係など、相手を思いやるあまりに悩みを抱える主人公たちを、繊細な筆致で描きます。〈酉乃初の事件簿〉シリーズとはまた異なる魅力が溢れる“日常の謎”五編をお楽しみ下さい。

 今作を作業していて思ったのは、娘を持つ父親にもぜひ読んでいいただきたい、ということです。思春期の少女たちが悩みつつ希望を見つける姿に、感動必須です!


~ここからは編集後記です~

 相沢沙呼さんのカバーといえば、『午前零時のサンドリヨン』『ロートケプシェン、こっちにおいで』、さらに〈マツリカ〉シリーズの『マツリカ・マジョルカ』『マツリカ・マハリタ』と女子高校生の姿が描かれています。今回は、これらの両シリーズに負けるものか、とイラストレーターの荒川眞生さんにお願いして奮発(?)してみました。制服姿の女子高生を多めに仕上げてもらいました! 

ですが、深緑野分さんの『オーブランの少女』のカバーが仕上がっている様子をみて、「やられた!」と。『オーブランの少女』の方が女子の数が多い。

(2013年11月6日)




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